HP ProDesk 400 G5 SF/CTレビュー
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ProDesk 400 G5 SF/CTは、HPの法人向けProシリーズに属するデスクトップ。コストパフォーマンスを重視した省スペースモデルとして位置づけられています。
特徴をまとめると次のとおり。
- 省スペースデスクトップ
- 縦置き/横置き可能
- 多彩なカスタマイズが可能
- 容易に筐体内部にアクセスできる
ここでは、ProDesk 400 G5 SF/CTの特徴、性能等について詳しく解説します。
- 目次
- 1)省スペースボディ
- 2)スペックをチェック
- 3)各パーツをチェック
- 4)容易に筐体内部にアクセスできる
- 5)まとめ
ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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2)スペックをチェック
ProDesk 400 G5 SF/CTの主なスペックは次の表のとおり。
機種名 | ProDesk 400 G5 SF/CTスペック |
CPU | インテル Celeron G4900 インテル Core i3-8100 インテル Core i5-8500 |
メモリ | 4GB(4GB×1) / 8GB(8GB×1) / 16GB(8GB×2) / 32GB(16GB×2) (最大32GB) インテルOptaneメモリ:なし/16GB |
ストレージ | 500GB HDD/1TB/2TB HDD/ 128GB/256GB/512GB SSD((NVMe)) |
ストレージ2 | なし/500GB HDD/1TB/2TB HDD |
グラフィックス | CPU内蔵グラフィックス |
光学ドライブ | なし / DVD-ROMドライブ(9.5mmスリムライン) / DVDライター(9.5mmスリムライン) |
映像出力端子 | Displayport×1、VGA×1(プロセッサー内蔵グラフィックス) |
USB端子 | USB3.1×4(前面2、背面2)、USB2.0×4(背面4) |
寸法/ 重量 |
270×296×95 mm/ 約4.6kg |
標準保証 | 1年 |
CPUにはコストパフォーマンスに優れたインテルCeleronに加え、第8世代インテルCore i3/i5プロセッサ搭載モデルを選択できます。残念ながらCore i7プロセッサは選択肢に含まれていません。
価格重視ならCeleron搭載モデルですが、Celeronだとちょっと負荷がかかると処理にもたつくことがあるので、ある程度快適に作業したいのであれば、より高性能なインテルCoreプロッサ搭載モデルの方がオススメです。
メモリは4/8/16/32GBでカスタマイズ可能。Web閲覧/ビジネスアプリ操作といった負荷が軽めのタスクがメインであれば4GBの容量でも足りると思いますが、余裕のあるパフォーマンスを確保したいのであれば8GB以上のメモリを搭載すれば安心だと思います。
ストレージはHDDに加えて、高速アクセス可能なSSDも選択できます。セカンドストレージを搭載することも可能です。
1stストレージにHDDを選択した場合、インテルOptaneメモリを搭載することも可能(インテルCeleronプロセッサ搭載モデルでは利用不可)。
インテルOptaneメモリは、HDDを高速化するためのキャッシュメモリです。頻繁に使用するデータを保持することができるので、PCの速度向上に寄与できます。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを使うことができます。
このスペックを見れば、ProDesk 400 G5 SF/CTが、負荷がそれほど重くない一般的なビジネスタスク、Web閲覧、動画再生などをメインに処理するためのPCとして位置づけられているのがわかります。
なお、スピーカーを内蔵しています。音質はたいしたことありませんが、外付けのスピーカーがなくても音を鳴らすことができるのは便利だと思います。
ProDesk 400 G5 SF/CTのパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。
CPU:インテルCore i3-8100
メモリ:4GB
ストレージ:500GB HDD
グラフィックス:インテルUHDグラフィックス(CPU内蔵タイプ)
CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。
CPU:534cb→オフィスワークでは十分な性能を発揮できるレベルのパフォーマンスを確保しています。
負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
画質 | 解像度 | スコア | 評価 |
最高品質 | 1280×720 | 5183 | 快適 |
解像度を抑えめにすれば快適に楽しめるとの結果が出ています。
実際に使ってみたところ、Web閲覧/動画再生といった、負荷が軽めのタスクであれば、サクサク快適に動作します。
3)各パーツをチェック
前面部はブラックとシルバーを基調とした落ち着いたデザインを採用。
上段の中央に光学ドライブ、右上に端子類が配置されています。
光学ドライブのトレイを引き出すには、フタの部分の少し飛びだしたところを押します。
端子類は写真上から順に、電源ボタン、ヘッドフォン/マイクロフォンコンボジャック、USB 3.1 Gen 1×2、 SDカードリーダーが配置されています。SDカードリーダーはオプションです。
右側面部。横置きするとき用のゴム止めが4つ配置されています。
左側面部。
背面部。
上段左に端子類が配置されています。
写真上から順に
- オーディオ入力/出力
- DisplayPort
- VGA port
- ディスプレイ用オプションポート(VGA, HDMI, DisplayPortを搭載可能)
- USB 2.0 × 2
- ネットワークポート(RJ-45)
- USB 2.0×2
- USB 3.1 Gen1 × 2
が配置されています。
中段に拡張カード用のカバー、下段に電源コネクタが配置されています。
またシリアル端子、パラレル端子、PS/2端子といったレガシー端子をオプションで選択できるので、古いタイプのデバイスを接続する必要がある場合も安心です。
同梱される電源ケーブル。
HP ProDesk 400 G5 SF/CTでは、標準でUSB接続キーボード/マウスが同梱されます。すでにキーボード/マウスは持っている、という方のために、キーボードなし/マウスなしを選択することのできるモデルも用意されています。ただし、「なし」を選んでも価格は同じです。
4)容易に筐体内部にアクセスできる
背面部にある大きめのネジを手で緩めるだけで、簡単に側面部を外して筐体内部にアクセスできます。ドライバは不要です。
コンパクトなボディにパーツが詰め込まれています。
- ロープロファイル16x PCIe×1スロット、ロープロファイル1x PCIe×1スロット、(奥行最大16.7cm)
- M.2 PCIe x1-2230×1スロット( for WLAN)
- M.2 PCIe x4-2230/2280Combo×1スロット(for storage)
- 外部スリムラインベイ×1、内部 3.5/2.5インチ×1
ProDesk 400 G5 SF/CT筐体内部レビュー
筐体内部の各パーツの詳細についてはProDesk 400 G5 SF/CT筐体内部レビューを参照してください。
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(更新日:2019年1月10日)