HP ProBook 650 G1レビュー
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ProBook 650 G1は、HPの法人向けProBookシリーズに属する15インチ液晶搭載スタンダードノート(→ProBookシリーズのモデル一覧はこちら)。
コストを抑えつつ、ビジネスに必要な機能とデザインを備えています。シルバーとブラックのツートンカラーを採用しているため、落ち着いた印象を与えます。
ここでは、ProBook 650 G1の特徴、性能等について詳しくレビューします。
- 目次
- 1)スタイリッシュなデザイン
- 2)高い基本性能
- 3)各パーツをチェック
- (液晶 | キーボード/タッチパッド | 側面部/前面部/背面部/底面部)
4)簡単にカスタマイズ可能 - 5)ACアダプタをチェック
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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1)スタイリッシュなデザイン
天板はブラックカラー。HPのロゴも黒で統一されています。
背面部/キーボード周辺部はシルバーを採用しています。
ビジネス向けノートらしい、しっとりと落ち着いたカラーリングになっているのがわかります。
側面部のシルバーが、いいアクセントになっていますね。
天板部にはやわらかい素材を用いているため、肌触りがいいです。指紋や汚れがつきにくい仕様になっており、こまめに拭き取る必要がありません。
重量は約2.3kgあるのでちょっと重め。ずっと片手で持っているのはつらいですね。
雑誌と比較してみるとこんな感じ。
でこぼこのないフラットなデザインを採用しているので、すっきりとした印象を与えます。
液晶を開いたところ。
脇に抱えて持ってみました。
前から見たところ。
以上見てきたように、HP ProBook 650 G1は、ビジネスノートらしい、しっとりと落ち着いたスタイリッシュなデザインになっています。
2)高い基本性能
HP ProBook 650 G1の主なスペックをチェックしてみましょう。
ProBook 650 G1/CT | |
液晶 | 15.6インチ |
最大解像度 | 1366×768/1920×1080ドット |
CPU | インテル第4世代 Core i5-4200M/4210M/4300M/4310M Core i7-4600M/4610M |
メモリ | 2GB/4GB/8GB/16GB |
ストレージ | 320GB/500GB/1TB HDD/ 256GB SSD |
グラフィックス | インテル内蔵グラフィックス |
光学ドライブ | なし/DVD-ROM/スーパーマルチドライブ |
外寸(mm) | 378×257×29~33 |
重量(kg) | 2.3kg(光学ドライブなし) 2.4kg(光学ドライブあり) |
CPUにはインテル第4世代Core i5/7を選択可能。メモリは2~16GBの中から選択できます。ストレージは320GB/500GB/1TB HDDおよび256GB SSDの中から選べます。
スタンダードノートとしては高い基本性能を発揮できると思います。豊富なオプションが用意されているので、自分のニーズに合ったカスタマイズが可能なのはいいですね。Core i7+16GB+256GB SSDの構成を選択すれば、ビジネスで使う際にストレスを感じるシーンは少ないでしょう。
グラフィックスはチップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのみを選択可能。高性能なカードタイプは選択できません。動画/画像の編集といった高い描画処理能力を必要とするタスクには不向きなので注意が必要です。
Windowsエクスペリエンスインデックスを使ってパフォーマンスをチェックしてみました。構成はCore i7-4600Mプロセッサ/4GBメモリ/256GB SSD/インテルHDグラフィックス。チップセット内蔵タイプのため、グラフィックの値が相対的に低めですが、その他の値は高めで優れた基本性能を発揮できているのがわかります。
実際に操作してみましたが、快適に操作可能。キビキビ動作してくれます。
YouTubeの動画再生も快適に楽しめます。表示もすごく鮮明です。
HP ProBook 650 G1は、東京のHP昭島工場で組み立てられた「MADE in TOKYOモデル」。国内で生産されているため、納期が短くなるほか、輸送に伴い発生する問題を減らすことができます。
3)各パーツをチェック
非光沢タイプのノングレアパネルのみを選択可能。したがって、照明などの映り込みが発生しにくく実用的です。
最大解像度は1366×768ドット/1920×1080ドットのいずれかを選択可能。
レビューしたマシンでは1920×1080ドットのパネルを搭載しています。15.6インチの大きめの液晶パネルを搭載しているので、1920×1080ドットでも表示が小さすぎるということはありません。
1920×1080ドットの解像度では複数のウィンドウを並べて表示することが可能。作業効率を向上させることができます。
液晶の表示もすごく精細感が高く綺麗。文字つぶれも発生しません。
キーボードにはテンキーを搭載。数字を頻繁に入力する場合に重宝するでしょう。
変則的なキー配置はありませんが、左上の半角/全角キー、
Enterキーの上のBackdeleteキーなど、よく使用するキーで小さめのものがあるので、慣れるまではちょっと使いづらいかもしれません。
キーピッチは十分な幅を確保しているので窮屈な感じはありません。
中央にポイントスティックが配置されているので、キーボードから手を離すことなく、画面上のポインタを操作することが可能。
タッチパッドの上部にもクリックボタンが配置されています。
上の写真のようにポイントスティックと併用することができます。
タッチパッドはすべりがよく使いやすいです。
クリックボタンも幅は狭いですが、ストロークが深く押してみた感触がいいですね。
横から見ると、クリックボタン部分がかなり盛り上がっているのがわかります。
パームレスト部分も広くて快適。表面はさらっとしているので、ずっと触っていてもべとつきません。
キーボードの左上には電源ボタンが配置されています。
キーボードの右上には無線LANオン/オフボタン、音声ミュートボタンが配置されています。すぐに音声/ワイヤレスをオフにしたい場合などに便利です。
キーボードの奥がスピーカーになっています。高音がシャリシャリしている、重低音が響かない、など音質は今一つですが、 ビジネス向けのノートであることを考えれば、それほど悪くないと思います。
右下には指紋認証センサーが配置されています。
光学ドライブは、なし/DVD-ROM/スーパーマルチドライブのいずれかを選択可能。
電源ケーブルを接続するとこんな感じ。
前面部。
中央に窪みが設定されており、液晶を開きやすいようになっています。
前面部の左にはステータスランプが配置されています。
マシンの状況を確認することが可能。
右側面部。本体手前(写真左)から順に、ヘッドホン/マイクコンボ端子、USB3.0×2、DisplayPort、VGA端子が配置されています。ビジネスでは、いまだレガシーのVGA端子を使うケースもあると思うので、VGA端子が用意されているのはうれしいですね。
背面部。
右端に、シリアルポートが配置されています。最近のノートでシリアルポートが配置されているモデルは珍しいですね。
HP ProBook 650 G1には、USB 3.0が合計5基搭載されています。さらに、映像出力端子として、DisplayPortとVGA端子が用意されています。普及の進むHDMIポートは用意されていないので注意が必要です。
底面部。
中央にドッキングベイが配置されています。
中央にある左側のスライダーをずらせば、バッテリーを着脱できます。
4)簡単にカスタマイズ可能
底面部中央の右にあるスライダーをずらせば、底面部の下半分を覆うカバーを取り外すことが可能。
下方向にずらすだけで簡単に取り外せます。ツールレスで開けることができるのは便利。
筐体内部は上の写真のようになっています。左上に冷却ファン、中央にメモリスロット、左下にストレージが配置されているのがわかります。
メモリスロットは2基搭載。したがって、メモリモジュールを2つ搭載することが可能です。
ストレージモジュールも、周りのネジを外すだけで簡単に取り外し可能。
以上、見てきたように、HP ProBook 650 G1はビジネスノートらしく、非常に簡単に増設/保守できる仕様になっています。
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(更新日:2015年6月4日)