特徴/HP Pavilion HPE380jpレビュー

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Pavilion HPE380jpは、HPの2010年冬モデルであり、拡張性に優れたミニタワー型の筐体を採用しています。HPのデスクトップでミニタワーを採用しているモデルとして、HPEシリーズp6000シリーズの2つが挙げられますが、HPEが高いパフォーマンスの提供を目的としたハイエンドモデルなのに対し、p6000はコストパフォーマンス性(低価格)を重視しているという違いがあります。つまりHPEシリーズは、拡張性と高パフォーマンスの両方を手に入れたいユーザー向けのデスクトップです。

HP Pavilion HPE380jpレビュー

HPEシリーズにはHPE390jp/HPE380jp/HPE360jpの3つのモデルが存在しますが、この3つのモデルの大きな違いは搭載できるCPUの種類です。
・HPE390jpでは、最先端テクノロジーを搭載したインテル Core i7プロセッサの中の上位モデルを搭載できます。
・HPE380jpでは、HPE390jpよりも下位のインテルCcore i7プロセッサとCore i5プロセッサを搭載できます。
・HPE360jpでは、AMDの新世代プロセッサーAMD Phenom II X6 6コアプロセッサを搭載できます。

性能の面では、HPE390jpが一歩抜きん出ています。このHPE 380jpは、ハイエンドのHPE 390jpに比べて、コストパフォーマンスに優れた高性能マシンとして位置づけられます。つまり、高い性能は必要だが、価格面も重視したい方におすすめです。

HP Pavilion HPE380jp

HPE380jpの前面部は、他のPavilionデスクトップシリーズと同様、ピアノブラックを基調とした、光沢加工処理されたデザインを採用。非常につややかで、高級感を演出しています。しっとりとした印象のため、置き場所に困りません。ただし、埃や汚れが目立ちやすいので、気になる人はこまめに拭き取る必要があります。

HPE380jpレビュー

HPE380jpは、ミニタワーシャーシを採用しているため、拡張性は十分です。5.25インチベイ×2、3.5インチベイ×2、 PCI Express x16を1スロット、PCI Express x1を3スロット、 PCI Express x1 Mini Cardを1 スロット装備しているため、購入後に拡張する必要が生じても安心です。筐体内部にもネジを外すだけで簡単にアクセスできます。
HPE380jpは、CPUにインテルCore i5/i7の2種類/3モデルの中から選択可能。
・インテルCore i5 -760 プロセッサ(2.8GHz、TB時最大 3.33GHz/1MB L2 キャッシュ + 8MB L3 キャッシュ)
・インテルCore i7 -870 プロセッサー(2.93GHz、TB時最大 3.6GHz/1MB L2 キャッシュ + 8MB L3 キャッシュ)
・インテルCore i7 -880 プロセッサー(3.06GHz、TB時最大 3.73GHz/1MB L2 キャッシュ + 8MB L3 キャッシュ)
性能重視の方はCore i7を、価格重視の方はCore i5を、というように自分のニーズに合わせてCPUを選択できるのはうれしいですね。
また、光学ドライブにブルーレイドライブも選択できるので、テレビに繋いで迫力ある映像を楽しむこともできます。グラフィックカードの選択肢も多様なので、ニーズに合わせて選択することが可能です。また、オプションですが、USB 3.0ポートを搭載することも可能です。USB 2.0に比べて理論値で10倍の転送速度を実現できます。USB 2.0の転送速度に満足していない方は検討してみてもいいかもしれません。
このHPE380jpは、拡張性に優れた高パフォーマンスマシンを手に入れたいという方におすすめのデスクトップです。さまざまなオプションが用意されているので、自分の望む構成にカスタマイズすることができます。

HPデスクトップPavilion HPE380jpレビュー

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