Z240 SFF Workstationレビュー
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HP Z240 SFF Workstationは、高い性能を発揮できるよう設計されたワークステーション。
Z240シリーズには、Z240とZ240 SFFの2つのモデルが用意されていますが、Z240 SFFはスリムタイプのボディを採用することで、省スペースを実現しています。ちなみにSFFとはスモールフォームファクタの略です。
したがって、高パフォーマンスなデスクトップを探しているが、設置面積は狭い方がいいという人にオススメです。
ここでは、Z240 SFF Workstationについて詳しくレビューします。
- 目次
- 1)スリムなボディ
- 2)高い基本性能
- 3)各パーツ詳細
- 4簡単にカスタマイズ可能
- まとめ
ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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1)スリムなボディ
Z240 SFF Workstationはスリムタイプボディを採用。
本体が細くなっており、幅は約10cmしかありません。
片手で軽々掴むことができます。
雑誌と比較してみました。高さは33.8cm、
奥行きは38.1cmです。
24インチ液晶モニタと接続するとこんな感じ。非常にコンパクトに収まっているのがわかります。
左側面部には滑り止め用のゴムが配置されており、横置きすることもできます。
横置きするとこんな感じ。
スリムタイプなので誤って倒してしまわないよう、スタンドも同梱されています。
使い方は簡単。本体をスタンドの溝にぎゅっと押し込むだけです。
スタンドがあれば安定性は格段に向上します。手で結構激しく揺さぶってもびくともしません。これなら安心。
持ち上げてもスタンドが外れることはありません。しっかりと吸着しています。
2)高い基本性能
Z240 SFF Workstationはワークステーションということもあり、非常にスペックが充実しています。主なスペックは次のとおり。
機種名 | Z240 SFF Workstation |
OS | Windows 7 Professional (64bit)/ Windows 10 Pro (64bit) |
CPU | インテル Core i3-6300/ インテル Xeon E3-1225v5/ E3-1230v5/ E3-1245v5/ E3-1270v5/ E3-1280v5 |
メモリ | 4GB(4GBx1) / 8GB(4GBx2) / 16GB(8GBx2) / 32GB(8GBx4)/ 32GB(16GBx2) / 64GB(16GBx4)) |
ストレージ | 500GB Serial ATA 6Gb / s(7,200rpm, NCQ) / 1TB Serial ATA 6Gb / s(7,200rpm, NCQ) / 1TB Serial ATA 6Gb / s SSHD (7,200rpm, NCQ) / 2TB Serial ATA 6Gb / s(7,200rpm, NCQ) / 4TB Serial ATA 6Gb / s(7,200rpm, NCQ)/ 256GB Serial ATA SSD/ 256GB HP Z Turbo G2 ドライブ(M.2接続 SSD) |
グラフィックス | インテルHDグラフィックス/ AMD FirePro W2100 2GB/ NVIDIA NVS315 1GB/ NVIDIA Quadro K420 2GB/ NVIDIA Quadro K620 2GB/ AMD FirePro W4300 4GB/ NVIDIA Quadro K1200 4GB |
光学ドライブ | なし/ DVD-ROM(スリムライン)/ スーパーマルチドライブ(スリムライン)/ ブルーレイドライブ(書き込み/読み込み)(スリムライン) |
CPUには、インテル第6世代Core i搭載モデルに加えて、高い処理能力を誇るXeonプロセッサ搭載モデルも選択可能。
メモリは4-64GBでカスタマイズできます。
ストレージは、HDDに加えて、高速アクセス可能なM.2接続のSSD「HP Z Turboドライブ」を選択できます。
グラフィックスには、高性能なグラフィックスカード(NVIDIA Quadr、AMD FireProなど)を選択可能。
搭載している端子類は、USB3.0 (フロントx2,リアx6)、USB2.0 (フロントx2(1つはチャージングポート))、Thunderbolt2(リアx1:オプション)、Display Port1.2 (リアx3 : インテルHDグラフィックス用) PS/2 x2、LAN、シリアルポート(リアx1:標準、リアx1:オプション)、オーディオポート。
WindowsエクスペリエンスインデックスでZ240 SFF Workstation のパフォーマンスをチェックしてみました。
レビューしたZBook Studio G3 Mobile Workstationのスペックは次のとおり。
CPU:Intel Xeon E3-1225v5
メモリ:16GBメモリ
ストレージ:1TB HDD
グラフィックス:NVIDIA Quadro K620
CINEBENCHでZ240 SFF Workstationのパフォーマンスをチェックしてみました。
NVIDIA Quadroを搭載しているだけあって、グラフィックスは高いスコアを記録しています。
3)各パーツ詳細
前面部。
前面部上部の中央に電源ボタン、右上に光学ドライブが配置されています。
光学ドライブは、なし/DVD-ROM(スリムライン)/スーパーマルチドライブ(スリムライン)/ブルーレイドライブ(書き込み/読み込み)(スリムライン)の中から選択可能です。
電源をオンにすると電源ボタンが点灯します。電源ボタンの下にはステータスランプが配置されています。
前面部下部には、USB3.0×2、USB2.0×2、ヘッドホン端子が配置されています。
前面部にUSB端子が配置されていると、USBデバイスが接続しやすくていいですね。
右側面部。筐体内部にアクセスするためのハンドルが配置されています。
背面部。
最上部には電源端子。
中段には、拡張スロット用スペース。
下段には、各種端子類が配置されています。USB端子やLAN端子などに加えて、PS/2、シリアルポートなどのレガシーポートも搭載しています。
上面部。
東京工場で組み立てられていることを示す「Made in Tokyo」シールが貼り付けられています。
4)簡単にカスタマイズ可能
Z240 SFF Workstationでは、簡単にパーツを増設/カスタマイズできるよう、ツールレスで筐体内部にアクセスできる仕様になっています。
右側面部にあるハンドルを手前に引くだけで、右側面部が外れます。
力は入りません。
取り外した側面部には、どこにどんなパーツが配置されているのかを示すイラストが貼り付けられています。
筐体内部はこんな感じ。
左上に光学ドライブ。
左下にストレージ。
この部分を簡単に引き出すことが可能。
上に引っ張れば、下に隠れているベイが姿を表します。
こうすれば、簡単にパーツを着脱することが可能。
右上には電源。240W電源を搭載しています。
右下にマザーボードが配置されています。
上部に、拡張カードスロット。
PCI Express 3.0 x16 x1スロット、PCI Express 3.0(x16 メカニカル、x4 エレクトリカル)x1スロット、PCI Express 3.0 x1 x2スロットの合計4スロットが配置されています。この構成では、PCI Express 3.0 x16にNVIDIA Quadra K620が装着されています。
さきほどの光学ドライブ/ストレージ部分を上に引き上げるとメモリモジュールが姿を現します。
DIMMスロットが4基搭載されています。
前面部も簡単に取り外し可能です。
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(更新日:2016年7月20日)