HP OMEN 17-ck実機レビュー/インテルCoreプロセッサ搭載のゲーミングノートPC

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ここでは、HP OMEN 17-ckについて詳しく解説します。
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HP OMEN 17-ck実機レビュー
OMEN 17-ckは、ゲームを快適に楽しめるよう設計されたOMENシリーズのノートPC(OMENシリーズの一覧はこちら)。17.3インチ液晶を搭載しています。

HP OMEN 17-ck実機レビュー

OMEN 17-ckの主な特徴は次のとおりです。

・17.3インチの大型ディスプレイ搭載
・黒をベースとしたシンプルなデザイン
・第11世代インテルCore-Hプロセッサ搭載
・ゲームを堪能できるハイスペックな構成(GeForce RTX搭載モデルを選択可能)
・効率的なエアフローを確保
ここでは、OMEN 17-ckの特徴・スペック等について詳しく解説します。
【OMEN 16(AMD)レビュー】
同時期に発売された16インチパネル搭載のOMEN 16(AMD)についてレビューしています。詳しくはOMEN 16(AMD)レビューを参照してください。

目次
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

【レビュー機のスペック】パフォーマンスモデル
インテル Core i7-11800H/16GBメモリ/1TB SSD/NVIDIA GeForce RTX3070
*当サイト向け特別クーポンが提供されています。個人向けPCが7%オフ/法人向けPCが4%オフになるクーポンアクセサリー製品が30%オフになるクーポンが利用可能です。
1)黒を基調としたシンプルなデザイン

OMEN 17-ckは黒を基調としたカラーリングを採用。

シンプルなデザインです。

天板部中央には、OMENのロゴを配置。

ロゴの部分は鏡面仕上げになっています。

表面はマット調。奇抜な感じはなく、ゲーミングマシンとしては落ち着いた感じに仕上がっています。

キーボードおよびその周囲部分も、黒を採用。精悍な印象を受けますね。

パームレストの右端には、「017」という数字が入っています。17インチノートPCなのでこの数字が入っているんでしょうか。

底面部も同様のカラーリングを採用しているため、一体感があります。

以前のOMENシリーズのような奇抜さは抑えめのデザインに仕上がっていますね。

このデザインであれば、描画処理能力を必要とするクリエイティブワーク(動画/画像の編集作業等)でも違和感なく使用できると思います。
2)スペックをチェック

OMEN 17-ckの主なスペックは次のとおり。16.1インチパネル搭載のOMEN 16(AMD)とOMEN 16(インテル)のスペックと比較してみました。
機種名 【参考】
OMEN 16(AMD)
OMEN by HP 16-c0000シリーズ
【参考】
OMEN 16(インテル)
OMEN by HP 16-b0000シリーズ
OMEN 17-ck
液晶 16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (144Hz / 7ms / 1920×1080 / 300nit / sRGB 100%) AMD FreeSync Premium 対応 テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ

16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (144Hz / 7ms / 1920×1080 / 300nit / sRGB 100%) テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ
16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (1920×1080 / 300nit / sRGB 100%)

16.1インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (144Hz / 7ms / 1920×1080 / 300nit / sRGB 100%) テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ

16.1インチワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイ (165Hz / 3ms / 2560×1440 / 300nit / sRGB 100%) NVIDIA G-SYNC 対応 テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ
17.3インチワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイ (165Hz / 3ms / 2560×1440 / 300nit / sRGB 100%) テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ

17.3インチワイド・QHD非光沢・IPSディスプレイ (165Hz / 3ms / 2560×1440 / 300nit / sRGB 100%) NVIDIA G-SYNC 対応 テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ
CPU AMD Ryzen 7 5800H モバイル・プロセッサー + Radeon グラフィックス インテルCore i5-11400H プロセッサー (最大 4.50GHz, インテルスマート・キャッシュ 12MB)

インテルCore i7-11800H プロセッサー (最大 4.60GHz, インテル スマート・キャッシュ 24MB)
インテルCore i7-11800H プロセッサー (最大 4.60GHz, インテル スマート・キャッシュ 24MB)

インテル Core i9-11900H プロセッサー (最大 4.90GHz, スマートキャッシュ24MB)
メモリ 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大32GB) 8GB (4GB×2) DDR4-2933MHz (最大32GB)
16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大32GB)
16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
32GB (16GB×2) DDR4-3200MHz
ストレージ 512GB SSD (PCIe Gen3x4 NVMe M.2)
(PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1)
512GB SSD (PCIe Gen3x4 NVMe M.2)
(PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1)

1TB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2)
(PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1)
1TB SSD (PCIe Gen4x4 NVMe M.2)
(PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1)
グラフィックス AMD Radeon RX 6600M モバイル・グラフィックス8GB (GDDR6)

NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop グラフィックス8GB (GDDR6)
NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop グラフィックス6GB (GDDR6)

NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop グラフィックス8GB (GDDR6)
NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop グラフィックス8GB (GDDR6)

NVIDIA GeForce RTX 3080 Laptop グラフィックス16GB(GDDR6)
光学ドライブ なし なし なし
無線LAN IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.2 IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0 IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.0
バッテリ駆動時間 6セルバッテリ
最大9時間/

4セルバッテリ
最大6時間
4セルパッテリ(フルHDパネル搭載モデル)
最大5時間/

6セルバッテリ(QHDパネル搭載モデル)
最大5時間30分
6セルバッテリ
最大5時間
カラーリング マイカシルバー シャドウブラック シャドウブラック
寸法
(幅x奥行きx高さ)
約 369.2 × 248 × 23 mm 約 369.2 × 248 × 23 mm 約 397.1 × 262 × 29.5 mm
最小重量 約 2.31 kg 約 2.31 kg 約 2.78kg
■CPU

CPUは第11代インテル Core i7-11800H/Core i9-11900Hプロセッサー搭載モデルを選択可能。
処理能力が求められるゲーミングPCだけに、プロセッサには、末尾に「U」が付いた省電力タイプではなく、「H」の付いた高性能タイプを搭載しています。
CPU 第11世代インテルCore i7-11800H 第11世代インテルCore i9-11900H
コアの数 8 8
スレッドの数 16 16
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.60GHz 4.90GHz
キャッシュ 24MB 24MB
■メモリ

メモリは16GB/32GB搭載モデルを選択可能。

■ストレージ
ストレージは、1TB SSDの構成モデルを選択可能。従来からあるHDDを搭載したモデルは用意されていません。
 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。
SSD
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。
スペック表を確認したところ「(PCIe Gen3 NVMe M.2 空×1」と明記されているため、増設することが可能だと思われます(増設は保証の対象外)。
■グラフィックス
グラフィックスには、NVIDIAのハイエンドシリーズであるNVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop グラフィックス/NVIDIA GeForce RTX 3080 Laptop グラフィックス搭載モデルを選択できます。
グラフィックス
性能
用途
本モデルで選択可能
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生 ×
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム ×
NVIDIA GeForce GTXシリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×
NVIDIA GeForce RTXシリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集
3)パッケージをチェック

OMEN 17-ckのパッケージ別のスペックは次のとおり。
モデル名 パフォーマンスモデル エクストリームモデル
OS Windows 11 Pro
CPU インテル Core i7-11800H インテル Core i9-11900H
メモリ 16GB 32GB
ストレージ 1TB SSD
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX3070 NVIDIA GeForce RTX3080
バッテリ 6セルバッテリ
最大5時間
希望販売価格 319,000円〜
429,000円〜
割引き後価格 【快適パソコンライフ!】
パフォーマンスモデル 【C1】
234,000円〜
送料無料
【快適パソコンライフ!】
エクストリームモデル 【C2】
334,000円〜
送料無料
(*価格は2022/5/13時点(税込))
パフォーマンスモデル/エクストリームモデルが投入されています。
スペックが異なるのはCPU/メモリ容量/グラフィックスです。
【キャンペーンモデル対象】今だけ!ゲーミングマウスをプレゼント! ※【快適パソコンライフ】キャンペーンモデルのみ
4)パフォーマンスをチェック
OMEN 17-ckのパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。
【パフォーマンスモデル】
インテル Core i7-11800H/16GBメモリ/1TB SSD/NVIDIA GeForce RTX3070グラフィックス

負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
画質
解像度
スコア
評価
最高品質
1920×1080
13881
すごく快適

負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
画質
解像度
スコア
評価
最高品質
1920×1080
16006
非常に快適

重い負荷がかかるゲーム「ファイナルファンタジー15」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
画質
解像度
スコア
評価
高品質
1920×1080
9544
とても快適
ハイエンドのグラフィックスNVIDIA GeForce RTX3070を搭載しているだけあって、負荷が重めのゲームも快適に楽しめるという結果が出ています。
5)効率的なエアフローを確保

OMEN 17-ckでは、ゲーミングマシンで発生しやすい熱問題の発生を抑制するために、しっかりした排熱設計を採用。3方向排気による合計5方向のエアフローを確保しています。

底面部の広い部分を通気孔が占めているのがわかります。左右にファンを配置。

背面部全体が通気孔になっており、ここから排熱されます。

底面部から吸気して、背面部から排出する仕組みになっています。
負荷がかかるときは背面部から熱が出るので、スペースが開けておく必要があります。

右側面部にも通気孔を配置。
OMEN 17-ckでは、ファン回転数を最大に設定することができるので、最大に設定したところ、かなり大きな風切り音がします。また背面部から排気されるが2mぐらい離れたところでも風を少し感じるぐらいの風圧があります。
ただし実際に使っているときに音が大きくなることはあまりなく、FF15ベンチマーク実行時、回転音が上がって、すこし風切り音が大きくなるぐらい。個人的には、静かな環境だとちょっと気になるかなという感じ。
ベンチマーク実行後、底面部を触ると少し温かくなる感じ。すごく熱いとは感じませんでした。背面部も同様。冷却が上手くいっていると思います
(*このあたりの受け止め方には個人差があると思います。また環境によっても変わってくると思うので、参考程度にしてください)
6)17インチの大型パネルを搭載
OMEN 17-ckは17.3インチパネルを搭載。

画面が大きいので非常に見やすいです。

15インチノートPCと比べたところ。上の画像の右がOMEN 17-ckです。一回り画面が大きいのがわかります。

上と左右のパネル外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用。

スリムベゼルのおかげで
・ボディをコンパクトにすることができる
・画面を見ているときにベゼルの存在が気になりにくくなり、画面への没入度を高めることができる
というメリットを得られます。

B5サイズのノートと比べたところ。ボディがかなり大きいのがわかります。

厚さは29.5mm。

それほどスリムではなく、がっちとした印象を受けます。

ただ片手で握るのが苦になるほどではありません。

重量は2.903kg。かなり重いです。

ずっと片手で持っているのはちょっと無理。この重さであれば、基本は据え置きで使うのが妥当でしょうね。

脇に抱えて持ったところ。17インチという大きめのパネルを搭載しているのでボディもその分大きいのですが、そんなに扱いにくいというイメージはないですね。ちょっとの距離を移動する(室内を移動する)ぐらいであれば、それほど苦にはなりません。
すごく重いのですが、ノートPCなので機動性は確保しています。なので、外出先でどうしても愛用のマシンでゲームを楽しみたい(友人宅でゲームしたいなど)というのであれば、相当がんばれば外に持ち出せると思います。
ただし、ACアダプタ/電源ケーブルの重さが約1.25kgあるので、PC本体と合わせると4.15kgになります・・・

サイズが大きいので僕の持っているビジネスバッグには入り切らず・・・

ディパックにはぎりぎり入りました。

重いので、外に持ち出す場合には、背負えるディパックの方がオススメです。

ボディの堅牢性は結構高め。片手で持ってもボディのよじれ・たわみを感じることはありませんでした。

重さがある分、キーボード操作時にボディがずれることはありません。安定性はあります。

なお、ディスプレイは上の画像のところまで傾けることが可能。
7)特徴/使い勝手をチェック
■搭載している端子類
OMEN 17-ckに搭載している端子類は次のとおり。

・HDMI 2.1 出力端子 × 1
・Mini DisplayPort × 1
・Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps ×1 (DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
・SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×3 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)
・ネットワークポート(RJ45)×1
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
・SDカードスロット
ネットワークポートが装備されているのでLANケーブルを接続することで安定したネットワーク環境を構築できます。ワイヤレスで発生しがちな切断/遅延問題が発生しにくいので安心してゲームを楽しめます。
搭載しているUSB端子は全部で4個。従来からあるType-A端子が3つ、前後の向きのないType-C端子が1つです。
搭載しているUSB端子
最大転送速度
個数/場所
USB Type-A 5 Gbps 2個/右側面部
1個/左側面部
USB Type-C 5 Gbps 1個/左側面部
搭載されているUSB Type-C端子はAlt Mode-DisplayPort/Thunderbolt 4に対応。
USB Type-C
本モデルでの対応
備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 受給電可能 × 高速充電可能

Thunderbolt 4

最大40Gbpsで転送可能 Thunderbolt 4対応機器と接続する必要あり
Alt Mode-DisplayPortに対応しているため、外部映像出力が可能。
またThunderbolt 4にも対応。従来の規格であるThunderbolt 3と比べると、最大転送可能速度は40Gbpsで同じですが、Thunderbolt 3では40Gbpsの速度でデータ転送が可能なケーブルは最長0.8mでしたが、Thunderbolt 4では最長2mまで対応しています。
■映像出力

OMEN17-ckでは、映像出力端子として、HDMI端子/Mini DisplayPort/USB Type-C端子の3つが用意されています。すべて左側面部に配置されています。

これら3つの端子を使って24インチモニタ×2/TVの計3台のモニタに接続したところ、無事4画面同時出力することができました。
4画面同時出力すると、表示領域が大幅に広くなるため、複数のウィンドウを同時に表示できるようになります。この結果、作業効率を大幅にアップさせることができます。また広い画面でゲームを楽しむことができます。
■起動時間
起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。
1回目→13.64秒/ 2回目→12.523秒/ 3回目→13.39秒
13秒程度で起動します。電源ボタンを押したらすぐに起動するイメージ。待たされることなく、すぐに使い始めることができます。
■指紋認証・顔認証
指紋認証・顔認証機能は搭載されていません。
■サウンドにもこだわっている

北欧の老舗音響メーカーBang&Olfusenと共同開発したデュアルスピーカーを搭載しています。

右側面部の下側と

左側面部の下側にスピーカーを配置。この位置にスピーカーを置くことで机に音が反射する形になります。
実際に音楽を聴いてみましたが、カシャカシャしたりこもったりすることもなくクリアなサウンドを楽しめました(あくまで個人的な感想です)。
■OMEN Gaming Hubが用意されている
OMEN17-ckには、OMEN Gaming Hubというツールが同梱されています。
OMEN Gaming Hubツールを使って、マイゲームを登録したり、Oasis Live機能で友達を招待して、ストリーミングスペースで会話・共有・ゲームプレイの鑑賞を実行できます。

テンキー左上にあるボタンを押すと、

OMEN Gaming Hubツールが起動します(「スタート」メニューからも起動できます)。

「システムモニター」タブでCPU/GPU/RAMの使用率や温度を確認できます。
「ネットワーク」タブでは、アプリ毎のネットワーク優先度を設定することが可能。自動で設定することも、カスタムで設定することもできます。

「LEDコントロール」タブでは、キーボードに装備されたLEDのカラー/動きを設定できます。基本的なライティング設定でコントロールするか、「OMEN Light Studio」で設定するのかを選択できます。

「OMEN Light Studio」の方が、より細かな設定が可能です。

「パフォーマンス コントロール」タブでは、電源モード/温度コントロールの設定が可能。「電源モード」ではデフォルトの「最適」に加えて、

「パフォーマンス」を設定可能。

「温度コントロール」はデフォルトは「自動」に設定されていますが、「最大」と「手動」に切り替えることが可能です。画面に表示される「RPM」はファンの回転数を表します。

「最大」に設定すると、ファンの回転数が上がり、常に最大冷却しようとします。その分、ファンの風切り音が大きくなりとてもうるさいので、音が気になる環境では自重したほうがいいと思います。

「手動」ではファンの回転数を手動で設定できます。

一番下には「システム温度」が表示されます。左から順にCPU温度、GPU温度、CPU使用率が示され、マシンの状態を確認できます。

「グラフィックス スイッチャー」タブではグラフィックスの利用法を選択できます。

描画書能力をそれほど必要としないタスク(メディア視聴、インターネットブラウジング)を実行する場合は「ハイブリッド」、ゲームなど描画処理能力を必要とするタスクを実行する場合は「ディスクリート」を選択できます。

「ディスクリート」を有効にするには再起動する必要があります。

「マクロ」タブでは、マクロキーに操作を割り当てることができます。

マクロキーは、キーボードの一番左に配置されています。

マクロキーを活用することにより、キー操作を効率化できます。
■Webカメラ

Webカメラは、パネル上部に配置されています(約92万画素。画像/映像の流出を防ぐためのカメラシャッターなどは用意されていません。
■計算機ツールが簡単に起動できる

OMEN 17-ckでは、上の画像の位置にあるボタンを押すと、計算機ツールを起動できます。

計算したいときにすぐ計算できるので非常に便利です。
8)各パーツをチェック
OMEN 17-ckの各パーツをチェックします。
■ディスプレイ

17.3インチという大型パネルを搭載しているため、ゲームへの没入度を高めることができます。QHDパネル(2560×1440ドット)の高精細パネルを採用しており、ディテールまで綺麗に表示できます。
OMEN 17-ckでは、次のいずれかのパネルを搭載したモデルを選択できます。
  QHDパネル1 QHDパネル2
サイズ 17.3
最大解像度 2560×1440ドット
パネル IPS
光沢/非光沢 非光沢
リフレッシュレート 165Hz
輝度 300nit
色域 sRGB 100%
タッチ対応 ×
NVIDIA G-SYNC対応 ×
ブルーライト対策 テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ
主な違いは、NVIDIA G-Syncに対応しているかどうかです。
【パネルの大きさ】

17.3インチパネルを搭載。前に座ると結構パネルが大きく感じるので、迫力ある映像を楽しめていいですね。

B5サイズのノートと比べたところ。

24インチモニタと比較してみました。やっぱり、17インチパネルはノートPCとしては大きいので見やすいですね。
【最大解像度】

最大解像度はQHD対応の2560×1440ドットのパネルを選択可能。一般的に用いられることの多いフルHD対応(1920×1080ドット)のパネルと比べると、より高精細な表示が可能となり、ゲーム画面でも細かい部分まで描写できます。

個人的には、100%表示のままでも見づらさはそれほど感じませんでした(このあたりの受け止め方には個人差があると思います)。QHDだと表示領域が広くなるため、上の画像のように複数のウィンドウを並べて表示することで作業効率をアップできます。
【パネル】
パネルは表示の綺麗なIPSパネルを採用。

パネル全体に色ムラがなく、均一な表示を実現。

色の表現も鮮やかです。

自分で撮影した写真を映し出してみました。発色が綺麗で精細感もあります。これだけ綺麗だとゲームの世界に浸れそう。

視野角も広いため、斜め方向からでも見え方に変化はあまりないと思います。
【非光沢パネル】

非光沢パネルを採用。光沢パネルと比べると、色の鮮やかに劣りますが、反射が少なく映り込みが発生しにくいので、長時間ゲームで画面を見続けても目が疲れにくいと思います。
 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる
【リフレッシュレート】

リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回書き換わったかを計測する値です。Hz(ヘルツ)で示され、1秒間に60回書き換わると60Hzと表現されます。
リフレッシュレートが低いとチラツキが生じたり、映像が滑らかに表現されない、などの問題が生じ、ゲームを存分に楽しむことができません。

OMEN 17-ckに搭載されるパネルの最大リフレッシュレートは165Hz。一般的なモニタのリフレッシュレートが60Hzですから、より滑らかな表現が可能です。
実際のゲームシーンでも確認してみましたが、すごく滑らかに表現されるので、映像の世界に引き込まれます。
【輝度】

画面の明るさを示す輝度は300nit。輝度は高めなので、画面は明るく見やすいですね。
【タッチ非対応】
タッチ操作には非対応です。
【G-Sync】
前述したとおり、OMEN 17-ckにはG-Sync対応パネルと非対応パネルが用意されています。
G-Syncとは VRR(Variable Refresh Rate)テクノロジーのことを指し、NVIDIA社からは「G-Sync」、AMD社からは「FreeSync」という規格が提供されています。
ゲームのフレームレ ートがパネルのリフレッシュレートと食い違うと、表示崩れ(テアリング)/もたつき(スタッタリング)が発生することがあります。VRRを使うことで、滑らかに表現することが可能になります。
■キーボード

17インチという大きめのパネルを搭載しているノートPCの場合、キーボード右側にテンキーを搭載することが多いのですが、OMEN 17-ckではテンキーは非搭載です。

テンキーがないおかげで、体の中心をPC本体の中央に寄せることができるため、よりゲーム/作業をしやすくなると思います。

テンキーがない分、左にはマクロキーを配置。

右側には、矢印キーなどが配置されています。

英語配列のキーボードを採用。日本語表記がない分、シンプルなデザインです。ごちゃごちゃした感じがありません。

ただし、Enterキーが日本語キーボードに比べて小さめ。慣れないうちは、上手くEnterキーを押せないケースが出てくるかもしれません。逆にBackspaceキーは大きいなど、日本語キーボードとはキーボードのレイアウトが異なります。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は1.3mm。個人的にはちょっと浅い感じがします。

打鍵感は柔らかめ。軽く押すと反応してくれます。

OMEN 17-ckではメカニカルスイッチキーボードを採用。1つ1つのキーごとに独立したスイッチを搭載しており、しっかりとした押し心地を感じることができます。キーボード操作が重要になるゲーミングPC向けのキーボードです。耐久性にも優れています。

キーピッチ(キー間の距離)は18.7mm。

フルサイズのキーボードのキーピッチ(19mm)と比べると若干狭めですが、それほど窮屈な感じはしません。

キーボードには、バックライトが装備されています。
前述したようにOMEN Gaming HubまたはOMEN Light Studioでバックライトのカラーリング/発光パターンをコントロールできます。

Fn+F4キーでバックライトのオン/オフの切り替えが可能。

電源ボタンはキーボードの一番上のファンクションキーの列に配置されています。電源がオンの状態で電源ボタンの白色のランプが点灯します。
この位置に電源ボタンがあると誤って押してしまうことがありますが、軽く押したぐらいでは電源がオフになることはありませんでした。
■タッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。

大きいので使いやすいですね。

ボディが大きいのでパームレストも広め。キーボードを使わないときに手を置いて休めることができます。

Fn+F11を押すことでタッチパッドの有効/無効に切り替えることができます。外付けのマウスを利用する際は、タッチパッドはオフにしておいたほうが誤動作しなくていいですね。

■右側面部

上の画像の左から順に、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2が配置されています。

右側面部のすべての端子類にデバイスを接続するとこんな感じ。
■左側面部

上の画像の左から順に、電源端子、ネットワークポート、HDMI 2.1 出力端子、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps、SuperSpeed USB Type-C 5Gbps (DisplayPort 1.4, 電源オフUSBチャージ機能)、ヘッドホンジャック、SDカードスロットが配置されています。

左側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続したところ。

左右の側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続するとこんな感じです。
■前面部

前面部に端子類は配置されていません。

カバーを開けるときに、指が引っかかりやすく開けやすいデザインになっています。

ゆっくりとであれば片手だけで開けきることが可能。いちいち両手を使わなくてもカバーを開けられるのは便利です。
■背面部

背面部にも端子類は配置されていません。通気孔だけが配置されています。
■底面部

通気孔が大きめに取られています。

中央には「OMEN」のロゴが刻まれています。
9)同梱物をチェック
OMEN 17-ckの同梱物をチェックします。

ACアダプタと電源ケーブル。

消費電力の大きい高性能グラフィックス(レビュー機はNVIDIA GeForce RTX3070搭載モデル)を採用しているため、ACアダプタはかなり大きめ(搭載しているグラフィックスによってACアダプタは異なる可能性があります)。

お弁当箱みたいですね。結構重いです。

破断しないようケーブルも太め。しっかりとしたつくりになっているため、ちょっと扱いづらいかも。結束バンドが付いているので、まとめることが可能。L型接続端子を採用しています。

左側面部の一番奥にある電源端子に接続して充電します。L型接続端子なので最小限のスペースで接続できるほか、接続時にケーブルが邪魔になりにくいです。

330W型のACアダプタを採用。

本体の横に置くと、ACアダプタの大きさがよくわかりますね。

電源ケーブル。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は1.246kg。かなり重いです。これだけで13インチノートPCと同じ位の重量があります・・・

各パーツ詳細、セットアップ方法などを示したペーパーも同梱されています。

「HPパソコンナビ」というガイドブックも同梱。全ページカラーで200ページ以上のボリュームがあるため、いろいろ参考になると思います。
まとめ

OMEN 17-ckについて見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

・17.3インチの大型ディスプレイ搭載
・黒をベースとしたシンプルなデザイン
・第11世代インテルCore-Hプロセッサ搭載
・ゲームを堪能できるハイスペックな構成(GeForce RTX搭載モデルを選択可能)
・効率的なエアフローを確保


17.3インチの大型パネルを搭載しているため、よりゲームへの没入度を高めることができます。
性能は重視したいがデスクトップPCは大きすぎて嫌だという人、一定の機動性は確保したいが画面は大きい方がいいという人にオススメです。
シンプルなデザインなので、ゲーミングPCとしてだけではなく、動画/画像編集などのクリエイティブワークにも使えると思います。
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(更新日:2022年2月24日)