HP 14s-fqの特徴解説
ここでは、HPの14インチノートHP 14s-fqについて詳しく解説します。

HP 14s-fqシリーズは、エントリーシリーズのHPシリーズに属する14インチ液晶搭載ノートPC。コストパフォーマンスに優れたAMDプロセッサを採用しています。
- ホワイトを基調としたシンプルなデザインを採用
- 14インチ液晶搭載ノートPC
- コストパフォーマンスに優れたAMDプロセッサ搭載モデルを選択可能
ここでは、HP 14s-fqの特徴・スペック等について詳しく解説します。
- 目次
- 1)ホワイトをベースとしたシンプルなデザイン
- 2)スペックをチェック
- 3)パッケージをチェック
- 4)各パーツをチェック
- 5)まとめ
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。
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2)スペックをチェック
HP 14s-fqのスペックおよびパッケージは次のとおり。
機種名 | HP 14s-fq0000 | HP 14s-fq1000 | HP 14s-fq2000 | |
モデル名 | エントリーモデル | ベーシックモデル | スタンダードモデル | スタンダードモデルG2 |
OS | Windows 11 (Sモード) | Windows 11 Home (64bit) | ||
液晶 | 14.0インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) |
|||
CPU | AMD 3020e モバイル・プロセッサ | AMD Ryzen 3 5300U モバイル・プロセッサ | AMD Ryzen 5 5500U モバイル・プロセッサ | AMD Ryzen 5 5625U モバイル・プロセッサ |
メモリ | 4GB (4GB×1) DDR4-2400MHz | 8GB (4GB×2) DDR4-3200MHz | ||
ストレージ | 128GB SSD (SATA M.2) | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) | ||
光学ドライブ | - | |||
グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス (プロセッサーに内蔵) | |||
端子類 | HDMI 出力端子×1、SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1、 SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、SDカードスロット | |||
バッテリ駆動時間 | 最大8時間30分 | 最大9時間30分 | ||
寸法 | 約324×225×17.9-21mm | |||
最小構成 重量 |
1.33kg |
(*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください)
OS
エントリーモデルは、Windows 11 (Sモード)のみを搭載。
セキュリティを確保するため、Windows 11 (Sモード)では、Microsoft Storeの検証済みアプリのみを実行できる仕様になっています。したがって、Microsoft Store の検証済みアプリ以外のアプリを実行するには、Sモードを解除して、標準モードのWindowsに切り替える必要があります。一度解除すると、Sモードに戻すことはできません。
ベーシック・スタンダードモデルでは、標準モードのWindows 11を搭載しています。
CPU
CPUはAMD 3020e/Ryzen 3 5300U/AMD Ryzen 5 5500U/AMD Ryzen 5 5625Uプロセッサ搭載モデルを選択可能。
CPU | AMD 3020e | AMD Ryzen 3 5300U | AMD Ryzen 5 5500U | AMD Ryzen 5 5625U |
コアの数 | 2 | 4 | 6 | 6 |
スレッドの数 | 2 | 8 | 12 | 12 |
基本クロック | 1.20GHz | 2.60GHz | 2.10Hz | NA |
最大ブーストクロック | 2.60GHz | 3.80GHz | 4.00GHz | 4.30GHz |
L2キャッシュ | 1MB | 2MB | 3MB | 3MB |
L3キャッシュ | 4MB | 4MB | 8MB | 16MB |
価格の安さでいえばAMD 3020e搭載モデルが一番安くなりますが、性能がそれほど高くないので、処理にもたつくケースが出てくると思います。ある程度快適に作業したいのならRyzenプロセッサ搭載モデルがおすすめ。
メモリ
メモリは4GB/8GB搭載モデルを選択可能。4GBメモリ搭載モデルの場合、処理に時間がかかってストレスを感じるシーンがあるので、できれば8GBメモリ搭載モデルを選んだ方が快適に作業できると思います。8GBメモリは、4GB×2のデュアルチャネル構成なので、一度の多くのデータをやりとりすることができ、マルチタスクを高速に実行できます。
メモリ容量 | 説明 | |
4GB |
↓ ↓ 快適 |
価格重視のモデルで4GBメモリ搭載モデルが用意されることが多いです。価格が安く設定されるのがメリットですが、ちょっと負荷のかかる処理を実行しようとすると、動きがもっさりすることがあるので、できれば8GBメモリ以上のメモリ搭載モデルを選ぶのがおすすめ。 |
8GB | 一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。 |
ストレージ
ストレージは、128GB SSD (SATA M.2)/256GB SSD (PCIe NVMe M.2)の構成モデルを選択可能。HDDを搭載したモデルは用意されていません。SSDは、128GBがSATA接続タイプ、256GBが、SATA接続より高速なPCIe NVMe M.2接続タイプのSSDを搭載しています。
価格 | アクセス速度 | 耐衝撃性 | 静音性 | 重量 | |
HDD | ○ | △ | △ | △ | △ |
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。 | |||||
SSD | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。 |
128GBだと、OSやプリインストールされているアプリケーションの占有領域があるため、使える容量が少なめ。大容量データを大量に扱うのであれば、256GBストレージ搭載モデルの方が、いちいちストレージ残量を気にする頻度を減らせます。
グラフィックス
グラフィックスには、CPU内蔵タイプを選択可能。カードタイプのグラフィックスを搭載したモデルに比べて描画処理能力に劣るため、負荷のかかる動画・画像編集等の作業を快適にこなすのは厳しいと思います。
スペックまとめ
この構成を見ると、HP 14s-fqはエントリーノートPCに位置づけられるだけあって、価格と性能のバランスの良さに注力したモデルに仕上がっています。
なので、Web/メール/SNS/動画再生といった、比較的負荷の軽い作業向けのマシンという位置づけで導入するのがいいと思います。
3)パッケージをチェック
HP 14s-fqで用意されているパッケージおよび価格は次のとおり。
機種名 | HP 14s-fq0000 | HP 14s-fq1000 | HP 14s-fq2000 | |
モデル名 | エントリーモデルS1 | ベーシックモデルS2 | スタンダードモデルS3 | スタンダードモデルG2 |
OS | Windows 11 (Sモード) | Windows 11 Home (64bit) | ||
液晶 | 14.0インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) |
|||
CPU | AMD 3020e モバイル・プロセッサ | AMD Ryzen 3 5300U モバイル・プロセッサ | AMD Ryzen 5 5500U モバイル・プロセッサ | AMD Ryzen 5 5625U モバイル・プロセッサ |
メモリ | 4GB (4GB×1) DDR4-2400MHz | 8GB (4GB×2) DDR4-3200MHz | ||
ストレージ | 128GB SSD (SATA M.2) | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) | ||
割引後価格(税込) | 【快適パソコンライフ!】 44,800円~ |
【快適パソコンライフ!】 74,800円~ |
- | 【快適パソコンライフ!】 84,800円~ |
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現在、上記パッケージが用意されています。
(*価格は2023/1/27時点(税込))
4)各パーツをチェック

液晶パネルには14インチを搭載。最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドットです。
エントリノートPCながら、表示の綺麗なIPSパネルを採用しているため、液晶表示に関する満足度は高いと思います。
メリット | デメリット | |
TN |
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VA |
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★IPS |
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光沢パネルを採用。色を鮮やかに表現できますが、角度によっては、照明などの映り込みが発生する可能性があります。
メリット | デメリット | |
★光沢パネル |
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非光沢パネル |
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キーボードにテンキーは非搭載。

キーピッチ(キー間の距離)は約18.7mm。フルサイズのキーボード(19mm)と比べると若干狭め。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は1.5mm。最近のノートPCとしては標準的な深さです。
タッチパッドは、クリックボタンと一体になったタイプを採用。

左側面部。SDカードスロットが配置されています。

右側面部。写真左から順に、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、SuperSpeed USB Type-C端子、5Gbps SuperSpeed USB Type-A 5Gbps端子×2、HDMI出力端子、電源コネクターが配置されています。
USB端子 | 最大転送速度 | 個数/場所 |
SuperSpeed USB Type-A 5Gbps | 5 Gbps | 2個/右側面部 |
SuperSpeed USB Type-C 5Gbps | 5 Gbps | 1個/右側面部 |
USB端子は従来からあるType-A端子が2つ、前後の向きのないType-C端子が1つの合計3個を搭載。左側面部にUSB端子は配置されておらず、右側面部に端子類が集中しています。
Type-C端子は、DisplayPortやPowerDeliveryには対応しておらず、データ伝送のみに使用できます。

キーボード右下に指紋認証センサーを搭載しており、キーボードを使わずにログインできるうえ、セキュリティを高めることができます。
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(更新日:2022年10月20日)