HP ProBook 650 G4レビュー
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ProBook 650 G4は、HPの法人向けProBookシリーズに属する15.6インチ液晶搭載ノート(→ProBookシリーズのモデル一覧はこちら)。
シルバーを基調としたデザインを採用しており、ビジネスノートらしい落ち着いた印象を与えます。
主な特徴は次のとおり。
- 15.6液晶搭載ノート
- シルバーの落ち着いたデザイン
- インテル第7/8世代Coreプロセッサ選択可能
- ストレージにSSD/HDDを選択可能
ここでは、ProBook 650 G4の特徴、性能等について解説します。
- 目次
- 1)スタイリッシュなデザイン
- 2)スペックをチェック
- 3)各パーツをチェック
- 4)同梱物をチェック
- 5)まとめ
ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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2)スペックをチェック
HP ProBook 650 G4の主なスペックをチェックしてみましょう。
ProBook 650 G4/CT |
|
液晶 | 15.6インチ |
最大解像度 | HD 液晶ディスプレイ(非光沢、1366×768ドット、220cd/m2、最大1677万色、SVA方式)/ フルHD 液晶ディスプレイ(非光沢、1920×1080ドット、220cd/m2、最大1677万色、IPS方式) |
CPU | インテル Core i3-8130Uプロセッサー
(2コア、4スレッド、4MBキャッシュ、2.2-3.4GHz) インテル Core i5-7200Uプロセッサー (2コア、4スレッド、3MBキャッシュ、2.5-3.1GHz) インテル Core i7-8550Uプロセッサー (4コア、8スレッド、8MBキャッシュ、1.8-4.0GHz) |
メモリ | 4GB(4GB×1)/ 8GB(8GB×1)/ 16GB(8GB×2) DDR4-2400 最大32GB 2スロット |
ストレージ1 | なし / 128GB SSD(M.2,SATA III) / 256GB SSD(M.2,PCIe Gen3x4 NVMe) /512GB SSD(M.2,PCIe Gen3x4 NVMe) |
ストレージ2 | なし /500GB HDD / 1TB HDD 7200rpm |
グラフィックス | CPU内蔵タイプ |
光学ドライブ | なし / DVD-ROMドライブ / DVDライター |
端子類 | VGA端子、HDMI 1.4 ×1、USB3.1ポート×2(手前側の1基がパワーオフUSB充電対応Charging )、USB 3.1 Type-Cポート×1、コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック x 1、ネッ トワークポート(RJ45)、ドッキング拡張コネクター×1、microSDカードリーダー |
バッテリ駆動時間 | 最大約10時間(JEITA2.0法測定) |
外寸(mm) | 377×257×23.9(最厚部、突起部含まず)mm |
最小重量(kg) | 約2.18kg |
液晶は15.6インチパネルを搭載。最大解像度1366×768ドット/1920×1080ドットのいずれかを搭載したパネルを選択できます。タッチパネルは用意されていません。
CPUにはインテル第7世代Core i5、第8世代Core i3/i7の中から選択可能。
メモリは4-16GBの中から選択できます。
ストレージはSSDとHDDを用意。高速アクセスできるSSDのみの構成、HDDのみの構成、さらにはSSD+HDDのハイブリッド構成を選べます。
SSDは128GBがSATA接続タイプ、それ以外はSATAよりも高速アクセスできるPCIe NVMeタイプを搭載できます。
グラフィックスは、CPU内蔵タイプのみを選択可能。したがって、高い描画処理能力を必要とする、動画/画像の編集には向いていません。
搭載している端子は、VGA、HDMI、USB3.1×2、USB 3.1Type-C、LAN、ヘッドホン/マイクコンボ端子、microSDカードリーダーです。ビジネスではレガシータイプのVGAを使う機会もあると思うので、VGAとHDMIの2種類の外部出力端子を搭載しているのはうれしいですね。
ProBook 650 G4のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機の構成は次のとおり。
CPU:インテルCore i5-7200U
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD+1TB HDD
グラフィックス:インテルHDグラフィックス
負荷が軽めのゲームドラゴンクエストXのベンチマークソフトのスコア。
「標準品質」「1280×720」で「快適」の評価。画質/解像度を抑えめにすれば、快適に楽しめそうです。
実際使っていて、Web閲覧/動画再生といった比較的負荷のかからないタスクであれば、快適に処理できました。この構成であれば、 一般的なビジネスタスクであれば、ストレス無く処理できるレベルの性能を確保していると思います。
「Made in Tokyo」のシールが貼られており、東京で生産されていることが示されています。海外で生産する場合に比べて、輸送距離が短くなるため、輸送中の問題が発生する可能性を減らせます。
3)各パーツをチェック
ProBook 650 G4の各パーツをチェックします。
ProBook 650 G4では
- HD 液晶ディスプレイ(非光沢、1366×768ドット、SVA方式)
- フルHD 液晶ディスプレイ(非光沢、1920×1080ドット、IPS方式)
のいずれかの液晶パネルを搭載したモデルを選べます。
解像度が高い(つまり、フルHDパネルの方)ほど、表示領域が広くなり、精細感が高くなります。
またSVA方式はVA方式の1つですが、IPSパネルと比べて、視野角が狭い、色の再現性に劣ります。
せっかく15インチという大きめの液晶を搭載しているので、できればフルHDパネルを選択することをオススメします。表示領域が広いので作業効率を向上させることができるほか、色も鮮やかで表示が綺麗なので、動画も楽しめると思います。
レビュー機はHDパネル搭載。
表示がちょっと淡い感じで青みがかっています。
液晶上部にWebカメラが配置されていますが、スライド式のカバーが付いており、使わないときはカバーすることができます。なのでプライバシーを確保できます。
キーボード。防滴キーボードなので、誤って飲み物をこぼしても安心です。
個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。
テンキーを搭載しています。
キー表面はそれほどつるつるしておらず、滑りにくいです。
キーストロークは1.5-1.7mm。一般的なノートPCと同程度のキーストロークを確保しています。
キーピッチは約18.7×18.7mm。デスクトップのキーボードと同程度のキーピッチです。
なので窮屈な感じはまったくありません。快適なキータイピングが可能です。
タッチパッド。
クリックボタンが一体となったタイプを採用。
パームレストが広めに取られています。
キーボードの左上に電源ボタンを配置。オンにするとボタンが点灯します。
キーボードの上部にスピーカーが配置されています。音楽を聴いてみましたが、高音がちょっとシャカシャカする感じで、重低音の響きが足りないかな。ビジネスノートPCなので、サウンドはほどほどといった印象を受けます。
パームレストの右端に指紋認証センサーが標準で搭載されています。
左側面部。
光学ドライブが搭載されています(光学ドライブはオプションです)。
右側面部。
写真右から順に、電源コネクタ、MicroSDカードスロット、ドッキングステーションコネクター、VGAポート、ネットワークポート(RJ45)、HDMIポート、
USB 3.1(Gen 1)ポート×2、USB 3.1 Type-C、コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック、ステータスライトが配置されています。
電源ケーブルを接続したところ。スペースが少なくて済むL型コネクタを採用しています。
前面部の中央には液晶を開くときに指を引っかけるための取っ手が配置されています。
ゆっくりとであれば片手だけで液晶を開くことができます。いちいち両手を使わなくても、液晶を開くことができるのは便利です。
背面部に端子類は配置されていません。
中央に「PROBOOK」と印字されています。
底面部。通気孔が配置されています。
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(更新日:2019年1月23日)