HP ProDesk 600 G3 SF/CT特徴解説
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ProDesk 600 G3 SF/CTはHPの法人向けProシリーズに属するデスクトップ。省スペースを実現したスタンダードモデルです。
(ProDesk 600 G3 SFの後継モデルとしてProDesk 600 G4 SFが提供されています→参考:ProDesk 600 G4 SFレビュー)
ここでは、ProDesk 600 G3 SF/CTの特徴、性能等について詳しく解説します。
(*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください)
1)省スペースボディを採用
HP ProDesk 600 G3 SF/CTはスリムタイプの筐体を採用した省スペース型デスクトップ。
寸法は270×296×95 mm。縦置きも可能で、縦置きにすると幅が10cm以下しかないので、狭い場所にも設置できます。
2)一定の拡張性を有する
HP ProDesk 600 G3 SF/CTは省スペース性を重視したモデルですが、一定の拡張性も有しています。
搭載している拡張スロットは、ロープロファイル16x PCIe×1スロット、ロープロファイル4x PCIe×1スロット(奥行最大16.7cm)、M.2 PCIe x1-2230×1スロット、M.2 PCIe x4-2280×1スロットです。
ドライブベイは、外部スリムラインベイ×1、外部SDスロット、内部 3.5インチ×1です。
3)充実した構成
ProDesk 600 G3 SF/CTでは、多彩なカスタマイズが可能であり、充実した構成に仕上げることができます。
主なスペックは次の表のとおり。
機種名 | ProDesk 600 G3 SF/CTスペック |
CPU | インテル Celeron G3900 インテル Pentium G4400 インテル Core i3-6100 インテル Core i5-6500 インテル Core i5-6600 インテル Core i7-6700 インテル Core i3-7100 インテル Core i5-7500 インテル Core i5-7600 インテル Core i7-7700 |
メモリ | 4GB(4GB×1)/ 8GB(4GB×2)/ 8GB(8GB×1)/ 16GB(8GB×2)/ 32GB(8GB×4) |
ストレージ | 500GB HDD/1TB HDD/ 128GB/256GB SSD |
グラフィックス | インテルHDグラフィックス/ NVIDIA GeForce GT 730 LP 2GB |
光学ドライブ | DVD-ROMドライブ/ DVDライター |
映像出力端子 | DisplayPort×2+VGA/HDMI/DisplayPortのいずれか1つ(インテルHDグラフィックスの場合) Dual-Link DVI-I x1、 DisplayPort x1、 DVI-I to VGA 変換アダプタ ー x1付属 (NVIDIA GeForce GT 730 LP 2GB選択時 |
端子類 | USB Type-C 3.1×1(前面1)、 USB3.1×6(前面2、 背面4)、 USB2.0×4(前面2、 背面2) |
vPro対応 | 非対応 |
寸法/ 重量 |
270×296×95 mm/ 約4.53kg |
標準保証 | 1年 |
CPUにはコストパフォーマンスに優れたCeleron/Pentiumに加え、第6世代/第7世代Core i3/i5/i7プロセッサを選択できます。非常に多彩なCPUが用意されています。
メモリは4/8/16/32GBでカスタマイズ可能。スロットは4つ搭載されているので、購入した後で増設することができます。
ストレージはHDDに加えて、高速アクセス可能なSSDも選択できます。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテルHDグラフィックのほか、NVIDIA GeForce GT 730 LP 2GBを選択可能。
それぞれの項目で多様な選択肢が用意されているので、自社のニーズに合った構成に仕上げることができます。
4)各パーツをチェック
前面部はブラックとシルバーをを基調とした落ち着いたデザイン。
右上に光学ドライブ、下に端子類が配置されています。
USB Type-C 3.1×1、 USB3.1×2、 USB2.0×2、ヘッドホン端子、電源ボタンが配置されています。
背面部の右に電源コネクタ、中央に拡張カード用のカバー、左に各種端子が配置されています。
端子類は、オーディオコネクタ、USB3.0×2、USB2.0×4、VGA映像出力端子、シリアル端子、DisplayPort×2、PS/2マウスコネクタ、PS/2キーボードコネクタが配置されています。
映像出力端子として、DisplayPort×2+がVGA/HDMI/DisplayPortのいずれか1つが装備されているため、3つの映像出力端子を利用して標準で3画面表示に対応しています。3つのモニタに表示することで表示領域が拡大され、作業効率をアップできます。
またシリアル端子、PS/2端子といったレガシー端子をオプションで選択できるので、古いタイプのデバイスを接続する必要がある場合も安心です。
5)まとめ
以上、HP ProDesk 600 G3 SF/CTについて解説しました。特徴をまとめると次のとおり。
・省スペースモデル
・縦置き/横置き可能
・多彩なカスタマイズが可能。充実した構成に仕上げることができる
・一定の拡張性を有する
・標準で3画面同時出力可能
カスタマイズしやすい省スペースデスクトップを必要としている企業にオススメしたい構成に仕上がっています。