Windowsエクスペリエンスインデックスで性能をチェック/HP G61レビュー

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ここでは、G61のWindowsエクスペリエンスインデックスの値について見ていきます。

まず、今回貸し出しを受けたG61の構成は次のとおりです。

CPU:インテル Core2 Duo P8700 (2.53GHz)
OS:Windows Vista Home Premium
メモリ:2GB
HDD:320GB(5400回転)
液晶:15.6インチワイドWXGA(1366×768)
グラフィック:モバイル インテルR グラフィックス・メディア・アクセラレータ 4500M (チップセットに内蔵)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
ワイヤレス:内蔵ワイヤレスLAN(802.11b/g対応)

CPUは、コストパフォーマンスに優れたデュアルコアを実現したCore2 Duo。メモリは2GBです。1つメモリーソケットに空きがあるので拡張することが可能です。グラフィックは、チップセット内蔵型を搭載。カードタイプに比べると性能が落ちますが、DVDやWeb動画を視聴する程度なら問題ありません。コマ落ちもなく、滑らかな映像を堪能できます。

次に、G61の性能を評価するため、Windowsエクスペリエンスインデックスの値を測定してみました。

Windowsエクスペリエンスインデックスとは、コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を基本スコアと呼ばれる数値で表したものです。

この数値が高ければ高いほど、高パフォーマンスであり、負荷の高い処理を高速で行うことが可能です。

HP G61 Windows エクスペリエンス インデックス


基本スコアの見方
4~5:Windows Vista のすべての新機能を完全な機能状態で実行できます。
3:Windows Aero と Windows Vista の多くの新機能を基本レベルで実行できますが、Windows Vista の新しい拡張機能の一部では、その機能性をすべて利用できない場合があります。
1~2:オフィスの生産性向上アプリケーションの実行やインターネットの検索など、最も一般的なコンピューティング タスクを実行するための十分な性能が備わっています。ただし、この基本スコアのコンピュータは一般的に、Windows Aero や Windows Vista で利用可能な高度なマルチメディア エクスペリエンスを実行するための性能は不足しています。


予想したとおり、「グラフィックス」の値が3.5で最も低い値となりました。「ゲーム用グラフィックス」の値も3.6であり、やはりこのG61では、他の要素に比べて、グラフィックスの性能が劣るようです。

でも、前述したように、動画再生程度であれば、まったく問題なく対応可能です。「グラフィックス」以外の項目では、すべて5以上と高い数値をたたき出しています。3DゲームやCADなどの特殊な用途に使用するのでなければ、十分なレベルの性能を発揮してくれると思います。

HPノートG61レビュー

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