HP Pavilion 15-ab200レビュー
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Pavilion 15-ab200は、HPの15インチノート。コストパフォーマンスを重視したスタンダードノートとして位置づけられています。
ここでは、Pavilion 15-ab200の特徴について詳しく解説します。
目次
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)4つのカラーリングモデルを用意
Pavilion 15-ab200では、ブリザードホワイト/コバルトブルー/ピーチピンク/ナチュアルシルバーの4つのカラーリングが用意されています。パッケージごとに選べるカラーリングが決まっています。
エントリー:ブリザードホワイト/コバルトブルー
スタンダード:ブリザードホワイト/コバルトブルー/ピーチピンク
パフォーマンス:ナチュラルシルバー
エントリー:ブリザードホワイト/コバルトブルー
スタンダード:ブリザードホワイト/コバルトブルー/ピーチピンク
パフォーマンス:ナチュラルシルバー
こちらはシルバーモデル。シックな印象です。
天板部分だけでなく、側面部/底面部もシルバーのカラーリングになっています。
キーボード周辺部分はシルバーを採用。この部分はすべてのカラーリングで共通です。
こちらはブルー。鮮やかな青です(写真は先代モデル)。
こちらはピンク。女性受けしそうなカラーリングです(写真は先代モデル)。
底面部もピンク。
ピンクは存在感がありますね。
こちらはイベントに展示されていたホワイトモデル(写真は先代モデル)。
2)美しさと実用性を両立させたデザイン
従来のスタンダードノートの場合、価格重視でデザインは二の次というモデルが多かったのですが、このPavilion 15-ab200では、デザインにも強くこだわった仕上がりになっています。
上の写真は横からみたところですが、すごくシャープな仕上がりになっているのがわかります。
上の写真は横からみたところですが、すごくシャープな仕上がりになっているのがわかります。
横から見たところ。
液晶を開くとこんな感じ。
ヒンジ部分と天板部分の高さが同じになっており、すごくエッジが効いたデザインになっています。
直線を基調としたぴしっとした感じがいいですね。天板部分は、表面がちょっとざらざらしているので、汚れや指紋がつきにくくなっています。
側面部、底面部も同じカラーリングで包まれており、統一感があります。細部までよく作り込まれたデザインですね。
筐体にはユニボディのフレームを採用しています。このため、継ぎ目が少なくなったほか、剛性を高めることに成功しています。また隙間に汚れが入るのを抑えることができます。
キーボード周りはシルバーを基調とした落ち着いたデザインになっています。
キーボードの周囲はグラデーションになっており、手前側から奥にいくにつれ徐々にグレーになっているのがわかります。
このあたりもデザインへのこだわりを感じますね。
キーボード周辺部はプラスチック素材を使用しているのですが、表面にはキズのつきにくいHP Imprintテクノロジーでフィルムを貼り付けています。
フィルムの表面にはヘアライン風の細かい溝が施されているので、メタリック調な感じ。したがってプラスチック素材なのに、見た目は金属を使用しているように見えます。
こういう仕掛けがなされているので、非常に洗練されたイメージを醸し出しています。
デザインの完成度が高いので、家のどこに置いても違和感がないですね。
持ってみました。重量は約2.29kgあるのでちょっとずしっとします。
外に持ち出すのは難しいですが、室内を移動させるぐらいなら気にならない重さだと思います。
前から見たところ。非常にスリムなのがわかると思います。
24インチ液晶モニタの横に置いてみました。
3)性能をチェック
Pavilion 15-ab200は、HPのスタンダードノートPavilionシリーズに属する15インチノート。ハイエンドに位置づけられるENVYシリーズが性能重視なのに対し、Pavilionはコストパフォーマンスを重視した構成になっています。
Pavilion 15-ab200の主なスペック
パッケージ | エントリー | スタンダード | パフォーマンス |
カラーリング | ブリザードホワイト/ コバルトブルー |
ブリザードホワイト/ コバルトブルー/ ピーチピンク |
ナチュラルシルバー |
OS | Windows 10 Home | ||
液晶 | 15.6型 (1920×1080) 非光沢パネル |
||
タッチパネル | × | ||
CPU | 第6世代インテル Core i3-6100U | 第6世代インテル Core i5-6200U | 第6世代インテル Core i7-6500U |
メモリ | 4/8GB | 8/16GB | |
ストレージ | 500GB HDD(5400回転) | 1TB HDD(5400回転) | 1TB ハイブリッド・ハードドライブ (8GBフラッシュメモリ内蔵 / 5400回転) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ブルーレイディスクドライブ (DVDスーパーマルチドライブ機能搭載) |
|
グラフィックス | インテルHDグラフィックス | NVIDIA GeForce 940M | |
バッテリ駆動時間 | 約7時間 | ||
寸法 | 約 384×261×24-28(最厚部) mm | ||
重量 | 2.29kg |
Pavilion 15-ab200では、エントリー/スタンダード/パフォーンマンスの3つのパッケージが用意されています。OSはWindows 10 Homeです。いずれもCPUとしてインテル第6世代Coreプロセッサを搭載できます。ぞれぞれCore i3/i5/i7を搭載可能。
メモリはエントリー/スタンダードでは4/8GBを、パフォーマンスでは8/16GBを選択可能。
コストパフォーマンス重視のモデルから、性能重視のモデルに至るまで、多様なカスタマイズが可能なのがわかります。
メモリはエントリー/スタンダードでは4/8GBを、パフォーマンスでは8/16GBを選択可能。
コストパフォーマンス重視のモデルから、性能重視のモデルに至るまで、多様なカスタマイズが可能なのがわかります。
今回レビューしたPavilion 15-ab200はパフォーマンスモデル。インテルCore i7-6500Uプロセッサ/8GBメモリ/1TB ハイブリッド・ハードドライブ (8GBフラッシュメモリ内蔵 / 5400回転)/NVIDIA GeForce 940Mグラフィックスを搭載した、Pavilion 15-ab200のハイエンドモデルです。
実際に操作してみたところ、WEB閲覧/動画再生といった一般的なタスクであれば、快適に操作できました。
Pavilion 15-ab200では、老舗オーディオメーカーBANG&OLUFSENとのコラボレーションにより、上質なサウンドを実現しています。
キーボードの奥にはスピーカーを配置。この位置にあると、手で音が遮られることがありません。
サウンドをカスタマイズするためのアプリケーションが用意されています。
グラフィックイコライザーを使えば、自分好みのサウンドにアレンジすることが可能です。
最初デフォルトの状態で聞いたときには、ちょっと高音がシャリシャリするなと思ったのですが、アレンジすることで、非常に満足度の高いサウンドに仕上げることができました。
4)各パーツをチェック
4-1)液晶
液晶は15.6インチ。
斜めから見たところ。非光沢パネルを搭載しているため、映り込みはほとんど発生していません。
最大解像度は1920×1080ドット。タッチパネルのオプションは用意されていません。
非光沢パネルなので表示がちょっと淡い感じですが、色の再現性はいいと思います。
4-2)キーボード/タッチパッド
キーボード。テンキーを搭載しているので、数字を入力したいときに重宝します。
キーの表面は適度なざらつきが設定されており、すべりにくくなっています。
15インチノートなので、キーピッチも十分は幅を確保しており、入力していても窮屈な感じはしません。
キーストロークはちょっと浅い印象を受けました。また、入力作業をしていると、少し「カチャカチャ」という音が気になるかもしれません。
キーボードの中央部を強く押してもそれほどたわんだりしません。強度はあるので安定したキー操作が可能です。
キーストロークはちょっと浅い印象を受けました。また、入力作業をしていると、少し「カチャカチャ」という音が気になるかもしれません。
キーボードの中央部を強く押してもそれほどたわんだりしません。強度はあるので安定したキー操作が可能です。
タッチパッドはクリックボタンが一体となったタイプを採用。
適度なざらつきがあり、使いやすいです。パームレスト部分もべとつかず、さらっとしているので長時間触っていても気になりません。
キーボード左上に電源ボタンが配置されています。
4-3)側面部/底面部
左側面部。本体手前(写真右)から順に光学ドライブ、USB3.0、USB2.0、SDカードスロット、LAN端子、電源コネクタが配置されています。
電源ケーブルは、邪魔になりにくいL型コネクタを採用。
右側面部。本体手前(写真左)から順にステータスライト、ヘッドホン端子、USB3.0、HDMI端子が配置されています。
電源をオンにするとステータスライトが点灯します。
底面部。フレームに継ぎ目のないユニボディを採用しているため、筐体内部にアクセスすることはできません。したがって基本的には自分でカスタマイズ(メモリ増設など)することはできない仕様です。なので、購入する際に必要な構成を選択する必要があります。
バッテリーの部分だけ黒色になっています。
バッテリは着脱可能です。
4-3)同梱物
次に同梱物をチェックしましょう。まずはACアダプタ。
ACアダプタはそれほど大きくなく、片手に収まる大きさ。
Pavilion 15-ab000には、コンセント部分のみのパーツも同梱されています。
ケーブルが長すぎて邪魔になるとき、ACアダプタを持ち歩きたいときに、このパーツを使えば便利です。
「HPパソコンナビ」というガイドブックも同梱されています。最近では、こうしたガイドブックを同梱しないPCが増えていますが、やはりガイドブックがあると便利ですよね。
全ページカラーの構成になっているので非常に見やすいです。
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(更新日:2016年1月26日)