HP ENVY x360 15-ed(インテル)の特徴解説
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ENVY x360 15-ed(インテル)は、HPのプレミアムノートPCに位置づけられるENVYシリーズの15インチ液晶搭載ノートPC(→ENVYシリーズ最新モデル一覧)。
液晶部分を360度回転させることのできる2-in-1タイプのノートPCです。第11世代インテルCoreプロセッサを搭載。
ENVY x360 15-ed(インテル)の特徴をまとめると次のとおり。
- シルバーを基調としたデザイン
- スリムベゼル化によりコンパクトなボディを実現
- 第11世代インテルCoreプロセッサを搭載
- いろんなモードで利用できる2-in-1ノートPC
ここでは、ENVY x360 15-ed(インテル)の特徴・スペック等について解説します。
ENVY x360 15-ee1000(AMD)レビュー
AMD Ryzenプロセッサを搭載したENVY x360 15-ee1000(AMD)について解説しています。搭載しているCPU/カラーリングが異なりますが、ボディの大きさ/搭載している端子等、共通している部分が多いので参考になるところがあると思います。詳しくはENVY x360 15-ee1000(AMD)レビューを参照してください。
- 目次
- 1)2-in-1ノートPC
- 2)スペックをチェック
- 3)パッケージをチェック
- 4)特徴をチェック
- 5)各パーツをチェック
- 6)まとめ
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。
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1)2-in-1ノートPC
ENVY x360 15-ed(インテル)は液晶部分を360度回転させることができる2-in-1ノートPCです。
必要に応じてノートPC/スタンド/テント/タブレットの4つのモードで使用することができ、一台でいろんな使い方ができるので便利です。
ノートPCモード。4つのモードの中で唯一キーボードを利用することができ、通常のクラムシェル型のノートPCとして使うことができます。
テントモード。最も設置場所を取らないモードです。何か作業しながら画面を見たいとき、机が狭いとき、食事しながら作業したいとき、などに便利です。
タブレットモード。タブレットのように操作できます。ただし、重量が2kg程度あるので、片手でずっと持っているのは厳しそう。机や膝の上に置いて作業するのがいいでしょう。
あとスタンドモードもあります。
2)スペックをチェック
ENVY x360 15-ed(インテル)の主なスペックをチェックします。AMD Ryzen 5000シリーズプロセッサを搭載したENVY x360 15-ee1000(AMD)と比較してみました。
→参考:ENVY x360 15-ee1000(AMD)レビュー
モデル名 | ENVY x360 15-ed1000 (インテルプロセッサ搭載) |
ENVY x360 15-ee1000 (AMD Ryzen 5000シリーズ搭載) |
カラーリング | ナチュラルシルバー | ナイトフォールブラック |
液晶 | 15.6インチ液晶 フルHD光沢・IPSタッチディスプレイ (1920×1080) |
15.6インチ液晶 フルHD・IPSタッチディスプレイ (1920×1080) |
CPU | インテル Core i5-1135G7 プロセッサー (最大 4.20GHz, インテルスマートキャッシュ 8MB)
インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0 インテル Core i7-1165G7 プロセッサー (最大 4.70GHz, インテルスマートキャッシュ 12MB) インテル ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0 |
AMD Ryzen 5 5500U モバイル・プロセッサー (6C/12T, 8MB キャッシュ, 4.0GHz ブースト時 最大) AMD Ryzen 7 5700U モバイル・プロセッサー (8C/16T, 8MB キャッシュ, 4.3GHz ブースト時 最大) |
メモリ | 8GB (4GB×2) DDR4-3200MHz (最大16GB)/ 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大16GB) |
8GB (4GB×2) DDR4-3200MHz/ 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz |
ストレージ | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) |
512GB SSD (PCIe NVMe M.2) |
光学ドライブ | - | - |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス (プロセッサに内蔵) | AMD Radeon グラフィックス (プロセッサに内蔵) |
最大バッテリ駆動時間 | 約13時間 | 約14時間 |
認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
端子類 | HDMI 2.0 出力端子×1、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)、 SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1 (Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、SDカードスロット | HDMI 2.0 出力端子×1、 SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応) 、 SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1 (Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、SDカードスロット |
サイズ | 約 358×230×18.9(最厚部)mm | 約 358×230×18.9(最厚部)mm |
重量 | 約2.0kg | 約2.0kg |
CPU
CPUに第11世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能。
CPU | 第11世代インテル Core i5-1135G7 | 第11世代インテル Core i7-1165G7 |
コアの数 | 4 | 4 |
スレッドの数 | 8 | 8 |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 4.20GHz | 4.70GHz |
キャッシュ | 8MB | 12MB |
メモリ
メモリは8GB/16GBを選べます。一般的な作業であれば8GBで十分でしょうが、余裕のあるパフォーマンスを確保したいのであれば16GB搭載モデルがオススメです。
メモリ容量 | 説明 |
|
8GB | ↓ ↓ 快適 |
一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。 |
16GB | 負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。 |
いずれも2つのメモリモジュールを使用したデュアル構成になっています。メモリスロットに空きはないので、そのままの状態では増設することができません。
ストレージ
ストレージは、 SSDのみの構成。SATAタイプよりも高速アクセスできるNVMeタイプのSSDを搭載しています。容量は256GB/512GB搭載モデルを選択できます。
価格 |
アクセス速度 |
耐衝撃性 |
静音性 |
重量 |
|
HDD | ○ | △ | △ | △ | △ |
従来から使われていたストレージ。大容量化が進み、SSDと比べて安価で大容量のデータを保存できます。ただし、データ転送速度はSSDよりも遅いです。 | |||||
SSD | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
HDDよりもデータ転送速度が圧倒的に速いため、全体的なパフォーマンス向上につながります。ただし、HDDと比べて高価なため、同じ価格だと少ない容量しか積めません。 |
グラフィックス
グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテル Iris Xe グラフィックスを採用。高い描画処理能力を誇る、ディスクリートタイプのグラフィックスを搭載したモデルは用意されていないので、負荷のかかる動画/画像編集作業をサクサクこなすのは難しいと思います。
3)パッケージをチェック
現在販売されているENVY x360 15-ed(インテル)のパッケージ別のスペックは次のとおり。
モデル名 | ENVY x360 15-ed1000 (インテルプロセッサ搭載) |
|
モデル名 | スタンダードモデルv2 | パフォーマンスモデルv2 |
液晶 | 15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・ IPSタッチディスプレイ (1920×1080 ) |
|
CPU | 第11世代インテルCore i5-1135G7 | 第11世代インテルCore i7-1165G7 |
メモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | 256GB/512GB SSD | 512GB SSD |
希望販売価格 | - | - |
スタンダードモデルとパフォーマンスモデルを提供。スペックの違いは、CPUの種類/メモリ容量/ストレージ容量です。どうしてもパフォーマンスを重視したい人にはパフォーマンスモデルをオススメしますが、そこまでパフォーマンスは必要ない/コスパ重視ならスタンダードモデルでも十分だと思います。
4)特徴をチェック
ENVY x360 15-ed(インテル)の特徴をチェックします。
カラーリング
カラーリングはナチュラルシルバーのみ。シンプルな仕上がりです。
コンパクト/スリムなボディ
厚さは18.9mmしかなくスリムなボディを実現。またパネルの外枠(ベゼル)が狭いスリムベゼルデザインを採用することでコンパクトなボディです。重量は約2kg。
搭載している端子類
ENVY x360 15-ed(インテル)に搭載されている端子類は次のとおり。
■USB Type-A 5Gbps ×2(うち1つは電源オフUSBチャージ機能対応)
■USB Type-C 10Gbps ×1(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
■ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
■HDMI 2.0映像出力端子
■SDカードリーダー
USB Type-A端子が2つに加え、USB Type-C端子を1つ搭載。全部で3つのUSB端子が搭載されています。
外部映像出力
ENVY x360 15-ed(インテル)は、外部映像出力端子として、HDMIに加えて、USB Type-C端子(DisplayPort対応)が利用可能です。
カメラシャッター機能搭載
カメラに物理シャッターが用意されています。カメラを使わない時は、シャッターを閉めることで、画像・映像の流出問題が発生するのを回避できます。指紋認証センサー搭載
指紋認証センサーが搭載されているので、セキュリティを高めた状態でログインできます。
BANG&OLUFSENテクノロジー対応スピーカーを搭載
北欧の高級オーディオブランド「Bang & Olufsen社」と共同でチューニングしたサウンドシステムを搭載しています。
アクティブペン同梱
HP MPP アクティブペン (シルバー)が標準で同梱されています。2-in-1ノートPCのため、ペンがあるといろいろと便利だと思います。
5)各パーツをチェック
ENVY x360 15-ed(インテル)の各パーツをチェックします。
パネル
15.6インチワイドパネルを搭載。表示が綺麗で視野角の広いIPSパネルを採用。光沢タイプなので色を綺麗に描写できると思います。最大解像度は1920×1080ドット。タッチパネルを搭載しています。
キーボード
テンキーを搭載。キーピッチは約18.7×18.7mm、キーストロークは約1.5mm。最近の15インチノートPCとしては標準的な数値です。
1)HP Wide Vision HD Webcam、2)内蔵デュアルマイク、3)15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSディスプレイ、4)バックライトキーボード(日本語配列)、5)Audio by Bang Olufsen内蔵トリプルスピーカー、6)タッチパッド (タッチジェスチャー対応)
右側面部
7)SDカードスロット、8)SuperSpeed USB Type-A 5Gbps(電源オフUSBチャージ機能対応)、9)電源コネクタ
左側面部
10) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、11)HDMI 2.0出力、12)SuperSpeed USB Type-A 5Gbps 、13)SuperSpeed USB Type-C 10Gbps ×1(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
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(更新日:2022年2月23日)