Pavilion dv7-6c00の特徴/HP Pavilion dv7-6c00レビュー

(*当サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

Pavilion dv7-6c00は、17.3インチの大型液晶を搭載したノートです。HPのノートとしては最も液晶が大きく、最も高いレベルのパフォーマンスを発揮するため、フラッグシップノートとして位置づけられています。重量は約3.07kgもあるため、持ち運びは難しいですね。なのでデスクトップ代替の高性能ノートを欲している方に最適です。また、エレガントなデザインを採用しているため、美しいスタイリッシュな仕上がりになっています。

HP Pavilion dv7-6c00レビュー

アルミ素材に、ヘアライン加工とアルマイト処理を施しており、味わいのある質感を醸し出しています。一見しただけ、そのデザインの美しさに目を奪われます。
縦に刻み込まれた模様がなんともいい味を出しています。ノートパソコンというよりは高級な文房具という感じがします。

模様

細部にまで作り込まれたデザインは見事。見ていて飽きないですね。

Pavilion dv7-6c00

すごく質感が高いと思います。天板で手で触ってみた感触も、少しざらついていて心地よいです。指紋や汚れはほとんど気になりません。

デザイン

dv7

キーボード周辺部にも、天板と同じようなデザインが施されています。
シルバーとブラックの対比が美しい・・・

Pavilion dv7

雑誌と比較

雑誌と比較してみました。17インチ液晶を搭載しているだけあって、かなり横長です。

厚さ比較

最薄部31.5mm、最厚部40.5mmとそれほど分厚くなく、フラットなデザインになっています。

キーボード

17インチ液晶搭載の大型ノートだけあって、キーボードはデスクトップクラスの大きさを確保。長時間操作する場合でもまったく窮屈感はありません。またテンキーも装備されているので、数字を頻繁に入力する場合に重宝します。

キーボード2

キーは独立型を採用しているため、誤って隣のキーを打ってしまう可能性は低いです。

キーボード操作

キーボードを操作しているところ。非常に余裕のある状態で入力操作を行うことができます。

タッチパッド

タッチパッド部分は非常に広いですね。タッチパッドを触るとすごくすべすべしますが、思ったところにポインタがピタッと移動するので非常に使いやすいです。クリックボタンも押しやすのですが、クリックしたときの音がちょっと大きめなのが気になりました。静かな環境で使用する際には注意した方がいいかも。

Pavilion dv7液晶

液晶の大きさは17.3インチ液晶。大型で非常に見やすいです。

HP液晶

このdv7-6c00では、液晶に光沢加工処理されていないノングレアを搭載。なので映り込みがほとんど発生しません。ただ、光沢加工処理されているグレアタイプの液晶も選択することができるので、メリハリのある美しい映像を楽しみたい人はグレアタイプを選択するといいかも。ただし、ノングレア液晶の場合の最大解像度は1920×1080ドットですが、グレアタイプだと1600×900ドットになってしまい、表示領域が狭くなるというデメリットもありますので注意が必要です。

HP液晶

Yahoo!トップページを表示したところ。1920×1080ドットで表示できるため、非常に表示領域が広くなっています。液晶の表示は文字のにじみもなく見やすいです。

持ってみた

Pavilion dv7-6c00の重量は約3.07kg。それなりに重いですね。ただ、室内を移動するぐらいなら、まったく問題ないと思います。
バッテリ駆動時間は5時間15分。17インチノートとしては長い方だと思います。

beataudio

dv7-6c00のメリットとして、究極まで追求したサウンドを実現するbeatsaudio機能を搭載している点が挙げられます。

beataudio

音楽を再生してみると、確かに深みのあるサウンドです。シャリシャリした感じはまったくなし。重低音がしっかり出ており、音の奥行きが出ています。ライブ会場で聞いている感じがします。すごくバランスがいいですね。長く聞いていても耳が疲れません。
スピーカーは前面部に2つ、そしてキーボードの奥に2つ配置されています。目の前からサウンドが流れてくるので、サウンドにすごく広がりを感じます。

beataudio

底面部にトリプルバスリフレックスサブウーファーが配置されており、迫力の重低音と広がりを再現します。音が床にあたって反射するので、すごく広がりのあるサウンドを楽しむことができます。

beataudio

dv7-6c00のBeats Audioの低音設定は、Fn+bキーを同時に押すことで、オンにしたりオフにしたりすることができます。

beataudio

beataudio

オフにすると、bにバッテンの表示が、オンにすると赤色のbが画面に表示されます。オフにすると、シャリシャリした感じになり音が薄っぺらくなりますね。こうしてオン/オフにすることで、Beats Audioの威力を実感することができます。

beataudio

タスクトレイからBeat Audio Control Panelにアクセスできます。

beataudio

このコントロールを立ち上げると、イコライザが設定されており、自由にサウンドをカスタマイズして、自分好みのサウンドに仕上げることができます。

beataudio

いろいろいじくってみれば、サウンドがすごく変化するのがわかります。これはなかなか楽しい。

CPU

dv7-6c00には、インテルのPentium、Core i5、i7プロセッサを搭載できますが、このdv7-6c00には、最も性能の高いCore i7-2860QM(2.50GHz)を搭載しています。4つのコアを装備しており、ハイパースレッディング・テクノロジーにより、倍の4つのコアとして動作することが可能です。

グラフィックス

グラフィックスには、AMD Radeon HD 7690M XT グラフィックスカードを搭載。2GBの専用メモリを装備しており、高い描画処理能力を発揮します。

SSD

またdv7-6c00では、ストレージに高速タイプのSSDも選択できます。このdv7-6c00では160GBのインテルSSDを搭載しており、データへのアクセスを高速化しています。

エクスペリエンス

このPavilion dv7-6c00の性能を評価するため、Windowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみました(最高得点7.9)。さすが、HPのハイエンドノートだけあって、プロセッサ、メモリ、ハードディスクという主要項目で高いスコアを記録。非常に高いパフォーマンスを発揮できるのがわかります。

エクスペリエンス

ベンチマークテスト(CrystalMark 2004R3)を使用してdv7-6c00のパフォーマンスをチェックしました。グラフィック以外、バランス良く高い値を記録しているのがわかります。

dv7-6c00のまとめ

・非常に質感の高いデザインを採用しており、スタイリッシュに仕上がっている
・ハイエンドのCPU+大容量メモリ+高性能グラフィック+SSDの組み合わせにより高いパフォーマンスを発揮。デスクトップ代替機として使える

HPノートPavilion dv7-6c00 レビュー

Pavilion dv7-6c00について
各パーツをチェック
同梱物をチェック
Pavilion dv7-6c00を使ってみた