最新プロセッサを搭載したハイパフォーマンスデスクトップ/HP Pavilion HPE580jpレビュー

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HP 2011年春モデル内覧会でHPE580jpが展示されていたので詳しくレビューしたいと思います。

Pavilion HPE580jpは、HPの2011年春モデルであり、拡張性に優れたミニタワー型の筐体を採用しています。HPのデスクトップでミニタワーを採用しているモデルとして、HPEシリーズp6000シリーズの2つが挙げられますが、HPEが高いパフォーマンスの提供を目的としたハイエンドモデルなのに対し、p6000はコストパフォーマンス性を重視しているという違いがあります。つまりHPEシリーズは、拡張性と高パフォーマンスの両方を手に入れたいユーザー向けのデスクトップです。

HP Pavilion HPE580jpレビュー

HPEシリーズにはHPE580jp/HPE580jp/HPE560jpの3つのモデルが存在しますが、この3つのモデルの大きな違いは搭載できるCPUの種類です。
・HPE580jpでは、最先端テクノロジーを搭載したインテル Core i7プロセッサの中の上位モデルを搭載できます。
・HPE580jpでは、Sandy Bridgeテクノロジーを採用したインテルの第2世代インテルCcore iプロセッサを搭載できます。
・HPE560jpでは、AMDの新世代プロセッサーAMD Phenom II X6 6コアプロセッサを搭載できます。

一応、HPE590が最上位機種という扱いですが、HPE590には最新の第2世代Core iプロセッサは搭載されていません。なので実際のパフォーマンスでいうと、HPE580と590はいい勝負なのではないか、と思います。そういう意味では、コストパフォーマンスの良さということでHPE580はおすすめという気がします。

HP Pavilion HPE580jp

HPE580jpの前面部は、他のPavilionデスクトップシリーズと同様、ピアノブラックを基調とした、光沢加工処理されたデザインを採用. 非常につややかで、高級感を演出しています。ただし、埃や汚れが目立ちやすいので、気になる人はこまめに拭き取る必要があります。

筐体内部

HPE580jpは、ミニタワーシャーシを採用しているため、拡張性は十分です。5.25インチベイ×2、3.5インチベイ×2、 PCI Express x16を1スロット、PCI Express x1を3スロット、 PCI Express ×1 Mini Card を1 スロット装備しているため、購入後に拡張する必要が生じても安心です。ネジを外すだけで簡単に筐体内部にアクセスできます。

HPE580jpレビュー

上面部には窪みが設定されているため、携帯などのデバイスを置いておくことができます。
HPE580jpは、インテルの第2世代Core i5/7プロセッサを搭載可能。CPUとGPUを1つのチップに統合したSandy Bridgeテクノロジーを採用した最新プロセッサです。前の世代のCore iプロセッサに比べて大幅にパフォーマンスが向上しています。より高い性能を望むのならCore i7プロセッサを、コストパフォーマンス重視ならCore i5がお勧めです。
プロセッサ
コア数
ベース周波数
3次キャッシュ
ハイパー
スレッディング
Core i7-2600
4
3.40GHz
8MB
Core i5-2500
4
3.30GHz
8MB
×
Core i5-2400
4
3.10GHz
6MB
×

インデクス

このHPE580jpのWindowsエクスペリエンスインデックスの値は7.5。最高得点は7.9なので、すべての項目でバランス良く高得点を記録しているのがわかります。まさに超ハイパフォーマンス。CPUはCore i7-2600、メモリは12GB、ストレージはSSDです。実際に操作していても、きびきびとした動作が特徴的でした。かなり作業効率が上がると思います。

HP Pavilion HPE580jp Beats Audio

HPE580jpでは、クリアなサウンドと重低音を実現するHP Beats Audio機能を搭載しています。これまでは、サウンドに特化したノートENVY 14にのみ搭載されていた機能ですが、この春モデルから他のモデルにも搭載されるようになりました。ENVY14でこの機能を試してみましたが、かなり満足度の高いサウンドが得られます。いろいろとカスタマイズできるので、自分好みのサウンドにアレンジできます。この機能をHPEシリーズで搭載しているのはこのHPE580jpのみなので注意が必要です。

Beats Audio

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筐体内部