HP OmniBook Ultra 14-fdレビュー

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OmniBook Ultra 14-fdは14インチパネル搭載のコンパクト/スリムノートPC。AI専用NPU内蔵のAMD Ryzen AIプロセッサを搭載したCopilot+PC準拠モデルで高いAI処理性能を発揮できます。

HP OmniBook Ultra 14-fdレビュー

【プロモーション/機材提供:株式会社日本HP】

主な特徴は次のとおり。

  • NPU内蔵のAMD Ryzen AIプロセッサを採用
  • Copilot+PC準拠モデル
  • 14.0インチパネル搭載
  • コンパクト・スリムボディ
  • ボディのエッジが切り取られたデザインを採用しており、スタイリッシュな仕上がり

メーカーからOmniBook Ultra 14-fdをお借りすることができたので、ここではOmniBook Ultra 14-fdの特徴・スペック等について解説します。

【参考】OmniBook Ultra 14-fd動画

OmniBook Ultra 14-fdに関する動画をYouTubeにアップしています。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

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1)14インチコンパクト/スリムノートPC

本モデルは、HPの最上位ブランド「OmniBook Ultra」に属するノートPC。

縦横比16:10の14インチパネル搭載のコンパクトノートPCです。

13インチ/16インチノートPCを並べてみました(上の画像の左:13.3インチPC/真ん中:レビュー機(14インチ)/右:16インチPC)。

厚さは約16.4 mmしかなく、スリムなボディです。

非常に掴みやすく、コンパクトなので取り回しがしやすいですね。

重量は1.527kg(実測値)。

14インチPCとしてはちょっと重めかな。 持ってみると少し「ずしっ」としますが、すごく重い感じではないですね。

個人的には気合いを入れれば外に持ち出そうという気になる重さです。

僕の持っているビジネスバッグや

デイパックからも、とてもスムーズに取り出せました。

天板部を押してもべこべこする感じはありません。

スリムなつくりですが、ボディの堅牢性は非常に高いですね。片手だけで持っても、たわみ等はほとんど感じないので安心して持ち運べると思います。

2)Copilot+PC準拠PC(スペック/価格)

スペックについて見ていきます。

機種名 OmniBook Ultra 14-fd
カラーリング メテオシルバー
ディスプレイ 14.0インチ・2.2K・IPSタッチディスプレイ (2240×1400 / 16:10 / 300nit)
CPU AMD Ryzen AI 9 365
AMD Ryzen AI 9 HX 375
メモリ 16GB/32GB オンボード
ストレージ 1TB SSD
光学ドライブ -
グラフィックス AMD Radeon 880M(CPU内蔵)/
AMD Radeon 890M(CPU内蔵)
カメラ 9MP IR AI カメラ (約900万画素)
端子類 Thunderbolt 4 with USB Type-C 40Gbps ×2 (Power Delivery、DisplayPort 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応) USB Type-A 10Gbps ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
バッテリ駆動時間 最大 21時間
(*FHDビデオ再生、解像度1080p(1920x1080)、輝度200 nits、システムオーディオレベルをイメージデフォルトとして使用)
寸法 約 315 × 227 × 16.4 mm
重量 約1.57kg

本モデルには、AI専用NPU内蔵のAMD Ryzen AIプロセッサを搭載。

Copilot+PCに準拠しており、高いAI処理性能を発揮できる仕様になっています。

メモリは16GB/32GB搭載モデルを選択できます。 ネットを見たり、動画を再生したりといった、 負荷が軽めの一般的なタスクであれば、16GBの容量でも十分だと思いますが、 負荷のかかるタスクを快適に処理したいなら、32GBメモリ搭載モデルを選んだ方がいいでしょう。 オンボードタイプのため購入後に自分でカスタマイズすることはできません。

ストレージはSSDを搭載。グラフィックスはCPU内蔵タイプを採用。 コンパクトPCとしては、スペックは充実していると思います。

HP OmniBook Ultra 14-fdのパッケージ別のスペックは次のとおり。

モデル名 スタンダードモデル スタンダードプラスモデル パフォーマンスモデル
ディスプレイ 14.0インチ・2.2K・IPSタッチディスプレイ
CPU AMD Ryzen AI 9 365 AMD Ryzen AI 9 HX 375
メモリ 16GBオンボード 32GBオンボード
ストレージ 1TB SSD
希望販売価格 299,200円~ 322,300円~ 343,200円~

ゴールデンウィークセール iconの価格

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(*価格は2025/5/9時点(税込)。僕が確認する限り過去最安値に設定されているモデルがあり、お得です)

スタンダードモデル/スタンダードプラスモデル/パフォーマンスモデルの3つのモデルが用意されています。CPU/メモリ容量が異なります。

Copilot+PC準拠モデルということもあり、価格はちょっと高めですが、処理性能が高い、デザインがいいPCが良くて、AI対応PCとして今後長期間使うことでTCO(総所有コスト)を下げられることに魅力を感じる人にはいいかも。

3)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間

性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり
【レビュー機のスペック】AMD Ryzen AI 9 HX 375プロセッサ/32GBメモリ/1TB SSD/AMD Radeon 890M(CPU内蔵)

CINEBENCHのCPU(マルチコア)のスコアは20237pts。非常に高いスコアです。

負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」の結果は、最高品質で「とても快適」。

重い負荷のかかるFF15ベンチマークの結果は「軽量品質」で「快適」、「標準品質」で「やや快適」、「高品質」で「普通」。

インテルCore Ultra 7 155HのCPU内蔵グラフィックスのスコアを大きく上回っていますね。 インテルCore Ultra 7 258VのCPU内蔵グラフィックスのスコアとは同じくらい。 CPU内蔵タイプとして描画処理能力は高いと思います。

高性能なNVIDIA GeForceグラフィックス搭載モデルと比較すると、 RTX4050とは結構差がありますが、 RTX3050になると大分差が縮まっており、 GTX1650と比べると並ぶまではいきませんが、結構張り合える感じです。

この結果から見ると、ちょっと描画処理能力が必要なタスク(それほど負荷がかからないゲームや動画編集など)も、 ある程度ストレス無く処理できるレベルのパフォーマンスを発揮できるんじゃないか、という感じがしますね。

ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。 ネットを見るなど負荷が軽めのタスクを処理しているときは 15-20dB程度で静か。ほとんどファンの音が聞こえてきません。

FF15ベンチマーク実行時は28-33dB程度。ファンの回転音が上がり、静かな環境ではちょっと耳障りに感じますが、個人的にうるさいという印象は受けませんでした。

熱についてですが、FF15ベンチマーク終了直後、底面部の通気孔部分を触ると、ほのかに温かい程度。熱くは感じませんでした。

キーボード上部もちょっと温かいですが、パームレストに熱はほとんど感じないです。 スリムPCですが、熱対策はしっかり取られている印象です。

バッテリ駆動時間を計測。バッテリ容量は68Wh。

条件1の何もしない状態で約16.7時間、動画再生した状態で約11.1時間バッテリが駆動する計算です。

4)デザイン

本モデルにはリサイクルアルニウムが採用されており、

天板部を触った感触からすると、 ここにはアルニウムが用いられていると感じました。

洗練されたボディに仕上がっており、非常にスタイリッシュ。

光が当たったところの反射が綺麗。天板部を触るとさらさらしており、心地いいですね。 指紋や汚れはそれほど目立たない印象を受けました。

ボディの両サイドのエッジが切り取られたデザインを採用。

パネルを開くと、切り込みが入ったようになり、かなり独特なデザインです。

斜めにカットされている部分の一方にはUSB Type-Cを配置。

カラーリングはメテオシルバー。上質な感じの落ち着いたシルバーカラーです。

キーボード面および

底面部も同系色のカラーリングを採用しています

キーボードは濃いグレーカラーですが、ファンクションキーは薄いグレー、右端の電源ボタンはブルーを採用。 この組み合わせ、好き嫌いが分かれそうです。

5)ディスプレイ

14インチパネルを搭載。

タッチ対応の2.8K(2240×1400ドット)高精細パネルを採用しています。

IPSパネルを搭載しており、表示は綺麗。OLEDパネル搭載モデルは用意されていません。

光沢パネルを採用しているため、色の描写も鮮やかです。

黒い部分もしっかりめに表現されるため、映像も楽しめました。

色域が広めのパネルを採用。色域が狭いパネルを搭載した16インチPCに同じ画像を映し出してみました(上の画像の左:レビュー機(14インチ)/右:16インチPC(色域が狭いパネルを搭載))。

色域が狭いパネルは暖色系が黄色っぽく表現されていますが、本モデルのパネルはより忠実に色を再現できています。

光沢パネルなので周りの映り込みは発生しやすいです。

視野角は広め。

最大輝度は300nit。室内で使っているときに暗く感じることありませんでした。

6)キーボード/タッチパッド

キーボードについて見ていきましょう。

左端の半角/全角キーが小さめ。

Enterキーはそれほど大きくありませんが、押しづらさは感じませんでした。

スリムボディのため、キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1.0mm。一般的なノートPCの場合、1.3-1.5mm程度のモデルが多いので、ちょっと浅めです。 キーを強く押すと、少したわみますが、個人的にはほとんど気になりませんでした。

キーを軽く押せば反応してくれます。 キーストロークが浅めですが、反発があり、打鍵感は少しパコパコする感じ。このあたり、好き嫌いが分かれそう。 打鍵感は柔らか過ぎず、個人的には結構いい感じにタイピングできました。 打鍵音は標準レベルです。

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キーピッチ(キー間の距離)は約18.7mm。キーボードの左右にスピーカーを配置しているためか、フルサイズ(約19mm)と比べて若干狭めです。 ただし、実際にタイピングしていて窮屈な感じはしませんでした。

Copilotキーを搭載。

バックライトが搭載されており、

F5キーでオン/オフの切り替え、2段階の明るさ設定が可能です。

タッチパッドはクリック部分が一体となったタイプ。結構大きめです。

表面はすべすべしており、反応は良好。

軽く押せばクリックできます。押した感触はほどよく、心地よく押せました。 クリック音は標準レベル。うるさくは感じなかったですね。 レビュー機固有の現象かもしれませんが、ごくたまにですが、クリックしようとして反応せず、何度かクリックが必要なときがありました。

7)端子類/myHPアプリ/カメラ/認証/サウンド

左側面部。USB Type-A、ヘッドホン/マイクコンボ端子を配置。

右側面部。USB Type-C×2を配置。

1つのUSB Type-C端子は角に配置されています。

この部分はくさび形になっており、USBデバイスが大きいと接続できないケースがあるのでご注意ください。

電源ケーブルの端子はぴったり収まる形状をしています。

2つあるType-C端子はDisplayPort/PowerDelivery/Thunderboltに対応しています。対応するモニタに接続すれば、映像出力と同時に充電も実行できるので便利です。

myHPアプリが同梱されており、多様なコントロールを実行できます。

「システム制御」の「パフォーマンスのコントロール」で6つの項目から選択でき、「SmartSense」を選ぶと、多彩な項目を最適化して、システムを自動調整してくれます。

カメラは約900万画素のIR AIカメラを搭載。顔認証が利用可能です。

カメラシャッター機能に加えて

マイクミュート機能も搭載されています。

電源ボタンに指紋認証センサーを搭載。

スピーカーが

キーボードの左右に2つ、

底面部に2つで構成されるクアッドスピーカーシステムを採用。

実際に音楽を聴いてみましたが、非常にクリアで広がりがあります。シャカシャカした感じは少なく、低音もしっかり響くので、聞いていて楽しいですね。個人的には非常に満足度高いです

8)同梱物

ACアダプタと電源ケーブル。

65W型のACアダプタを同梱。

ACアダプタはコンパクトです。

ACアダプタに付いているケーブルは破損しにくいよう 補強されています。

電源ケーブル。

接続端子には、USB Type-Cを採用。

2つあるType-C端子のいずれに接続しても充電できます。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は301g。

本体を合わせた重量は1.828kg。

まとめ

以上、OmniBook Ultra 14-fdについて見てきました。主な特徴は次のとおり。

OmniBook Ultra 14-fdの特徴
  • NPU内蔵のAMD Ryzen AIプロセッサを採用
  • Copilot+PC準拠モデル
  • 14.0インチパネル搭載
  • コンパクト・スリムボディ
  • ボディのエッジが切り取られたデザインを採用しており、スタイリッシュな仕上がり

14インチパネル搭載のコンパクト/スリムノートPC AI専用NPU内蔵のAMD Ryzen AIプロセッサ搭載を搭載しており、Copilot+PCに準拠。高いAI処理性能を発揮できます。 ボディのエッジが切り取られたデザインを採用しており、スタイリッシュな仕上がりになっています。 価格が少し高めに設定されていますが、価格にこだわらず、今後のトレンドに乗り遅れないようCopilot+PC準拠モデルがいい、 長期間使用したい、デザイン面も配慮したい、という人にオススメです

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(更新日:2025年3月9日)