[PR]HP EliteBook 8 G1i 13 実機レビュー
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HP EliteBook 8 G1i 13 は、13.3インチディスプレイ搭載の法人向けモバイルノートPC。

【プロモーション/貸出機材提供:株式会社日本HP】
HP EliteBook 8 G1i 13 の主な特徴は次のとおり。
- 約1.299kg~の13.3インチモバイルPC
- インテルCore Ultra Uシリーズプロセッサ搭載
- ボディに軽さと強度を両立させたマグネシウムを採用
- MIL規格に準拠した高い堅牢性
- WiFi 7対応
- 4G LTEモデルを選択可能
メーカーからHP EliteBook 8 G1i 13をお借りすることができたので、ここではHP EliteBook 8 G1i 13 の特徴・スペック・使い勝手等について詳しく解説します(PR:株式会社日本HP)。
- 目次
- 1)13.3インチコンパクトPC
- 2)デザイン(マグネシウムボディを採用)
- 3)スペックをチェック
- 4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
- 5)ディスプレイ
- 6)キーボード/タッチパッド
- 7)端子類/カメラ/認証/サウンド/4G LTE
- 8)同梱物
- まとめ
ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
*当サイト向け特別クーポンが提供されています。個人向けPCが7%オフ/法人向けPCが4%オフになるクーポンが利用可能です。【プロモーション/提供:株式会社日本HP】
1)13.3インチコンパクトPC

HP EliteBook 8 G1i 13 は13.3インチパネル搭載ノートPCです。

14インチPCと並べてみました。上の画像の左がレビュー機(13.3インチパネル搭載)、右が14インチノートPCです。

コンパクトなつくりになっている扱いやすいですね。

厚さは約18.9mm(最厚部)。すごくスリムという感じではありませんが、掴みやすいです。

重量は1.411kg(実測値)。スペック値では約1.299kg~となっているので、レビュー機はちょっと重いですね。

ちょっとずしっとする感じはありますが、個人的には外に持ち出そうと思える重さです。

コンパクトボディなので僕の持っているビジネスバッグや

デイパックからスムーズに取り出せました。
2)デザイン

本モデルのボディには、軽量と堅牢性を両立させたマグネシウムを採用。

スペック表を見たら、アルミニウムも使われているみたいです。
ボディに使われる素材 |
特徴 |
★アルミニウム | ・軽い ・加工しやすいのでデザイン性に優れる ・製造コストが低い ・電波を通さない ・熱を伝えやすい |
★マグネシウム合金 | ・アルミよりも軽くて頑丈 ・リサイクル性に優れる ・コストが高い |
カーボンファイバ | ・軽量さと頑丈さを備える ・見た目に独特の折り目が入る ・リサイクル性が低い ・コストが高く加工が難しい |

質感が高めで洗練された印象を受けます。

光の反射が綺麗。

天板部を触るとサラサラして心地いいですね。指紋や汚れは目立たない印象です。

カラーリングはグレーシャーシルバーのみ。明るめのシルバーでシンプルな仕上がりですが、高級感がありますね。

外に持ち出すことの多い13.3インチPCのため、高い堅牢性を確保。HP独自のHP Total Test Process、

米国国防総省のMIL規格に準拠しています。

ボディは非常に頑丈なつくりになっており、片手だけで持っても、ボディのたわみはほとんど感じませんでした。
3)スペックをチェック
EliteBook 8 G1i 13の主なスペックは次のとおり。
EliteBook 8 G1i 13 | |
OS | Windows 11 Pro |
液晶 | 13.3インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ (非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度300cd/m² 13.3インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ (非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 800cd/m²)HP Sure View 5 (内蔵プライバシースクリーン機能) 搭載 |
CPU | インテル Core Ultra 5 225U インテル Core Ultra 7 255U |
メモリ | オンボード16GB LPDDR5X オンボード32GB LPDDR5X |
ストレージ | 256 GB SSD(M.2 PCIe NVMe) 512 GB SSD(M.2 PCIe NVMe) |
グラフィックス | インテル グラフィックス (CPU内蔵) |
光学ドライブ | 無 |
WWAN対応 | WiFiのみ/4G LTE対応のいずれか |
外寸(mm) | 約 301.80 x 214.90 x 18.95 (最厚部) mm |
最小重量(kg) | 約1.299kg |

■CPU
CPUはインテルCore Ultra Uシリーズを搭載。AI専用NPU内蔵モデルです。
■メモリ
メモリは16GB/32GB搭載モデルを選べます。モバイルノートPCとして使用する際、それほど負荷のかかるタスクは実行しないのであれば16GB、性能にこだわりたいのであれば32GBメモリ搭載モデルを選ぶといいと思います。オンボードタイプのため、購入後にカスタマイズすることはできません。
■ストレージ
ストレージは、SSDを搭載。高速アクセスできるため、起動やアプリの立ち上げでストレスを感じるシーンは少ないと思います。256GB/512GB搭載モデルを選択可能。もう少し容量の大きなストレージが選べてもいいと思うんですけどね。
■グラフィックス
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。動画再生などの一般的なタスクであれば十分なレベルのパフォーマンスを確保できると思いますが、描画処理能力を必要とするタスクを快適にこなすのはちょっと厳しそう。
■スペックまとめ

スリム・コンパクトなモバイルPCですが、負荷がそれほどかからないタスク(文書作成/Web閲覧/ビジネスアプリの一般的な操作/動画の再生等)であれば、それほどストレス無く作業できるレベルのパフォーマンスを発揮できる仕様になっていると思います。
実際にこうしたタスクを実行しているとき、大きなストレスを感じることはありませんでした。
4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
本モデルのパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックはこのとおり。
【レビュー機のスペック】インテルCore Ultra 5 225U/16GBメモリ/256GB SSD/インテルグラフィックス(プロセッサに内蔵)

負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」 の結果は、高品質で「とても快適」、最高品質で「快適」。

重い負荷のかかるFF15ベンチマークの結果は 「軽量品質」で「やや重い」、「標準品質」で「重い」、「高品質」で「動作困難」。
負荷が中程度のゲームをある程度快適に遊べるという結果のため、個人的にはモバイルPCとしては十分なレベルのパフォーマンスだと思います。

実際に、ネットを見る、動画を再生する、といった負荷が軽めのタスクを 実行している際に、 ストレスを感じるとはほとんどありませんでした。

ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。 ネットを見るなど一般的な使い方をしているとき、通常はファンの音が聞こえず、17-25dB程度で静か。

FF15ベンチマーク実行時も17-25dB程度で、何もしていないときとほぼ同じ。計測時には、ファンの風切り音がほとんど聞こえてきませんでした。他のモデルの場合は、FF15実行時、ファンの音が聞こえてくるケースが多いのですが、本モデルは静かです。

FF15終了直後、底面部の通気孔がちょっと温かくなります。 部分的に少し熱く感じるところもあります。

通気孔のあるキーボード上部も温かく感じますが、熱くはないです。パームレストもほんのり温かい感じ。ボディの熱伝導性がいいためか、しばらく時間が経過しても、温かかさは持続しました。

バッテリ容量は約62Wh。実際にバッテリ駆動時間を計測してみました。
[設定]
ディスプレイ輝度:80/電源モード:バランスに設定した状態
条件1)基本的に何もしない
条件2)YouTubeの動画を標準サイズで再生しつつ、Web閲覧/テキスト入力などの操作を行う
条件1 |
条件2 |
|
1時間経過したときのバッテリ使用量 |
6% |
10% |
推定バッテリ駆動時間 |
約16.7時間 |
約10時間 |
*バッテリ駆動時間は、構成/使用状況等によって大きく異なると思うので、あくまで参考程度にしてください。
*推定バッテリ駆動時間は1時間経過したときのバッテリ使用量をベースに単純計算で算出
条件1の何もしない状態で約16.7時間、条件2の動画再生した状態で約10時間バッテリが駆動する計算です。
5)ディスプレイ

13.3インチパネルを搭載。

最大解像度は1920×1200ドット。

パネル表示は綺麗ですね。

黒い部分もしっかりめに描写できます。

映像を見ても楽しめました。

ただ、表現できる色域は狭い印象を受けました。色域広めのsRGB100%の13.3インチパネル搭載PCに同じ画像を映し出してみました(上の画像の左がsRGB100%の13.3インチパネル搭載PC、右がレビュー機)。

レビュー機の方が、暖色系が黄色っぽく表現されている感じがします。

ただし、これはパネル表示を比較して感じることで、レビュー機のパネルのみを見ているときに、色表現で違和感を感じることはほとんどありませんでした。

非光沢パネルを採用しているため、映り込みは発生しにくいです。したがって野外でも見やすいと思います。
メリット | デメリット | |
光沢パネル |
|
|
非光沢パネル |
|
|

光沢パネル搭載モデルと比較してみました。上の画像の左が非光沢パネルを採用しているレビュー機、右が光沢パネル搭載モデルです。

タッチ操作には非対応です。

輝度が300cd/㎡・800cd/㎡のパネルを選択可能。レビュー機は300cd/㎡のパネルだと思いますが、室内で使っていて暗く感じることはありませんでした。
またHP Sure View 5 (内蔵プライバシースクリーン機能) 搭載モデル選択可能。斜め方向から見ても、パネル表示が見づらいため、セキュリティを高めたい人にオススメです。
6)キーボード/タッチパッド

キーボードについて見ていきましょう。

キートップはあまり滑らず指の収まりがいいですね。フォントも見やすいです。

半角キーがちょっと小さめ。

Enterキーは標準的な大きさ。

押しづらさは感じないです。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1.3mmと浅め。打鍵感やわらかめで、ちょっとパコパコするかんじ 。個人的にはもう少し反発があるほうが好きかな。打鍵音はそれほど大きくなり、あまり気になりませんでした。

強くキーを押すとちょっとボディがたわみますが、タイピング時にふにゃふにゃする感じはなかったですね。

キーピッチ(キー間の距離)は約18.7mm。フルサイズのキーボード(約19mm)と比べると若干狭めですが、実際にタイピングしていて、窮屈な感じはしないです(あくまで個人的感想です)。

電源ボタンがキーボードの右上に配置されていますが、誤って押しても、軽く押すぐらいでは誤動作しませんでした。電源をオンにすると電源ボタンのライトが点灯します。

バックライトを装備。

F5キーを押してバックライトの切り替え(強ー弱ーオフ)が可能です。

タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。タッチパッドは大きめです。

すべすべしており反応はいいですね。

クリック部分軽く押せば反応してくれます。たんたんと快適に操作可能 押したときの感触が心地よく、上位モデルのタッチパッドの仕上がりになっていると思います。クリック音もそれほど大きくなく、うるさくないので作業に集中しやすいですね。

パームレストはさらさらしており、タイピングに手を置いておいても気持ちいいです。
7)端子類/カメラ/認証/サウンド/WiFi 7/4G LTE/セキュリティ

左側面部。HDMI、USB Type-C(Thunderbolt4対応)×2、オーディオ・マイクコンボ端子が配置されています。

右側面部。USB Type-C、USB Type-Aが配置されています。
USB端子 | 個数/場所 |
USB Type-A | 1個(5Gbps)/右側面部 |
USB Type-C | 1個(20Gbps)/右側面部 2個(Thunderbolt 4 (USB Type-C 40Gbps )/左側面部 |
USB端子は、従来からあるType-A端子が1つ、前後の向きのないType-C端子が3つの合計4つ搭載されています。
USB Type-Cの仕様は次のとおり。
USB Type-C | 本モデルでの対応 | 備考 | |
Alt Mode-DisplayPort | 外部映像出力可能 | ○ | Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要 |
PowerDelivery対応 | 受給電可能 | ○ | 高速充電可能 |
Thunderbolt 4 |
最大40Gbpsで転送可能 | △ | Thunderbolt 4対応機器と接続する必要あり |
3つあるType-C端子はすべてAlt Mode-DisplayPortに対応しているため、外部映像出力が可能。さらに3つともPowerDeliveryにも対応しているため、充電も可能。
Thunderboltには、左側面部にある2つのType-C端子のみ対応しています。

5MPのWebカメラを搭載。

鮮明に撮影できる印象を受けました。

PolyCameraProアプリが同梱されており、

さまざまな調整、ビデオエフェクトを適用できます。

プライバシーシャッターを搭載。

F9キーでマイクのオン/オフの切り替えが可能。

スペック表にキートップに指紋認証センサー搭載という記載があるので、おそらく電源ボタンにセンサーを搭載していると思います。

IR付きカメラを搭載しているため、顔認証にも対応しています。

底面部の前面部寄りの左右にステレオスピーカーを配置。キーボードに手を置いておいても音が遮られる感じはないですね。
実際に音楽を聴いてみたところ、ちょっとシャカシャカする感じはあるけど、全体的にはいい感じです。13インチPCとしては満足度高いかな、という印象を受けました(*あくまで個人的感想です)。

WiFi 7に対応。対応する環境があれば、より高速にネット接続できます。

4G LTE対応モデルを選択できます。対応モデルを選べば、利用可能なSIMカードを用意することで、外出先でストレス無くネットに接続できて便利です。

Nano SIMカードリーダー搭載モデルはこの部分にカードリーダーが搭載されますが、レビュー機は非搭載モデルです。

「HP WOLF SECURITY」というセキュリティアプリを同梱。

高度で包括的なエンドポイントセキュリティ機能を提供します。

また席から離れたときに画面をオフにしたりできるプレゼンスセンシング機能を利用可能。オン/オフの切り替えが可能がほか、

詳細に設定できるので、セキュリティを高めたいときに便利だと思います。
まとめ

以上、HP EliteBook 8 G1i 13 について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
- 約1.299kg~の13.3インチモバイルPC
- インテルCore Ultra Uシリーズプロセッサ搭載
- ボディに軽さと強度を両立させたマグネシウムを採用
- MIL規格に準拠した高い堅牢性
- WiFi 7対応
- 4G LTEモデルを選択可能
13.3インチパネル搭載のコンパクトビジネスPC。いろんなところで作業する人向けです。NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサを搭載しています。
質感の高いデザインを採用しており、高い堅牢性を誇ります。
4G LTE対応モデルを選択できるので、外出先でもストレス無くネットに接続したい方はLTE対応モデルがオススメです。
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(更新日:2025年6月10日)