HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)レビュー

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HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)は14インチパネル搭載の2-in-1 PC。Copilot+PCに準拠したAI対応モデルです。

HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)レビュー

【プロモーション/機材提供:株式会社日本HP】

主な特徴は次のとおり。

  • インテルCore Ultraシリーズ2搭載モデル
  • Copilot+PC準拠
  • 14.0インチパネル搭載
  • パネルを360度回転させることのできる2-in-1ノートPC

14インチパネル搭載のコンパクトな2-in-1 PCで2.8KのOLEDパネルを搭載しています。先代モデルのEnvy x360 14-fc(インテル)はCopilot+PCに準拠していませんでしたが、本モデルは準拠しています。

イベントでHP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)に触ることができたので、ここではHP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)の特徴・スペック等について解説します。

【参考】HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)動画

HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)に関する動画をYouTubeにアップしています。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

【レビュー機のスペック】
インテル Core Ultra7 155Uプロセッサ/32GBメモリ/1 TB SSD/インテルグラフィックス(CPU内蔵)
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1)HP OmniBook X Flip 14-fmの特徴(先代モデルとの比較)

HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル) (2025年モデル)は、14インチパネル搭載のコンパクトな2-in-1 PC。

ノートPC/スタンド/タブレット/テントの4つのモードで使用でき、

状況に合わせた使い方が可能です。

カラーリングはメテオシルバーとミッドナイトブルーを用意

上の画像の左:ミッドナイトブルー/右:メテオシルバー。

先代モデルと同じカラーリングです。

主なスペックをチェックしてみましょう。

モデル名 HP OmniBook X Flip 14-fm HP Envy x360 14-fc(インテル)
(先代モデル)
カラーリング メテオシルバー/ミッドナイトブルー メテオシルバー/ミッドナイトブルー
パネル 14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz) 14.0インチ・WUXGA・IPSタッチディスプレイ (1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz)

14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz)
CPU インテルCore Ultra 5 226V
インテル Core Ultra 7 258V
インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U
インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U
メモリ 16GB /32GBオンボード 16GB /32GBオンボード
ストレージ 512GB/1TB SSD 512GB/1TB SSD
グラフィックス Intel Arc グラフィックス(CPU内蔵) インテル グラフィックス (CPU内蔵)
端子類 USB Type-A×2、
USB Type-C×2(1つはThunderbolt 4対応)、ヘッドホン/マイクコンボ端子、HDMI端子
USB Type-A×2、
USB Type-C×2(1つはThunderbolt 4対応)、ヘッドホン/マイクコンボ端子、HDMI端子
バッテリ駆動時間 最大17時間30分 最大15時間/最大10時間30分
サイズ 約 313 × 218× 16.9 mm(最厚部)
重量 約 1.39 kg

先代モデルのHP Envy x360 14-fc(インテル)と比較しています。
→参考:HP Envy x360 14-fc(インテル)レビュー

CPUには、インテルCore Ultraシリーズ2のCore Ultra 5 226V/7 258V搭載モデルを選べます。

CPU 【参考】
インテルCore Ultra 5 125U 
インテルCore Ultra 5 226V 【参考】
インテルCore Ultra 7 155U
インテル Core Ultra 7 258V
コアの数 12(Pコア8/Eコア8/低消費電力Eコア2) 8(Pコア4/低消費電力Eコア4) 12(Pコア8/Eコア8/低消費電力Eコア2) 8(Pコア4/低消費電力Eコア4)
スレッドの数 14 8 14 8
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 最大4.3 GHz 最大4.5 GHz 最大4.8 GHz 最大4.8 GHz
キャッシュ 12MB 8MB 12MB 12MB
内蔵グラフィックス Intel Graphics Intel Arc 130V GPU Intel Graphics Intel Arc 140V GPU
グラフィックス最大動的周波数 1.85 GHz 1.85 GHz 1.95 GHz 1.95 GHz
グラフィックスXe コア 4 7 4 8
NPU 〇/NPUピークTOPS:40 〇/NPUピークTOPS:47

AI専用NPUを内蔵しており、最大 47 TOPSを実現。Copilot+PCに準拠しています。

先代モデルのプロセッサにもNPUは内蔵されていましたが、 Copilot+PCには準拠しておらず、AI処理性能に関しては本モデルの上だと思います。

メモリは16GB/32GB搭載モデルを選択可能。

グラフィックスはCPU内蔵タイプを用意。 高性能なグラフィックス搭載モデルは用意されていません。

AI機能として、HP AI Companionを利用可能。 現在クラウドベースで処理されますが、夏前ぐらいにはローカル(PC側)で処理できるようになる予定。 ローカルで処理できるとかなり便利そうですが、担当者によるとメモリの要件があるとのことで、おそらく32GBメモリを搭載していないといけないのかな。

ディスプレイについては縦横比16:10の14インチパネルを搭載。 表示の綺麗なOLEDパネルを標準で搭載しています。

最大解像度2880×1800ドットの高精細な2.8Kパネルを採用。

OLEDパネルの主なメリット・デメリットはこのとおり。
・高画質
・黒をしっかり表現できる
・レスポンスが速い
・焼き付きが発生しやすい

実際にパネル表示を見て色描写がすごく鮮やかだと感じました。

広い色域を表現できる デジタルシネマの規格DCI-P3のカバー率100%を実現し、広い色範囲を表示することができます。輝度は400nitと明るめ。 タッチパネルを採用しています。

光沢パネルなので色の表現は綺麗ですが、映り込みは発生しやすいと思います。

なお先代モデルではIPS/1920×1200ドットのパネルも選べましたが、 本モデルでは、OLED/2.8Kパネル搭載モデルしか選べなくなっています。

ラティスレスキーボード採用。

隣のキー間のスペースを狭くすることで、キーが大きくなっており、 押しやすいうえに視認性が高まりますが、誤って隣のキーを押してしまう可能性があります。

半角キーが小さめ。

Enterキーは標準サイズかな。

キーピッチ(キー間の距離)は本モデルが約19mm。 先代モデルの約18.7mmよりちょっとだけ広くなり、フルサイズのキーボードと同程度のキーピッチを確保しています。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1mm。 先代モデルが約1.3mmだったので、ちょっと浅くなっています。

バックライトを搭載。

タッチパッドは大きめ。 実際に使って見ると、クリックする際、 軽く押せば反応してくれました。

搭載されている端子類は先代モデルと同じ。 HDMI/ヘッドホン・マイクコンボ/USB Type-A×2/Type-C×2が利用可能です。SDカードリーダー/LAN端子は非搭載。

USB端子 最大転送速度 個数/場所
USB Type-A 10 Gbps 1個/左側面部
1個/右側面部
SuperSpeed USB Type-C 10 Gbps 1個/左側面部
Thunderbolt 4対応USB Type-C 40 Gbps 1個/左側面部

USB端子は、従来からあるType-A端子が2つ、前後の向きのないType-C端子が2つの合計4つ搭載されています。

USB Type-C 本モデルでの対応 特徴 備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 受給電可能 高速充電可能

Thunderbolt 4

最大40Gbpsで転送可能 Thunderbolt 4対応機器と接続する必要あり

USB Type-C端子は2つともDisplayPortにも対応しているため、外部に映像を出力するのにも使用可能です。PowerDeliveryにも対応しています。

Thunderbolt 4に対応しているのは1つのType-C端子だけ。対応器機に接続すれば最大40Gbpsという速度でデータのやりとりを実行できます。

本モデルの左側面部にUSB Type-A、HDMI、Type-C×2、

右側面部にヘッドホン/マイクコンボ端子、USB Type-Aが配置されています。

カメラは約500万画素と高画質ですが、OmniBookのみ、NPUを活用したAIベースのカメラ拡張機能Poly Camera Proが利用可能。 NPUベースなので、パフォーマンス/電力効率を落とすことなく利用できるそうです。 担当者によると、事前設定してすぐにYouTubeにストリーミング配信できるようにするモードが今後導入予定とのこと。

カメラシャッター機能とマイクミュート機能を搭載。

先代モデルはWiFi 6E対応でしたが、 本モデルはWiFi 7に対応しています。

ボディサイズおよび重量は先代モデルと同じ。

厚さは約16.9mmで掴みやすいですね。

重量は約1.39kgで2-in-1 PCとしては軽い方だと思います。

高強度リサイクルアルミニウム筐体を採用。

アルミを採用しているため、質感は高めですね 触った感触も心地いい感じです。

背面部の左のヒンジに「OmniBook」のロゴを配置。

底面部の中央に通気孔、

前面部寄りの左右にデュアルスピーカーが配置されています。

堅牢性は高く、片手だけで持ってもボディのたわみ等は感じませんでした。

バッテリ駆動時間はスペック値でOmniBookが最大17時間30分、 先代モデルが最大15時間(モデルによって異なる)となっており、OmniBookは約2時間30分延びています。

USB Type-C端子で充電するタイプでケーブルは破断しにくいよう補強されています。

先代モデルの一部のモデルにはワイヤレスタイプのマウスが同梱されていましたが、OmniBookには同梱されておらず、一部のモデルにはアクティブペンが同梱されています

2)価格

モデル名 スタンダードモデル パフォーマンスモデル
CPU インテルCore Ultra 5 226V インテル Core Ultra 7 155U
メモリ 16GBオンボード 32GBオンボード
ストレージ 512GB SSD 1TB SSD
アクティブペン 同梱されていない 同梱
カラーリング メテオシルバー/ミッドナイトブルー メテオシルバー/ミッドナイトブルー
希望販売価格 212,300円~ 272,800円~

割引き後価格

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(*価格は2025/4/28時点(税込)。発売当初は希望販売価格が提示されていましたが、キャンペーンが実施され、割引き価格が適用されるようになりました。また割引き後価格に当サイト向け7%オフ特別クーポンが適用できるので、さらにお得!!)

価格について見ていきましょう。OmniBookでは、スタンダードとパフォーマンスの2つのパッケージを用意。

価格重視ならスタンダードモデル。 インテルCore Ultra 5 226V/16GBメモリ/512GB SSDの構成となりますが、 ネットを見る/動画を再生するなど、負荷が軽めの処理であれば、大きなストレス無く処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。

性能を重視したい、ストレージ容量を強化したいのならパフォーマンスモデルがいいかも。 インテルCore Ultra 7 258V/32GBメモリ/1TB SSDの構成です。

前述したようにHP AI Companionのローカル処理には32GBメモリが必須となる可能性があるので、AI処理能力を重視したい人はパフォーマンスモデルがオススメです。

なおOmniBookは発売直後なので、希望販売価格が提示されており、割引が適用されていないため、 価格が高めに設定されています。 ただし、HPノートPCの場合、発売後しばらくすると割引きされるケースが多いので、OmniBookの購入を検討している人は、少し待ってみてもいいと思います。

(2025/4追記:キャンペーンが実施され、割引き価格が適用されるようになりました。また割引き後価格に当サイト向け7%オフ特別クーポンが適用できるので、さらにお得に購入できます。)

まとめ

以上、HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)について見てきました。主な特徴は次のとおり。

HP OmniBook X Flip 14-fm(インテル)の特徴
  • インテルCore Ultraシリーズ2搭載モデル
  • Copilot+PC準拠
  • 14.0インチパネル搭載
  • パネルを360度回転させることのできる2-in-1ノートPC

14インチパネル搭載の2-in-1タイプPC。2.8Kの高精細OLEDパネル搭載を採用しています。インテルCore Ultraシリーズ2プロセッサを搭載したCopilot+PC準拠モデルです。

コンパクトな2-in-1 PCを探しているが、何よりもAI処理性能を重視したい、 長く使うことを想定しているのでAI対応PCがいい、という人にオススメしたいですね。

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(更新日:2025年4月23日)