HP Pavilion Gaming Desktop TG01(インテル)実機レビュー/ミニタワー採用のゲーミングデスクトップ |
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![]() HP(ヒューレット・パッカード)パソコンの 比較・購入に役立つ情報(レビュー/スペック/特徴)について詳しく解説しています。 ここでは、HP Pavilion Gaming Desktop TG01を解説します。 |
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HP Pavilion Gaming Desktop TG01実機レビュー
HP Pavilion Gaming Desktop TG01はミニタワー型筐体を採用したゲーミングデスクトップPC。
HPからはゲーミングPCブランドとしてOMENが展開されています(→OMENシリーズ一覧)。OMENは
・デザインが奇抜すぎる ・価格が高い という特徴がありました。 Pavilion Gaminguシリーズは、よりシンプルなデザインで気軽にゲームを楽しみたい人、価格を抑えたい人、ゲームではなくクリエイティブワークにも使いたい人をターゲットにしています。 主な特徴は次のとおり。 ・ブラックを基調としたシンプルなデザイン ・グラフィックスにNVIDIA GeForce RTXシリーズ搭載モデルを選択可能 ・高い性能を発揮できるよう設計 ・ミニタワーボディを採用 ここでは、Pavilion Gaming Desktop TG01の特徴・スペック等について詳しく解説します。
![]() HP公式サイトを確認する → Pavilion Gaming Desktop TG01詳細情報 ![]() 目次
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です(レビュー機はPavilion Gaming TG01-0000jp。最新モデルとはスペックが異なる可能性があるので、あくまで参考としてください)。
【レビュー機の構成】 インテル Core i7-9700プロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD+2TB HDD/NVIDIAR GeForce RTX 2060 ![]() ![]() *当サイト向け特別クーポンが提供されています。個人向けPCが7%オフ/法人向けPCが4%オフになるクーポンとアクセサリー製品が30%オフになるクーポンが利用可能です。
![]() 1)ブラックを基調とした落ち着いたデザイン
Pavilion Gaming Desktop TG01は、ブラックを基調としています。
中央が尖っており、エッジの効いたデザインになっています。
前面部は直線を多用。
前面部の下の方は三角形を切り取ったような形状になっています。ここに緑色のLEDが配置されており、ゲーミングPCっぽい雰囲気を醸し出していますが、それほど奇抜さはありません。
(*第11世代CPUの製品のLEDはバイオレットカラーとなります)
同梱されている「OMEN Gaming Hub」ツールで、LEDのオン/オフの切り替え、点滅させるかどうかの設定が可能です。
普段は点灯させておき、ゲームの世界に浸りたいときは点滅させる、なんてことも可能です。点灯させていても、それほどまぶしいという感じはしません。
オフにすることもできるので、ビジネスシーンでも問題なく使えると思います。描画処理能力を必要とする動画/画像編集などのクリエイティブワークにも利用可能です。
![]() ![]() 2)高い性能を発揮できる構成
Pavilion Gaming Desktop TG01の主なスペックは次のとおり。
(*2021/8追記:第11世代インテルCoreプロセッサ搭載のPavilion Gaming Desktop TG01-2000jpが登場しました)
■CPU
プロセッサに第10世代インテル Core i5/i7プロセッサ搭載モデル(1000jp)/第11世代インテルCore i7プロセッサ搭載モデル(2000jp)を用意。
プロセッサ名の末尾に「F」が付いたプロセッサは、内蔵グラフィックスを無効化したモデル。グラフィックカードと組み合わせて使用します。
■メモリ
メモリは8GB/16GBを搭載。Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生といった一般的なタスクであれば8GBで十分だと思いますが、ゲームやクリエイティブワークをメインに処理したいのであれば、大容量の16GBメモリ搭載モデルがオススメです(最大32GBまで増設可能)。
■ストレージ
ストレージは、SSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能。高速アクセスできるSSDと大容量データ保存可能なHDDのいいとこ取りが可能です。SSDの容量は256GB/512GBを選択可能。HDDは2TBの容量があるので、余裕のある運用が可能です。
■グラフィックス
グラフィックスには、グラフィックスカードを搭載していないグラフィックレスエディションに加え、NVIDIA GeForce GTXシリーズおよびハイエンドのNVIDIA RTXシリーズ搭載モデルも選べます。
グラフィックレスエディションを選択すると、自分で選んだグラフィックカードを搭載できるため、自分のニーズにあった構成に仕上げることができます。
![]() ![]() 3)パッケージをチェック
現在販売されているPavilion Gaming Desktop TG01のパッケージ別のスペックは次のとおり。
【第10世代インテルCoreプロセッサ搭載モデル】
【第11世代インテルCoreプロセッサ搭載モデル】
第10世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルと第11世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルが併売されています。
第10世代インテルCoreはスタンダードモデル/パフォーマンスエクストラモデルが、第11世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルには パフォーマンスモデル グラフィックスレスエディション/パフォーマンスモデルが用意されています。 グラフィックスレスエディションは、文字通り、高性能グラフィックスは搭載していおらず(CPU内蔵グラフィックスは使用可能)、購入した後に自分でカスタマイズすることを想定しています。
![]() HP公式サイトを確認する → Pavilion Gaming Desktop TG01詳細情報 ![]() ![]() ![]() 4)ミニタワーボディを採用
Pavilion Gaming Desktop TG01はミニタワーボディを採用。効率的なエアフローを確保できるうえに、一定の拡張性も有しています。ボディの大きさは 約 155 × 321 × 338 mm(幅×奥行き×高さ)。重量は最小構成で5.2kg。
B5サイズのノートと比較するとこんな感じ。
高性能なゲーミングデスクトップPCでありながら、あまり大きいという印象は受けないですね。
横幅はぎりぎり片手で掴める大きさ。
上の画像は、24インチモニタに接続したところ。
一定の拡張性も確保しています。主な拡張性は次のとおり。
5)各パーツをチェック
Pavilion Gaming Desktop TG01の各パーツをチェックします。
前面部。
右上に端子類が配置されています。上から順に、電源ボタン、ヘッドフォン/マイクコンボジャック、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×4、メディアカードリーダー×1、SuperSpeed USB Type-C 5Gbps×1が利用可能です。
電源がオンの状態で、電源ボタンの緑色のLEDが点灯します。
前面部にUSB端子が豊富に用意されているので、USBデバイスの抜き差しがしやすいですね。
右側面部。
左側面部。
背面部。
上段左に端子類を配置。ライン出力(緑) 、ライン入力(水色)、マイク入力(ピンク)、USB Type-A 2.0×4、ネットワークコントローラー(RJ-45)×1が利用可能です。
この構成はグラフィックカードを搭載しているので、映像出力端子にフタがされており使用不可になっていますが、グラフィックカード非搭載モデルの場合、アナログRGB ミニD-sub15ピン×1、HDMI ×1が利用可能です。 中段には拡張カードを配置。この構成では、NVIDIA GeForce RTX2060を搭載しており、映像出力端子としてHDMI×1、デュアルリンクDVI-D×1、DisplayPort×1が利用可能。
搭載しているグラフィックによって、使える映像出力端子が異なります。詳細は上の表のとおり。NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER/RTX 2060/RTX 2060 SUPER搭載モデルの場合、3つの映像出力端子を備えているため、3画面同時出力が可能。より広い表示領域を確保できるため、作業効率をアップさせることができます。
下段には電源端子を配置。
![]() ![]() ![]() HP公式サイトを確認する → Pavilion Gaming Desktop TG01詳細情報 ![]() 6)容易に筐体内部にアクセス可能
Pavilion Gaming Desktop TG01では、背面部右にあるネジを1つ外すだけで、側面部を取り外して筐体内部にアクセスできます。
ネジはトルクネジですが、マイナスドライバを使って、緩めることが可能。
ネジを外したら、左側面部を背面部方向に少しずらせば、簡単に側面部を取り外せます。
筐体内部。右側の手前には、上部にHDDドライブベイと下部に鉄製のシャーシが配置されています。
増設などのカスタマイズ作業をするとき、このドライブベイとシャーシが邪魔になりますが、
これらのパーツはネジを外すだけで簡単に取り外せます。
前面部のカバーを取り外します。前面部にはLEDが配置されているためケーブルが接続されています。強く引っ張って断線させないよう注意する必要があります。
ドライブベイとシャーシはトルクネジで接合されています。このネジを外します。マイナスドライバを使って取り外せます。
シャーシが外れました。
前面部裏にあるHDDが姿を現しました。この状態でも、ドライブベイの裏側にメモリスロット/SSDスロットが配置されているため、ドライブベイが邪魔になります。
ドライブベイを取り外すには、前面部の中央にあるネジを外します。このネジもマイナスドライバで取り外すことが可能。
ドライブベイを取り外しました。
これで筐体内部に自由にアクセスできるようになります。
これだけスペースがあればカスタマイズ作業も容易に行えると思います。
筐体内部。上部にマザーボード、左下に電源ユニット、右下にHDDが配置されています。
マザーボード。中央左にCPU冷却ファン、その右にメモリスロット、さらに右にSSDスロットが配置されています。
メモリスロットは2基搭載。
マザーボードの下の方にはグラフィックスカードを搭載。
拡張スロットは、 ■PCI Express x16 × 1スロット ■PCI Express x1 × 1スロット を搭載しています。 この構成ではNVIDIAR GeForce RTX 2060を搭載しているため、PCI Express x16スロットに空きはありません。 グラフィックカードの下には電源ユニットを配置。この構成では、内蔵500W電源、80PLUS GOLD 相当を搭載しています。
前面部裏の下部にHDDを配置。
以上、Pavilion Gaming TG01の筐体内部についての解説でした。
![]() ![]() まとめ
Pavilion Gaming Desktop TG01について詳しく解説しました。特徴をまとめると次のとおり。
・ブラックを基調とした落ち着いた雰囲気のデザイン ・グラフィックスにNVIDIA GeForce RTXシリーズ搭載モデルを選択可能 ・高い性能を発揮できるよう設計 ・ミニタワーボディを採用 ゲーミングマシンに位置づけられているだけに高いパフォーマンスを発揮できる構成を選べます。パフォーマンスに妥協したくない人、ゲームを堪能したい人にオススメです。 また、高い描画処理性能を実現しつつ、ゲーミングPCとしてはデザインがおとなしめでLEDもオフにできるため、画像/動画編集などのクリエイティブワークに従事する人にもオススメです。 ![]() HP公式サイトを確認する → Pavilion Gaming Desktop TG01詳細情報 ![]() *当機種には、最短5営業日でお届け可能なモデルが用意されています(2022/5/23時点)。
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (更新日:2021年10月17日) |