HP ENVY Move All-in-One 24の特徴解説

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HP ENVY Move All-in-One 24は、23.8インチ液晶を搭載したオールインワンPC(→HPオールインワンPCのラインアップはこちら)。 本体にハンドルが付いており、気軽に移動できる設計になっています。

HP ENVY Move All-in-One 24

HP ENVY Move All-in-One 24の主な特徴は次のとおりです。

  • 液晶とPC本体が一緒になったオールインワンPC
  • 23.8インチタッチ対応液晶を搭載
  • ハンドルが付いており、気軽に持ち運べる
  • バッテリを内蔵しており、最大4時間駆動可能
  • キーボードを収納できるポケットを装備

ここでは、HP ENVY Move All-in-One 24の特徴・スペック等について詳しく解説したいと思います。

ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。

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1)ハンドルで持ち運べる23.8インチパネル搭載のオールインワンPC

HP ENVY Move All-in-One 24は23.8インチ液晶搭載のオールインワンPC。カラーリングはシェルホワイト&グレーベージュのツートンカラーを採用。

本モデルの大きな特徴として、背面部上部にハンドルが付いており、気軽に移動できる点が挙げられます。

こんな風に持ち歩けます。

背面部の下にキーボードを入れるポケットが設けられていますね。重量は約4.1kg。室内を移動する場合や車で出かけるなぐらいなら問題ないと思います。

デスクトップPCながらバッテリを内蔵しており、最大4時間バッテリで駆動します。したがって、短時間使用するのなら電源ケーブルを一緒に持ち歩かなくても大丈夫です。

寝っ転がってネットを見たり、動画を見ながら運動したりするとき、家の中の好きな場所でケーブルレスで使えるのは便利だと思います。

持ち歩くときスタンドがどういう扱いになるのか注目したのですが、HP製品ページの説明を見ると、持ち上げると自動的にスタンドが格納され、

机に置くと自動的に飛び出すキックスタンドを装備しています。持ち歩くときにいちいち手で格納しなくてもいいのは便利です。

奥行きは約15cmしかないので、置き場所に困るシーンは少ないと思います。

2)スペックをチェック

スペックをチェックします。

【HP ENVY Move All-in-One 24の主なスペック】

モデル名 HP HP ENVY Move All-in-One 24
CPU インテルCore i5-1335U プロセッサー (最大 4.60GHz, インテルスマートキャッシュ12MB, 10コア / 12スレッド)
カラー シェルホワイト
メモリ 16GB オンボード (LPDDR5-4800MHz)
ストレージ 1TB M.2 SSD (PCIe NVMe)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス (プロセッサに内蔵)
ディスプレイ 23.8インチワイド・QHD(最大2560×1440ドット)ブライトビュー・IPSタッチディスプレイ/300nit
テュフ・ラインランド®Eyesafe認定ディスプレイ
本体サイズ 約 552.3mm (幅) x 366.6mm (高さ) x 148.6mm (奥行き/スタンド含む)
重量 約 4.1 kg
価格(税込) 220,000円
【CPU】
CPU 第13世代インテルCore i5-1335U
コアの数 10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 12
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.60GHz
キャッシュ 12MB

CPUには第13世代インテルCore i5-1335Uプロセッサ搭載モデルを用意。

第13世代インテルCore 性能 特徴
Hシリーズ



ゲーマーやクリエイティブワーカー向けのハイパフォーマンスモデル
Pシリーズ
一般的なユーザー向けのモデル
★Uシリーズ
省電力が求められるモバイルPC/タブレットPC向けのモデル

オールインワンPCということで、ノートPCに採用されることの多い「Uシリーズプロセッサ」を採用。「Uシリーズプロセッサ」は消費電力が小さく、発熱問題が発生しにくいので、採用されたんだと思います。

第13世代インテルCoreプロセッサの特徴

第13世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)が搭載されています。

コア数を増やすことでマルチスレッド性能は向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第13世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスが高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを高めつつ消費電力を抑えることができるようになっています。

【メモリ】

メモリは16GB搭載モデルを用意。16GBの容量があれば、負荷がかかるタスクやマルチタスクをある程度快適に処理できると思います。オンボードタイプのため、購入後に増設・交換等のカスタマイズを行うことはできません。

【ストレージ】

ストレージは、SSDを採用。1TBの大容量を積んでいるので、画像/動画などの大容量データも保存できます。

【グラフィックス】

グラフィックスはCPU内蔵グラフィックスのみを選択可能。高性能グラフィックス搭載モデルは用意されていません。

グラフィックス 性能 主な用途 本モデルで選択可能
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム ×
NVIDIA GeForce GTXシリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×
NVIDIA GeForce RTXシリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集
×
【スペックまとめ】

オールインワンPCとしては基本性能は充実していると思います。Core i5プロセッサ+16GBメモリ+1TB SSDの構成であれば、ネットを見る、SNSを楽しむ、表計算ソフトを普通に使う、動画を再生するといった、負荷がそれほど高くないタスクを実行するのであれば、処理がもたつくシーンはあまりないと思います。

【価格】

2023年11月中旬以降発売予定ですが、価格は220,000円に設定されています。

オールインワンとしては性能がそこそこいいのに加え、ハンドル付き/バッテリ内蔵タイプで、他のオールインワンPCにはない特徴を備えているため、少し価格設定は高めの印象です。ただし、HPのPCは発売してしばらくすると割引きが適用されることが多いので、しばらく待つと安く購入できるかもしれません。

(*価格は2023/10/20時点(税込))

3)特徴をチェック

【約500万画素のWebカメラを搭載】

約500万画素の高精細な 5MP IR Webカメラを搭載しています。

瞬時にカメラに蓋をできるプライバシーカメラスイッチを搭載しているため、画像/映像の漏洩問題を防ぐことができます。

【顔認証機能搭載】

Webカメラには顔認証センサーを搭載。キーボードを使わずにログインできるうえ、セキュリティを高めることができます。

【B&Oのデュアルスピーカー搭載】

ディスプレイの下部にデュアルスピーカーを搭載。北欧の老舗オーディオメーカーBang&Olfsenと共同開発したスピーカーを採用しています。

【HDMI入力端子を搭載】

HDMI入力端子を搭載。ノートPCのセカンド画面や、ゲーム機のモニタとして使用できます。

他のデバイスの画面を大きなパネルで見られるのはいいですね。しかも、PCの電源を入れなくても外部モニタとして使用できるみたいです。

【角度調整可能】

高さ調整・左右回転機能は備えていませんが、角度は90~100°の範囲で調整できます。

【専用カバー同梱】

ほこりや汚れから守る、専用シェルパカバーが付属しています。

4)各パーツをチェック

【ディスプレイ】

ディスプレイの主なスペックは次のとおり。

  ディスプレイ詳細
パネル 23.8インチ/IPS
最大解像度 QHD(2560×1440)
光沢/非光沢 光沢
タッチパネル タッチパネル搭載
輝度 300nit

パネルの最大解像度はQHD対応の2560×1440ドット。高精細パネルを搭載しているため、細部までリアルに表現できます。

表示の綺麗なIPSパネルを採用しているため、動画や画像も楽しめると思います。

  メリット デメリット
TN
  • 価格が安い
  • 応答速度が速い
  • 色表現が淡い
  • 青みがかった表示
  • 視野角が狭い
VA
  • コントラスト比が高い
  • 黒の表現がいい
  • 色表現がそれほど良くない
  • 視野角がそれほど広くない
★IPS
  • 色表現が優れている
  • 視野角が広い
  • 価格が高い

光沢パネルを採用。色鮮やかに表現できるため、映像を見るのに最適。ただし、映り込みが発生しやすいので、適宜角度調整が必要です。

  メリット デメリット
光沢パネル
  • 色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる
  • 照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
  • ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル
  • 映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
  • ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
  • 光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる

タッチディスプレイを採用しているので、指による直感的な操作が可能です。

【各部名称】

1)HP Wide Vision 5MP IRプライバシーカメラ/2)内蔵デュアルマイク/3)23.8インチパネル/4)B&O Play デュアルスピーカー/5)キックスタンド/6)HP 720 タッチパッドBluetoothキーボード (日本語配列)

キーボードはテンキー非搭載で、右側にタッチパッドが付いているタイプのようです。なのでマウスなしでも使えるのかな。

7)プライバシーカメラスイッチ/8)キャリーハンドル/9)電源ボタン/10)輝度調節ボタン/11)HDMI 入力切替ボタン/12)HDMI 入力端子/13)電源アダプタ/14)キーボードポケット

10)音量調節ボタン/11)SuperSpeed USB Type-C 10Gbps/12)SuperSpeed USB Type-A 10Gbps

【端子類】

USB端子は、Type-Aが1個、Type-Cが1個の合計2個しか搭載されていません。ノートPCでもUSB端子は3個搭載しているモデルが多いのを考えれば、ちょっと数が少ないかもしれないですね。オールインワンタイプだと4個以上搭載しているモデルが多いのですが・・・

またSDカードリーダー/映像出力端子は非搭載です。端子類は最小限に抑えている印象を受けますね。拡張性を重視している人はご注意ください。

まとめ

HP ENVY Move All-in-One 24

以上、HP ENVY Move All-in-One 24について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

HP ENVY Move All-in-One 24の特徴
  • 液晶とPC本体が一緒になったオールインワンPC
  • 23.8インチタッチ対応液晶を搭載
  • ハンドルが付いており、気軽に持ち運べる
  • バッテリを内蔵しており、最大4時間駆動可能
  • キーボードを収納できるポケットを装備
  • HDMI入力端子を搭載

オールインワンタイプでハンドルが付いていて持ち運びしやすいうえにバッテリ内蔵なので、かなり自由に使えますね。気分を変えて違う部屋で使うことが可能。HDMI入力端子があるので、ゲームデバイスの画面を大きなディスプレイで楽しむのに使用することもできます。

1台でいろんな使い方をしたい人にオススメです。

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(更新日:2023年10月18日)