HP 470 G7レビュー
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HP 470 G7は、HPの法人向け17.3インチ液晶搭載ノート。法人向けモデルの中で価格重視のHPシリーズに属しています。
HP 470 G7の主な特徴は次のとおり。
- 17.3インチの大型液晶パネルを搭載
- シルバーを基調とした落ち着いたデザインを採用
- 第10世代インテルCoreプロセッサ搭載
ここではHP 470 G7の特徴、スペック等について詳しく解説します。
- 目次
- 1)17.3インチの大型液晶搭載
- 2)スペックをチェック
- 3)シルバーをベースとした落ち着いたデザイン
- 4)使い勝手をチェック
- 5)各パーツをチェック
- 6)同梱物をチェック
- 7)まとめ
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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1)17.3インチの大型液晶搭載
HP 470 G7は17.3インチの大型液晶を搭載したノートPC。目の前にすると、やはり17.3インチパネルは大きいですね。
14インチ液晶搭載ノートPCと比較してみました。右がHP 470 G7。
画面が大きいので、見やすく作業しやすいです。
ただし、液晶が大きい分、ボディも大きめ。B5サイズのノートと比べるとこんな感じ。
脇に抱えて持ったところ。やはりボディは大きめです。
ただ、ボディの大きさの割には、スリムな仕上がりになっているため、ボディを掴みやすいです。
重量は2.499kg(実測値)。結構重いですね・・・
片手だけで持つのはちょっと厳しい重さです。
2)スペックをチェック
HP 470 G7の主なスペックをチェックしてみましょう。
HP 470 G7 | |
液晶 | 7.3インチ HD+液晶ディスプレイ (非光沢、LEDバックライト、220nits、 最大1677万色、1600×900ドット)、 フルHD 液晶ディスプレイ (IPS、非光沢、LEDバックライト、300nits、最大1677万色、1920×1080ドット) |
CPU | インテル Core i3-10110Uプロセッサー
(2コア、4MBキャッシュ、2.1-4.1GHz) インテル Core i5-10210Uプロセッサー (4コア、6MBキャッシュ、1.6-4.2GHz) インテル Core i7-10510Uプロセッサー (4コア、8MBキャッシュ、1.8-4.9GHz) |
メモリ | 8GB(8GB×1) SO-DIMM DDR4-2666 16GB(8GB×2) SO-DIMM DDR4-2666 |
ストレージ | 500GB HDD 5400rpm (SATA III) 256GB M.2 SSD(PCIe NVMe)+1TB HDD 5400rpm (SATA III) |
グラフィックス | AMD Radeon 530 |
光学ドライブ | DVDライター |
外寸(mm) | 414.8 x 272 x 24.5mm(幅x奥行きx高さ) |
最小重量(kg) | 約2.5 |
CPUには第10世代Core i3/i5/i7搭載モデルを選択可能。
メモリは8GB/16GB搭載モデルを選べます。Web閲覧/ビジネスアプリの操作といった、比較的負荷の軽いタスクであれば、8GBのメモリ容量で十分でしょう。性能にこだわりたいのでれば16GBメモリ搭載モデルの方が快適な処理が可能だと思います。
ストレージは、HDDのみの構成に加えて、SSD+HDDのハイブリッド構成を選択可能。HDDよりもSSDの方がアクセス速度が速いので、性能重視であれば、ハイブリッド構成がオススメです。
グラフィックスはAMD Radeon 530を搭載。
このスペックだと、動画/画像編集といった、グラフィック処理能力を必要とするタスクはちょっと厳しいでしょうね。Web閲覧/メール/ビジネスアプリ操作/動画再生といった、比較的負荷のかからない一般的なビジネスタスク向けの仕様になっています。
4)使い勝手をチェック
HP 470 G7の使い勝手をチェックしてみましょう。
搭載している端子類
搭載している端子類は次のとおり。
- USB3.1 Gen 1 Type A ポート×2
- USB 2.0ポート×1
- HDMIポート×1
- コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック×1
- ネットワークポート
- SDカードスロット
USB端子は合計3つ。すべて、従来からあるType-A端子です。前後の向きのないType-C端子は搭載されていません。
外部映像出力
外部映像出力端子としてHDMI端子が搭載されています。
HDMIケーブルを介して24インチモニタに接続してみました。
大きな画面のモニタに接続した方が、作業効率は上がると思います。
起動時間
起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間)を計測してみました。
1回目11.607秒/2回目11.26秒/3回目11.11秒
すごく高速に起動します。ほとんど待たされる感なく使い始めることができると思います。
サウンド
スピーカーはキーボードの上部に配置されています。
この位置にあると音が手で遮られることがなく、直接耳に届きます。
音楽を聴いてみましたが、ちょっと高音がシャカシャカする感じはありますが、ビジネス向けエントリーノートPCとしてはバランスはいいと思います。 音質にこだわりたいのならちょっと物足りないかもしれませんが、コスパ重視のビジネスノートであることを考えれば十分なレベルでしょう。
5)各パーツをチェック
HD+パネル | FHDパネル | |
液晶 | 7.3インチ | 7.3インチ |
最大解像度 | 600×900ドット | 1920×1080ドット |
パネル | 非光沢 | 非光沢 IPS |
輝度 | 220nits | 300nites |
液晶は17.3インチパネルを搭載。画面が大きいので非常に見やすいです。
最大解像度が1600×900ドット(HD+)/1920×1080ドット(FHD)のパネルを搭載したモデルを選べます(レビュー機は1920×1080ドット搭載モデルです)。
1920×1080ドットパネルの方が、精細感が高く綺麗に表示されるうえに、広い表示領域を確保できます。
またFHDパネルの方が輝度が高いため、明るい所でも画面が見やすいです。なお、いずれのパネルでも、タッチパネルは採用されていません。
いずれの解像度でも非光沢タイプパネルを採用。照明などの映り込みが発生しにくいため、角度の調整の手間がかからないうえ、長時間見続けても目が疲れにくいと思います。ビジネス用途であれば、非光沢タイプの方が使いやすいでしょう。
パネルは色の表現が鮮やかで、黒もしっかり出ています。
これなら映像も堪能できると思います。画面が大きいので没入感も高いと思います。
視野角が広いため、斜め方向から見ても見え方にそれほど大きな変化はありません。
文字つぶれも発生していません。鮮明に表示されるので見やすいと思います。
液晶上部にWebカメラが配置されています。
Webカメラを起動すると、カメラの左あるランプが点灯します。
キーボード。
個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。
テンキーを搭載しているので、数字を入力する際に便利。
キートップはちょっとざらついた仕上がりになっており、滑りにくいです。
反発もほどよく、押し心地もいいですね。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1.3-1.5mm。ちょっと浅めです。
キーピッチ(キー間の距離)は約18.7×18.7mm。デスクトップPCで使用するフルサイズキーボード(19mm)と同程度のキーピッチを確保しています。
なので窮屈さは感じません。
タッチパッドはクリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。最近はクリックボタンが一体となったタイプが多いので、ちょっと珍しいかも。
タッチパッドは表面はさらさらしていいて指の滑りがいいです。反応も良好。
クリックボタン部分の表面つるつるしています。幅が広めなので押しやすいですね。ちょっと固めなのでしっかり押し込む必要があります。
パームレスト部分が広いので、キーボード操作時に手首を支えることが可能です。
キーボードの左上に電源ボタンが配置されています。
右側面部。
写真左から順に、ステータスライト、SDカードリーダー、USB2.0、
光学ドライブ、セキュリティロック ケーブル用スロットが配置されています。
光学ドライブを引き出したところ。最近は光学ドライブを搭載しないモデルが増えてきましたが、やっぱりあった方が何かと便利。このHP 470 G7の場合、画面が大きく据え置きタイプとして使うケースが多いと思うので、光学ドライブを搭載するのはありだと思います。
SDカードスロットの奥までSDカードを差し込むとこんな感じ。少しだけ飛び出しているのがわかります。
左側面部。
写真左から順に、電源コネクタ、ネットワークポート(RJ45)、HDMI、USB 3.1 Gen 1、コンボステレオヘッドフォン/マイクジャックが配置されています。
左側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続したところ。
左右の側面部にあるすべての端子類にケーブル・デバイスを接続するとこんな感じになります。
前面部に端子類は配置されていません。中央部分が少し窪んでおり、液晶を開くときに指を引っかけやすくなっています。
これがあるおかげで液晶が開きやすいですね。ただし、片手だけで液晶を開ききることはできません。両手を使う必要があります。
背面部に端子類は配置されていません。
底面部。中央に通気孔が見えます。継ぎ目はないため、簡単には筐体内部にアクセスできない仕様になっています。バッテリは内蔵タイプです。
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(更新日:2020年10月15日)