HP ProDesk 400 G3 DM/CT徹底解説

ProDesk 400 G3 DM/CTは、HPの法人向けProシリーズに属するデスクトップ。超コンパクトなボディを採用しており、多彩なカスタマイズが可能でコストパフォーマンス重視の構成に仕上げることができます。

(*ProDesk 400 G3 DMの後継モデルとしてProDesk 400 G4 DMが提供されています→参考：ProDesk 400 G4 DMレビュー)

ここでは、ProDesk 400 G3 DM/CTの特徴、性能について詳しくレビューします。

ProDesk 400 G3 DM/CTの寸法は177×175×35 mmとなっており、非常にコンパクト。片手で掴める大きさです。なので、設置スペースに余裕がない場所にも設置することが可能。設置の自由度が格段に高まります。

また、専用のマウントキットを導入すれば、上のようにモニタの液晶モニタの背面部に設置することも可能。これなら設置スペースが不要になります。

ProDesk 400 G3 DM/CTの大きな特徴として、コンパクトボディながら多彩なカスタマイズが可能で、コストパフォーマンス獣性の構成から性能重視の構成に至るまで、自分のニーズに合った構成に仕上げることができる点が挙げられます。

主なスペックは次の表のとおり。

CPUには、エントリー向けのインテルCeleron/Pentiumに加えて、高性能な第6世代/第7世代Core i3/i5プロセッサを選択できます。

メモリソケットは2基搭載しており、4/8/16GBのカスタマイズが可能。ストレージはHDD(500GB/1TB)に加えて、高速アクセス可能なSSD(128/256GB)も選択できます。

大容量が必要ならHDD、スピード重視ならSSDを選択するといいでしょう。

グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテルHDグラフィックのみを選択可能。光学ドライブは搭載していません。

最もパフォーマンスに優れた構成にした場合、インテルCore i5プロセッサ/16GBメモリ/256GB SSDとなり、性能面だけ見れば、かなり充実した構成に仕上げることが可能です。

前面部。電源ボタン、USB 3.1×2、ヘッドホン端子、マイク端子が配置されています。

背面部。DisplayPort、シリアルポート、USB3.1×2、USB 2.0書ける2LAN端子、電源コネクタ、VGA/HDMI/DisplayPortのいずれか1つが配置されています。

映像出力端子として、DisplayPort、VGA/HDMI/DisplayPortのいずれか1つの合計2つの端子が装備されています。それぞれをモニタに接続することで、2画面出力が可能。効率的な作業環境を構築できます。

以上、HP ProDesk 400 G3 DM/CTについて解説しました。特徴をまとめると次のとおり。

・非常にコンパクトなので置き場所に困らない
・コンパクトマシンながらカスタマイズ性に優れる(多彩なCPU/メモリ/ストレージを選択可能)
・高い基本性能を発揮できる(第6世代インテルCore iプロセッサ/SSD搭載可能)
・2画面同時出力可能


HP ProDesk 400 G3 DM/CTは、省スペースを実現するコンパクトなデスクトップが必要だが、多彩なカスタマイズで自社のニーズに合致した構成に仕上げたいという企業にお勧めです。

*詳しくは、HP ProDesk 400 G3 DM/CT製品情報 (HP Webページ)を参照してください。

(*ProDesk 400 G3 DMの後継モデルとしてProDesk 400 G4 DMが提供されています→参考：ProDesk 400 G4 DMレビュー)