HP OMEN by HP 15(2018年モデル)dc0000レビュー

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ここでは、HP OMEN by HP 15-dc0000(2018年モデル)を解説します。
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HP OMEN by HP 15(2018年モデル)レビュー
OMEN by HP 15(2018年モデル)はゲームを快適に楽しめるよう設計されたOMENシリーズのゲーミングマシン。型番はdc0000です。

高い描写力が必要なゲームを堪能できるよう構成された15インチ液晶搭載ノートです。

先代モデルのOMEN by HP 15(2017年モデル)より、コンパクト化されています。

OMEN by HP 15レビュー

OMEN by HP 15-dc0000の主な特徴は次のとおり。

・ブラックを基調としたゲーミングマシンらしいデザイン
・第8世代Core i7プロセッサ/SSD/高性能グラフィックカードを搭載し、高いパフォーマンスを発揮できる
・コンパクトなボディ
・効果的な排熱が可能

ここではOMEN by HP 15の特徴・スペック等について詳しく解説します。発表会にも参加してきたのでそのときの写真も掲載しています。

OMENシリーズの一覧はこちら
目次
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1)直線を基調としたエッジの効いたデザイン

デザインについては、従来のOMENシリーズを踏襲した、直線を基調としたエッジの効いたデザインを採用。

クロスしたデザインが印象的。三角形を多用しており、近未来的な仕上がりになっています。上下の部分にはヘアライン加工が施されており、光の当たる角度に応じて見え方が異なります。

黒をベースとしながら、赤が印象的に使用されており、いかにもゲーミングPCというデザインに仕上がっています。

液晶の外枠、キーボード、キーボードの周囲もブラックで統一。

キーボードの周囲もヘアライン加工が施されています。直線を多用したデザインになっており、すごくすっきりとした印象を受けます。

このデザインは、ステルス戦闘機がヒントになっているそうです。大きな排気口が設けられていることもあり、レーシングカーのようにも見えますね。

液晶を閉じると、継ぎ目の段差のないデザインになっているのがわかります。

誰が見てもゲーミングマシンというデザインですが、細かいところまで配慮されており、デザインの完成度は高いと思います。
2)高い基本性能
OMEN by HP 15ではパフォーマンスモデルとハイパフォーマンスモデルの2つのモデルが用意されています。主なスペックは次のとおりです。
機種名 OMEN by HP 15-dc0076TX
パフォーマンスモデル
OMEN by HP 15-dc0077TX
ハイパフォーマンスモデル
OS Windows 10 Pro (64bit)
液晶 15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (144Hz/1920×1080 / 最大1677万色 / 300nit) NVIDIA G-SYNC 対応
CPU インテル Core i7-8750H プロセッサー (2.20GHz-4.10GHz, スマートキャッシュ 9MB)
メモリ 16GB (16GB×1) DDR4-2666MHz (最大32GB)
ストレージ 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 2TB ハードドライブ (SATA, 5400回転)
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1060 グラフィックス 6GB (GDDR5) NVIDIA GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックス 8GB (GDDR5)
光学ドライブ なし
バッテリ駆動時間 約6時間 約5時間
無線LAN IEEE802.11 a/b/g/n/ac + Bluetooth
インタフェース HDMI 2.0 出力端子 × 1、Mini DisplayPort × 1、USB Type-C 3.1 Gen2 × 1 ( Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能対応 )、USB3.1 Gen1 × 3(うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)、 ネットワークポート(RJ45)×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、マイク入力ポート×1
寸法 約 360 × 263 × 25.5(最薄部)-30(最厚部)mm
重量 約 2.48 kg

CPUは、第8世代インテルCore i7-8750Hプロセッサ(6コア/12スレッド)を搭載。コア数が多いため、マルチタスク処理に優れています。

メモリは大容量の16GBを標準で搭載しています。
グラフィックは高性能なNvidia GeForce GTX1060/GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックス搭載モデルを選択可能。非常に高い描画処理能力を誇ります。

MAXQ Designグラフィックスとは、薄型ゲーミングノートPCのボディにハイエンドグラフィックの搭載を可能とするデザインプラットフォームのこと。

ハイエンドグラフィックになればなるほど電力消費量が増え、サーマルコントロール(冷却)のためにボディを大型化する必要がありますが、電力効率を重視したグラフィックのチューニング等により、薄型化を実現しています。

ストレージは、高速アクセス可能なSSDと大容量データ格納可能なHDDのハイブリッド構成。SSDは従来のSATA SSDではなく、より高速な読み取り/書き込みが可能なPCIe NVMe M.2接続のSSDを採用しています。

さすがゲーミングマシン。基本構成は非常に充実しているのがわかります。

光学ドライブは搭載していません。

無線は、最新規格であるIEEE 802.11acにも対応。高速なネット接続を実現します。

起動にかかる時間を計測してみましたが、3回起動した平均値は約10秒。非常に高速に起動するため、ストレス無く使い始めることができます。
3)ベンチマークでパフォーマンスをチェック
HP OMEN by HP 15-dc0000のパフォーマンスをベンチマークでチェックします。

レビュー機の構成は次のとおり。

【ハイパフォーマンスモデル】
プロセッサ:インテル Core i7-8750H
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 2TB ハードドライブ (SATA, 5400回転)
グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックス 8GB (GDDR5)

CINEBENCHベンチマークのスコア。

OpneGL(描画処理能力):118.47fps
CPU:1074cb
CPU(シングルコア):166cb

CrystalDiskMarkベンチマークのスコア。1stストレージにPCIe NVMe M.2接続SSDを搭載しているだけあって、高いスコアを記録。

3Dmarkベンチマーク「Time Spy」のスコアは「4793」。

「Fire Strike」のスコアは「12422」。

比較的負荷のかからないドラゴンクエストXのベンチマークの結果。「最高品質」「1920×1080」で「すごく快適」という評価です。

中程度の負荷がかかるFINAL FANTASY 14 紅蓮のリベレータのベンチマークの結果。
・高品質(ノートPC)/1920×1080→スコア「14510」/評価「非常に快適」
・最高品質/1920×1080→スコア「12341」/評価「非常に快適」

最高画質でも快適にゲームを楽しめます。

重い負荷のかかるFINAL FANTASY 15のベンチマークの結果。

・高品質/1920×1080→スコア「5402」/評価「やや快適」
・標準品質/1920×1080→スコア「6988」/評価「快適」

高品質では「やや快適」という評価です。
4)コンパクト/スリムなボディ

OMEN by HP 15-dc000は、液晶の外枠(ベゼル)が狭いデザインを採用。特に横の枠が非常に狭くなっているのがわかりますね。

左が先代モデル、右が新モデルです。こうして比べてみると、新モデルの方がベゼルが薄くなっているのが一目瞭然です。

両サイドのベゼルは約6.39mmしかありません。指と比べるとその薄さがよくわかります。

また上部のベゼルも12.79mmしかありません。この幅で、液晶上部にWebカメラを搭載しています。

この薄いベゼルのおかげでボディの幅が、従来モデルと比べて7.4%狭くなっているほか、奥行きも4.6%短くなっています。

発表会で先代モデルと新モデルを重ねてみせてくれました。手前側が新モデル。新モデルの方が一回りコンパクトになっているのがよくわかります。

ノートと比べるとこんな感じ。

スマホや9.7インチ液晶搭載のiPadと比べてみると、コンパクトさがよくわかります。

ぱっと見た限り、「15インチノートではなく、14インチノートか?」と思うぐらいの大きさです。

前述したとおり、MAX-Qデザインの採用により、ハイエンドグラフィック搭載していながらスリムなボディ(25.5(最薄部)-30(最厚部)mm)になっています。

ゲーミングノートPCとしてはすごくスリムですね。

液晶を開いたところ。ここまで液晶を傾けることができます。

ちょうど掴みやすい厚さです。これなら持ちやすいと思います。

重量は約2.48kg。

さすがにゲーミングノートだけあって、重量は結構あります。

片手で持つとずしっとしますね。

ただし、脇に抱えて、ちょっと持ち歩く分にはそんなに苦にならないかも。

外出先でゲームするニーズにも十分応えられると思います。

コンパクトなので鞄からの出し入れもしやすいです。さっと取り出すことが可能。

なお、液晶部分を開く際は、両手でなくても片手だけで開くことができます。これ、結構便利です。
5)優れた排熱設計
HP OMEN by HP 15-dc0000は、ゲーミングノートということで、サーマルコントロール(熱管理)にも配慮しています。

先代モデルに比べて、背面部の排気口が大型化されました(上の画像の右が2018年モデルです)。

このおかげで、より効果的な排気が可能になります。

また底面部の吸気孔も大型化されています。

通気孔が大きくとられており、

内蔵されているファンをはっきり確認できます。

ファンは底面部の左右に1つずつ配置されています。

ファンには、流体動圧軸受ベアリングを採用。滑らかに動くベアリングのため、摩擦係数を減らすことで、ファンの音を抑えることができます。

ちなみに、パフォーマンスモードという設定が用意されており、この設定をオンにするとファンの回転が上がり、その分、騒音は大きくなりますがパフォーマンスは向上させることができます。
6)ゲームに最適な液晶を採用

液晶は15.6インチワイドパネルを搭載。最大解像度はフルHD(1920×1080ドット)

IPSパネルを搭載しているため、表示はすごく綺麗。

自分で撮影した写真を液晶に映し出してみましたが、細かいところまでしっかり描写されています。黒もしっとりと落ち着いた表現になっており、しっかり表現できていると思います。

あと視野角も広く、斜め方向から見ても,

下方向から見ても、見え方の変化が少ないです。

また非光沢パネルを採用しているため、映り込みがほとんど発生しません。眼への負担も軽減されるため、長時間画面を見続けることの多いゲーミングPCとの相性はバッチリです。

リフレッシュレートは144Hz。一般的なノートは60Hz程度なので、その倍のリフレッシュレートを実現しています。

担当者によると、144Hzと60Hzの違いは誰でも見分けられるぐらいなんだそうです。

高い リフレッシュレートを実現するにはVA/TNパネルを採用するケースが多いのですが、VA/TNパネルよりもIPSパネルの方が表示の綺麗さでは上です。

OMEN by HP 15では、IPSパネルでこのリフレッシュレートを実現しており、大きな差別化要因になっています。
NVIDIA G-SYNCに対応しているため、画面ティアリング(表示上のズレ)やスタッタリング(カクつき)を最小限に抑えることができます。

実際のゲーム画面の表示は、非常に瑞々しく臨場感があります。動きもすごくなめらかなので、すごく楽しめると思います.
7)サウンドも充実

HP OMEN by HP 15-dc0000では、BANG&OLUFSENのサウンドシステムと独立アンプを採用しており、サウンドにもこだわっています。BANG&OLUFSENは1925年にデンマークで創業したオーディオブランドの老舗です。

左右側面部の前の方に1つずつスピーカーが下向けに配置されています(合計2つのデュアルスピーカー)。

この位置にあることで、音が床に反射するしくみになっています。
したがって、サウンドが底面部全体から響くように聞こえます。包み込むような感じです。

重低音も響き、サウンドのバランスがいいですね。高音がシャカシャカすることもありません。

同梱されるアプリケーションを使って、サウンドを調整することが可能。

イコライザを使って細かくチューニングできます。
8)コマンドセンターで制御可能
HP OMEN by HP 15-dc0000には「OMENコマンドセンター」という制御ソフトが用意されており、さまざまな管理が可能です。

「OMENコマンドセンター」は、メニューから選んで起動することも、「NUM LOCK」ボタンの上にある「OMENコマンドセンター」ボタンを押して起動することも可能です。

OMENコマンドセンターの「システムモニター」では、システムの状態を一目で確認できます。CPU使用率/温度、GPU使用率/温度、メモリ使用率などを確認できます。

「ネットワーク」画面。帯域幅の使用状況を確認できます。

「LEDコントロール」画面では、キーボードのバックライトのカラーリングを設定できます。

HP OMEN by HP 15-dc0000では、キーボードの左/中央/右/WASDキーの4つのエリアごとに色を変更できます。

バックライトを点灯させると、ゲーミングPCらしい雰囲気が出てきますね。

「パフォーマンスコントロール」画面では、状況に応じてパフォーマンスを最適化できます。

「パフォーマンスモード」に設定すると、ゲームに最適化されたモードで実行します。

前述したとおり、この設定をオンにするとファンの回転が上がり、その分、騒音は大きくなりますがパフォーマンスを引き上げることができます。
9)各パーツをチェック
HP OMEN by HP 15-dc0000の各パーツをチェックしてみましょう。

キーボード。

左下に配置されているCtrlキー、Fnキー、Windowsキー、Altキーがちょっと小さめです。

テンキーを搭載しています。

キートップのフォントがゲーミングPCらしい感じに仕上がっているのがわかります。

バックライトが装備されているため、暗い環境でも快適な操作が可能。

鮮やかな配色にすれば、ゲームの世界への没入感を高めることができます。

キーピッチは約18.6 × 18.6mm。

デスクトップのキーボード並みのキーピッチを確保しているため、窮屈な感じはしません。

キーストロークは約 1.8mm。このクラスのノートしてはしっかり確保されています。打鍵感もやわらかめ。 キーを押したときのカチャカチャという音もあまり気になりません。

キーの表面は多少つるつるしていますが、滑りやすいというほどではありません。

キーを強く押してもたわみません。快適なタイピングが可能。26キーロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載しています。

タッチパッドはクリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。

タッチパッドの周囲にダイヤモンドカットが施されており、光が当たると反射します。タッチパッドの反応は良好です。

クリックボタンは手前側が少し高くなっており、指がひっかかって押しやすいです。

幅もちょうどいい感じです。

キーボードの左上に電源ボタンが配置されています。

電源をオンにするとボタンの赤色のランプが点灯します。

左側面部。USB 3.1 Gen1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、マイク入力ポート、SDカードスロットが配置されています。

SDカードスロットにSDカードを差し込んでみました。

ほぼSDカード全体が収まります。

USB 3.1 Gen1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート。

右側面部。

USB 3.1 Gen1、電源コネクタ、ストレージステータスランプが配置されています。

電源ケーブルを接続したところ。L型コネクタを採用しているため、あまりスペースをとることなくケーブルを接続できます。

ストレージステータスランプが点灯しているのが見えます。

左右の両側面部にUSB端子が配置されているので、使い勝手はいいですね。

背面部。左右には排気口、中央に端子類を配置。

従来のモデルでは背面部に端子は配置されていませんでしたが、今回のモデルでは、背面部に端子を搭載しています。

ネットワークポート (RJ45)、USB3.1 Gen1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、HDMI 2.0 出力端子、Mini DisplayPort、USB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能対応)、セキュリティロックケーブル用スロットが配置されています。
ゲームをするとき、ケーブル類は側面部ではなく、背面部で接続できた方が、ケーブルが邪魔になりにくいと思います。

底面部。通気孔が配置されています。

底面部にある8つのネジを外せば、底面部を外して筐体内部にアクセスできます(シングルアクセスパネル)。特殊な工具は不要で、一般的なプラスドライバで緩めることができます。

せっかく高価なモデルなので、カスタマイズして長く使いたいというニースに応えることができます。
10)同梱物をチェック
HP OMEN by HP 15-dc0000の同梱物をチェックします。

ACアダプタと電源ケーブル。

消費電力の多いゲーミングPCだけに、ACアダプタは大きめです。

平べったい形状をしています。

電源ケーブルはちょっと太め。

「HPパソコンナビ」というタイトルのガイドブックも同梱されています。全ページカラーで、イラストや図がふんだんに使われているので読みやすいと思います。

まとめ

以上、OMEN by HP 15について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のとおり。

・ブラックを基調としたゲーミングマシンらしいデザイン
・第8世代Core i7プロセッサ/SSD/高性能グラフィックカードを搭載し、高いパフォーマンスを発揮できる
・コンパクト/スリムなボディ
・効果的な排熱が可能
・ゲームに最適な液晶を採用
ゲーミングマシンとしての性能に妥協したくない人、ゲームの世界に浸りたい人、できるだけコンパクトなボディで外に持ち出せるゲーミングPCが欲しい人にオススメです。
*詳しくは、OMEN by HP 15詳細情報 icon(HP Webサイトにジャンプします)をチェック!
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(更新日:2018年8月23日)
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