HP 24f/24fwレビュー

HP 24f/24fwモニタは、fシリーズに属しており、他に21.5インチ/27インチのモデルが用意されています。

イベントに、3つのサイズのモニタが展示されていました。一番右が21.5インチモデル、真ん中が23.8インチモデル、一番左が27インチモデルです。

それぞれのモデルの主なスペックは次のとおり。

機種名	22f/22fw	24f/24fw	27f/27fw
インチ	21.5	23.8	27
最大解像度	1920×1080
パネル	IPS非光沢
入力端子	VGA×1 HDMI×1		VGA×1 HDMI×2
高さ調整/縦回転/水平回転	非対応
タッチ対応	非対応
スピーカー	非搭載
AMD FreeSync対応	対応
最小構成価格 (税別)	17,800円	20,800円	25,800円
詳細情報	22f/22fwレビュー	本製品	27f/27fwレビュー

デザイン/仕様は3つのモデルで共通しています。大きな違いは、パネルの大きさ。また一番大きなパネルを搭載している27f/27fwのみ、入力端子としてHDMI端子を2つ搭載しています(他のモデルは1つ)。

27インチ液晶搭載のHP 27fモニタと24fを並べてみました(上の写真の右が24f)。24fの方が一回りコンパクトになっているのがわかります。

→参考:HP 27fモニタレビュー

HP 24fは23.8インチパネルを搭載。

B5サイズのノートと比べるとこんな感じ。

ミニタワー型のPavilion 590と接続したところ。

最大解像度は1920×1080ドット(フルHD)でIPSパネルを搭載しています。

IPSパネルは視野角が広く、どこから見ても見え方の変化が少ないパネルです。

表示がすごく鮮明で綺麗なので、画質にこだわる人も安心して使えます。

また非光沢タイプのパネルを搭載しています。光沢パネルの方が色が鮮やかに表現できるのですが、映り込みが発生しやすいのが難点。その点、非光沢タイプは、映り込みが発生しにくく、長時間見続けても眼が疲れにくいので、実用性が高いです。

タッチパネルは非搭載です。

HP 24f/24fwは、AMD FreeSyncテクノロジーに対応しています。

AMD FreeSyncテクノロジーとは、プロセッサとモニタ間の通信障害を解決することで、滑らかな動画表示を可能にする技術のこと。ちらつきのない安定したゲーム環境を構築できます。

HP 24f/24fwでは、液晶の外枠(ベゼル)が極薄のナローベゼルデザインを採用。画面を見ているときにフレームの存在が気にならないので、画面に集中できます。

液晶の上と左右の枠が薄くなっています。ほとんど存在が気にならないレベルですね。

指と比べると、その薄さが際立ちます。

フレームレスデザインのモニタを使ってデュアルディプレイ環境を構築すると、ベゼルの存在をあまり気にすることなく、作業に集中できます。

複数のディスプレイを使って作業する人にとっては、魅力的だと思います。

24fは、フレームレスボディを採用していることもあり、すごくスタイリッシュな仕上がりになっています。

液晶下部、

スタンド、土台部分とも、シルバーを基調としたデザインを採用。光が当たると反射してすごく綺麗です。

ベース部分も独特なデザインになっています。ちょっと細いので安定性が気になりますが、本体を多少ぐらつかせても、倒れることはありません。

背面部。HP 24fには、背面部がブラックカラーとホワイトカラーの2つのモデルが存在しますが、レビュー機はブラックモデル。落ち着いたカラーリングです。

こちらはイベントに展示されていたホワイトモデル。

HP 24fは、高さ調整/縦回転/水平回転機能には対応しておらず、傾き調整だけが可能です。

ここまで、傾けることができます。

ちなみにスタンド、土台部分は取り外せます。

HP 24fは、上半分が非常に薄くなったデザインを採用。

上半分の薄さが半端ないですね。

あと軽量化も図られており、約2.84kgしかありません。持ってみて重くないので、気軽に移動することができます。

背面部右下には、端子類が配置されています。HP 24f/24fwでは、映像入力端子として、VGA端子とHDMI端子が用意されています。

価格を安くするためか、映像入力端子の数/種類を絞っていますね。DVI端子やDisplayPort端子は用意されていないので、購入する際に、自分が使っているPCの映像出力端子の種類を確認しておくことをお勧めします。

電源ケーブルとHDMIケーブルを接続したところ。HP 24fでは、スタンドに穴が設けられていないので、スタンドの穴にケーブルを通して、配線をスッキリさせることはできません。

HP 24fには多彩な設定メニューが用意されています。

設定メニューにアクセスするには、底面部右にあるボタンのいすれかを押します。

上の画像の一番右が電源ボタン、左に4つあるボタンが設定ボタンです。

設定ボタンのいずれかを押すと、設定メニューが表示されます。4つの設定ボタンに対応する形で4つのメニューが表示されます。

一番左のボタンを押すと、メインメニューが表示されます。明るさやコントラストなど、メインの項目を調整できます。

左から2つめのボタンを押すと、現在のモニタ設定に関する情報が表示されます。

解像度や接続している端子、カラー設定などを確認できます。

左から3つめのボタンを押すと、モニタのステータスが表示されます。搭載している映像入力端子の状態などを確認できます。

一番右のボタンを押すと、表示モードを切り替えることができます。

低ブルーライト、夜、読書、映画、写真などの設定を切り替えられます。

なお、右下には電源ランプが配置されており、オンになると点灯します。

HP 24fの同梱物をチェックします。

ACアダプタと電源ケーブル、HDMIケーブルが同梱されています。

ACアダプタはコンパクトなつくりになっているので、置き場所に困るケースは少ないと思います。