HP OmniBook 7 14-frレビュー

HP OmniBook 7 14-frは14インチパネル搭載のコンパクトなノートPC。

主なスペックをチェックしてみましょう。同時期に発売された姉妹モデルの14インチノートPC OmniBook 7 14-fsのスペックと比較しています。

カラーリングは、グレイシャーシルバー/SAKURAカラーを用意。展示機はSAKURAカラー。見た限り淡い感じのピンク色で、

派手な印象は受けません。シルバーなどの一般的なカラーリングでは物足りない、という人にオススメしたいですね。

CPUには、インテルCore Ultraシリーズ2(Arrow Lake)を採用。一般ノートPC向けのUシリーズ(Core Ultra 5 225U/7 255U)、高性能ノートPC向けのHシリーズ(Core Ultra 5 225H/7 255H)搭載モデルを選べます。多彩な選択肢が用意されているのはいいですね。Copilot+PCには準拠していません。価格重視ならUシリーズ、性能重視ならHシリーズを選ぶといいでしょう。

メモリはオンボードタイプの16GB/32GB搭載モデルを選択可能。

グラフィックスはCPU内蔵タイプを用意。

ディスプレイについては縦横比16:10の14インチIPSパネルを搭載しています。WUXGA(1920×1200ドット)に加えて、高精細な2.2K（2240×1400ドット）のパネルを選択可能。

非光沢パネルを採用しているため、映り込みが発生しにくいと思います。

キーボードはこんな感じ。特に小さなキーは見当たらなかったです。キーボードにはバックライトを搭載。タッチパッドは大きめです。

搭載されている端子類は、HDMI 、USB Type-C×2(1つがThunderbolt対応)、USB Type-A×2、 ヘッドホン/マイクコンボ端子です。SDカードリーダーは非搭載です。

左側面部にUSB Type-A、ヘッドホン/マイクコンボ端子。

右側面部にType-C×2、HDMI、USB Type-Aが配置されています。

カメラは約500万画素。IR付きカメラのため、顔認証に対応しています。カメラシャッター機能とマイクミュート機能を搭載。

本モデルはWiFi 7に対応しています。

ボディの厚みは最厚部で18.9mm。それほど分厚くないので掴みやすいと思います。

重量は約1.41kg。すごく軽い、という印象は受けませんでしたが、そんなに重くないので一定の機動性は確保できると思います。

ボディにアルミを採用しているため、質感は高め。洗練された感じの仕上がりですね。

バッテリ容量は68Wh。バッテリ駆動時間(スペック値)はUシリーズ搭載モデルが最大16時間、Hシリーズ搭載モデルが最大20時間と長めです。

充電時にはUSB Type-C端子を使って充電するタイプを採用しており、ケーブルは破断しにくいよう補強されています。

価格について見ていきましょう。

(*価格は2025/10/24時点(税込)。)

インテルCore Ultra Uシリーズプロセッサ搭載のスタンダード/パフォーマンスモデル、Core Ultra Hシリーズプロセッサ搭載のスタンダードプラス/パフォーマンスプラスモデルの4つのモデルが用意されています。

価格重視ならスタンダード/パフォーマンスモデル、性能重視ならスタンダードプラス/パフォーマンスプラスモデルがオススメ。

パフォーマンスプラスモデルのみ32GBメモリを搭載しているため、マルチタスク性能を高めたい人はこのモデルがオススメです。

なお、Core Ultra Uシリーズ搭載モデルがSAKURAカラー、Hシリーズ搭載モデルがグレイシャーシルバーカラーになっています。

(*価格は2025/10/24時点(税込)。)

姉妹モデルのOmniBook 7 14-fsは、Core UltraプロセッサではなくCoreプロセッサを搭載、32GBメモリ/1TB SSD搭載モデルは用意されていない、カラーリングはメテオシルバーのみの構成となっており、14-frよりもスペックダウンすることで低価格を実現している印象を受けます。14-fsで選べる構成はベーシックモデルの1つだけです。