HP Slimline 450レビュー
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Slimline 450は、HPのスリムタイプデスクトップ。
筐体がコンパクトなため、専有面積が少なくて済みます。またインテルCore i7プロセッサを搭載できるため、省スペース性と高性能を両立させたマシンに仕上ることが可能です。
目次
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)省スペースを実現するコンパクトマシン
Slimline 450は幅が約10cmしかないスリムタイプマシン。非常にコンパクトです。
こんな風に片手で掴むことが可能。
タワー型マシンと比較してみると上の写真のとおり。
こうして並べてみるとSlimline 450のスリムさが際立ちます。
このスリムさであれば、省スペース性を重視する人にオススメです。 なお、このSlimline 450を横置きすることはできません。
2)上質なデザイン
Slimline 450では、上質なデザインを採用。
フロントパネルには、光沢のあるピアノブラックを採用。深みのある黒です。
表面には緻密なドットテクスチャを配置することで、上質なデザインとなっています。
3)スリムマシンながら高性能
一般的なスリムタイプマシンの場合、コンパクトさを重視するため、性能面が犠牲になっているモデルもあるのですが、このSlimline 450では性能も重視したつくりになっています。
Slimline 450-120jpの主なスペック
モデル名 | Slimline 450-120jp |
CPU | インテルCeleron G1840/ 第4世代Core i3-4170/ 第4世代Core i5-4460T/ 第4世代Core i7-4790T |
メモリ | 4-16GB(2スロット) |
ストレージ | 500GB/1TB/2TB/3TB HDD 256/512GB SSD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ ブルーレイディスクドライブ |
グラフィックス | インテルHDグラフィックス AMD Radeon R5 330 |
拡張ドライブベイ | ウルトラスリムベイ×1、3.5インチ×1 |
無線LAN | なし/ 802.11 b/g/n+Bluetooth |
電源容量 | 180W(80PLUS BRONZE) |
最小構成価格 (税抜) |
49,800円 |
CPUにはローエンドのインテルCeleronに加えて第4世代Core i3/i5/i7を選択可能。スリムタイプながらCore i7まで選べるのはうれしいですね。
メモリスロットは2基搭載しており、最大16GBまでカスタマイズ可能。ストレージは、最大3TBのHDDを搭載できるほか、高速アクセス可能なSSD(256/512GB)も選べます。
グラフィックスには、チップセット内蔵タイプに加えて、カードタイプ(AMD Radeon R5 330 グ)も選択できます。なので、ある程度描画処理能力を必要とする人のニーズにも応えることができます。
光学ドライブも、DVDドライブだけでなく、ブルーレイディスクドライブを選択可能。
このように、スリム/コンパクトな筐体でありながら、高いレベルのパフォーマンスを発揮できるのがわかります。
次に、性能をチェックしてみました。
レビューしたSlimline 450の構成は次のとおり。
CPU:インテルCore i3-4170
メモリ:4GB
ストレージ:500GB HDD
グラフィックス:インテルHDグラフィックス
CPUにインテルCore i3を搭載しており、コストとパフォーマンスのバランスを重視なスペックになっています。
メモリスロットは2基搭載しており、最大16GBまでカスタマイズ可能。ストレージは、最大3TBのHDDを搭載できるほか、高速アクセス可能なSSD(256/512GB)も選べます。
グラフィックスには、チップセット内蔵タイプに加えて、カードタイプ(AMD Radeon R5 330 グ)も選択できます。なので、ある程度描画処理能力を必要とする人のニーズにも応えることができます。
光学ドライブも、DVDドライブだけでなく、ブルーレイディスクドライブを選択可能。
このように、スリム/コンパクトな筐体でありながら、高いレベルのパフォーマンスを発揮できるのがわかります。
次に、性能をチェックしてみました。
レビューしたSlimline 450の構成は次のとおり。
CPU:インテルCore i3-4170
メモリ:4GB
ストレージ:500GB HDD
グラフィックス:インテルHDグラフィックス
CPUにインテルCore i3を搭載しており、コストとパフォーマンスのバランスを重視なスペックになっています。
Windowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみた結果は次のとおり。
プロセッサ:7.6
メモリ:5.9
グラフィックス:4.1
プライマリディスク:5.9
グラフィックスがCPU内蔵タイプのため相対的に低めですが、プロセッサ/メモリ/プライマリディスクについては一定のパフォーマンスを発揮できます。
プロセッサ:7.6
メモリ:5.9
グラフィックス:4.1
プライマリディスク:5.9
グラフィックスがCPU内蔵タイプのため相対的に低めですが、プロセッサ/メモリ/プライマリディスクについては一定のパフォーマンスを発揮できます。
実際操作していて、Web閲覧/動画再生といった比較的負荷の軽いタスクであれば、それほどストレスなく作業できました。より快適な操作を期待するのなら、インテルCore i5/7プロセッサにする、メモリを8GBにする、ストレージをSSDにする、といったカスタマイズを実行すれば、さらに性能を高めることができます。また描画処理能力を高めたいのならAMD Radeon R5 330を選択するのもありだと思います。
このあたりカスタマイズの幅が広いので、予算を考慮しつつ、自分のニーズに合ったマシンに仕上げることが可能です。
このあたりカスタマイズの幅が広いので、予算を考慮しつつ、自分のニーズに合ったマシンに仕上げることが可能です。
Slimline 450は東京の昭島工場で生産されています。国内で生産されているため、短納期を実現できるほか、輸送時に起因する初期不良を減らすことができます。
4-3)背面部
背面部。
搭載されている端子は、USB2.0×2、USB3.0×2、Ethernetポート、VGA/HDMI映像出力端子です。一番下には、イヤホン、マイク、スピーカーなどの各種音声入出力端子が配置されています。
中段には拡張用スロット用のブラケットが配置されています。
下段には電源端子が配置されています。
4-4)筐体内部
Slimeline 450の筐体内部には簡単にアクセス可能です。筐体内部にアクセスするには、背面部右にあるネジを緩めます。
小さめのネジなので手で緩めるのはちょっと無理。ドライバで緩める必要があります。
側面部の出っ張りを引っ張ると、
側面部を外すことが可能。
モデル名 | Slimline 450-120jpの拡張性 |
メモリ | 4-16GB(2スロット) |
拡張ドライブベイ | ウルトラスリムベイ×1、3.5インチ×1 |
拡張スロット | PCI Express x16×1スロット PCI Express x1×1スロット PCI Express Mini Card×1スロット |
Slimeline 450で提供されている拡張性は上のとおり。スリムタイプマシンということで最低限の拡張性が確保されています。
Slimeline 450の筐体内部です。右側が前面部になります。右上に光学ドライブ/ストレージ、左上にマザーボード、左下に電源ユニットが見えます。
右上には光学ドライブ/ストレージが縦向きに配置されています。
手前がウルトラスリムベイ、奥が3.5インチベイです。いずれのベイも、デフォルトで使用されているため、空きはありません。したがって、光学ドライブ/ストレージを増設することはできない仕様になっています。
ウルトラスリムベイに収納されているデバイスは、写真に映っている緑色のレバーを押してスライドさせることが簡単に取り外し可能です。
ウルトラスリムベイに収納されているデバイスは、写真に映っている緑色のレバーを押してスライドさせることが簡単に取り外し可能です。
右下には冷却用のファインが配置されています。
左上のマザーボード部分。中央にCPU、右にメモリスロット、下に拡張スロットが配置されています。
メモリスロットは2基搭載。
拡張スロット。PCI Express x16×1スロットとPCI Express x1×1スロットが配置されています。
なおスリムタイプマシンのため、拡張スロットにはハーフサイズのカードしか装着できません。
なおスリムタイプマシンのため、拡張スロットにはハーフサイズのカードしか装着できません。
電源ユニットの最大出力は180W。
Slimline 450では、前面パネルを簡単に取り外すことが可能。
取り外しすと前面部はこんな感じになります。
前述したとおり、ウルトラスリムベイに収納されている光学ドライブは、緑色のレバーを押して前面部方向にずらすことがで簡単に取り外すことができます。
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(更新日:2016年6月30日)