HP Elite x2 1012 G1レビュー
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Elite x2 1012 G1は、HPの12インチ液晶搭載タブレット。背面部にキックスタンドを装備しており、オプションのトラベルキーボードを装着することでノートPCのように使用することが可能です。
また本体は8.05mmという、超スリムなボディを採用しています。トラベルキーボードを装着した状態でも13.45mmしかありません。
薄いからといって堅牢性を犠牲にしていません。米軍調達基準(MIL-STD-810G)をクリアした高い品質と耐久性を確保しており、外出先でも安心して使用することができます。
ここではElite x2 1012 G1の性能、特徴等について詳しく解説します。
薄いからといって堅牢性を犠牲にしていません。米軍調達基準(MIL-STD-810G)をクリアした高い品質と耐久性を確保しており、外出先でも安心して使用することができます。
ここではElite x2 1012 G1の性能、特徴等について詳しく解説します。
目次
1)キックスタンドを装備
2)スリムなボディ
3)アルミ削り出しのユニボディ
4)高い基本性能
5)LTEモデルを用意
6)米軍調達基準に対応する耐久性を確保
7)サウンドもいい
8)各パーツ詳細
9)同梱物をチェック
10)トラベルキーボードを装着すればノートPCとして使用可能
11)まとめ
2)スリムなボディ
3)アルミ削り出しのユニボディ
4)高い基本性能
5)LTEモデルを用意
6)米軍調達基準に対応する耐久性を確保
7)サウンドもいい
8)各パーツ詳細
9)同梱物をチェック
10)トラベルキーボードを装着すればノートPCとして使用可能
11)まとめ
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)キックスタンドを装備
Elite x2 1012 G1にはキックスタンドが装備されています。
したがって、こんな感じで自立させることが可能。
キックスタンドは、使わない時は背面部に収納されています。
収納されている状態では凸凹がほとんどありません。このあたり、デザイン面の配慮がなされていると思います。
キックスタンドを引き出すには、側面部にある窪みに指を引っかけて引き出します。それほど力を入れる必要はありません。
自立した状態の場合、キックスタンドは簡単には動かないようになっています。がたついたりすることもありません。すごく安定性は高いですね。
タッチ操作をしても、角度が変わることはありません。
最大150度まで傾けることが可能。自分の好きな角度に調整することができます。
机に座ってタッチ作業を行う場合、これぐらい傾いていると作業がやりやすいと思います。
あと設置面積がない場所に置きたい場合にも威力を発揮しそう。
2)スリムなボディ
Elite x2 1012 G1の本体は8.05mmしかありません。すごくスリム。
凸凹のないフラットなデザインなので、薄さが強調されます。
スリムボディのため、非常に掴みやすいですね。
背面部の表面はさらっとしているので、汚れや指紋でべとつくことがなく、持ちやすいです。
重量は実測値で826g。ずっと片手で持っているのはつらい重さです。
大きさは、雑誌よりちょっと横幅が大きいくらい。
こうやって持ってみると、大きさがよくわかると思います。
3)アルミ削り出しのユニボディ
ボディは、アルミ削り出しのユニボディを採用。
アルミの質感がすごくいいですね。
アルミだと、光の当たる角度によって、微妙に見え方が異なってきます。チープさはまったくなく、高級感を醸し出しています。
側面部の仕上がりもすごくいい。
持っていることに高い満足感を得ることのできるタブレットに仕上がっていると思います。
4)高い基本性能
Elite x2 1012 G1の主なスペックをチェックしてみましょう。
【Elite x2 1012 G1の主なスペック】
Elite x2 1012 G1 |
|
重量(kg) |
約820g(タブレット本体)/1.2kg(キーボード装着時) |
液晶 |
12インチワイド WUXGA+(1920×1280ドット) |
CPU |
インテル Core M3-6Y30 インテル Core M5-6Y54 インテル Core M7-6Y75 |
ストレージ |
128GB M.2 SSD(SATA III)/ 256GB M.2 2280 SSD(PCIe 3x4 NVMe) |
メモリ |
4/8GB (オンボード:増設不可) |
グラフィックス |
インテル内蔵グラフィックス |
光学ドライブ |
- |
バッテリ駆動時間 |
約10時間 |
外寸(mm) |
タブレット本体:300×213.5×8.05mm トラベルキーボード(オプション)装着時:300×213.5×13.45mm |
重量 |
タブレット本体:約890g トラベルキーボード装着時:約1.2kg |
無線 |
インテル IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2x2) + Bluetooth 4.2 + WiGig Combo |
インタフェース |
USB3.0、USB-C(Thunderbolt、3.1)、ヘッドフォン/マイクコンボポート、MicroSD |
LTE |
LTE搭載モデルあり (micro SIMカードスロット) |
ペン |
HP x2 1012 アクティブペン |
CPUには低消費電力を実現するインテル Core Mプロセッサーを搭載。Core m3/m5/m7の中から選択可能です。
ストレージには、HDDではなくM.2接続のSSDを標準で搭載。SSDを採用することにより、高速アクセスが可能なほか、耐衝撃性も向上します。
メモリは4/8GBを選択できます。空きスロットはないため増設は不可です。
この構成を見る限り、超ハイパフォーマンスとまではいきませんが、タブレットであることを踏まえれば、そこそこ高めの性能を発揮できるよう構成されているのがわかります。
OSはWindows 10 Home/Proを選択可能。
インタフェースは、USB3.0、USB-C(Thunderbolt、3.1)、ヘッドフォン/マイクコンボポート、MicroSDを搭載。
スリムタイプですが、通常のUSB3.0端子が使えるのはありがたいですね。またUSB-Cタイプも搭載しています。なおSDカードスロットは、microSDカードタイプで通常タイプは使用できないので注意が必要です。
バッテリ駆動時間は最大約10時間を確保。1日中外出しても安心なレベルを確保しています。
ストレージには、HDDではなくM.2接続のSSDを標準で搭載。SSDを採用することにより、高速アクセスが可能なほか、耐衝撃性も向上します。
メモリは4/8GBを選択できます。空きスロットはないため増設は不可です。
この構成を見る限り、超ハイパフォーマンスとまではいきませんが、タブレットであることを踏まえれば、そこそこ高めの性能を発揮できるよう構成されているのがわかります。
OSはWindows 10 Home/Proを選択可能。
インタフェースは、USB3.0、USB-C(Thunderbolt、3.1)、ヘッドフォン/マイクコンボポート、MicroSDを搭載。
スリムタイプですが、通常のUSB3.0端子が使えるのはありがたいですね。またUSB-Cタイプも搭載しています。なおSDカードスロットは、microSDカードタイプで通常タイプは使用できないので注意が必要です。
バッテリ駆動時間は最大約10時間を確保。1日中外出しても安心なレベルを確保しています。
Elite x2 1012 G1のパフォーマンスをチェックしてみました。
レビューしたマシンの構成とスコアは次のとおり。
CPU:インテルCore im3-6Y30(スコア;7.1)
メモリ:4GB(5.9)
ストレージ:128GB M.2 SSD(SATA III)(8.15)
グラフィックス:インテルHDグラフィックス(5.6)
レビューしたマシンの構成とスコアは次のとおり。
CPU:インテルCore im3-6Y30(スコア;7.1)
メモリ:4GB(5.9)
ストレージ:128GB M.2 SSD(SATA III)(8.15)
グラフィックス:インテルHDグラフィックス(5.6)
やはりM.2 SSDを搭載しているだけあってストレージは高いスコアを記録しています
実際に操作してみて、Web閲覧/動画再生といった比較的負荷の軽いタスクであれば快適に処理できました。基本性能が高めなので、一般的なタスクを行うのであれば、ストレスを感じるシーンは少ないと思います。
実際に操作してみて、Web閲覧/動画再生といった比較的負荷の軽いタスクであれば快適に処理できました。基本性能が高めなので、一般的なタスクを行うのであれば、ストレスを感じるシーンは少ないと思います。
5)LTEモデルを用意
Elite x2 1012 G1ではLTE搭載モデルが用意されています。日本の環境に合わせた日本専用のLTEアンテナを搭載。プラチナバンドをサポートしています。B1/11/18/19/21に対応。使えるSIMカードはmicro SIMカードです。NTTドコモ/au回線を利用可能。
LTE搭載モデルを選ぶと、SIMカードを装着するだけですぐにネットに接続できるので非常に便利。最近では格安SIMカードを提供するMVNOも増えているので、安価にネット接続可能です。
LTE搭載モデルを選ぶと、SIMカードを装着するだけですぐにネットに接続できるので非常に便利。最近では格安SIMカードを提供するMVNOも増えているので、安価にネット接続可能です。
6)米軍調達基準に対応する耐久性を確保
Elite x2 1012 G1では、アルミ削りだしの継ぎ目のない一体形成のユニボディを採用することで、薄型と耐久性の両立を実現しています。
5万項目以上のHPトータルテストを実施しているほか、米軍調達基準 (MIL-STD-810G)をクリアしています。落下、衝撃、極端な高温・低温環境など、非常に過酷なテストに合格しているため、どんなタフな使い方をしても、ダメージを最小限に抑えることができます。
5万項目以上のHPトータルテストを実施しているほか、米軍調達基準 (MIL-STD-810G)をクリアしています。落下、衝撃、極端な高温・低温環境など、非常に過酷なテストに合格しているため、どんなタフな使い方をしても、ダメージを最小限に抑えることができます。
実際に持ってみても、ボディの強度が非常に高いため、安心して持ち歩くことができます。
外に持ち出すことの多いタブレットなので、こうした高い耐久性が確保されていると安心して使うことができますね。
外に持ち出すことの多いタブレットなので、こうした高い耐久性が確保されていると安心して使うことができますね。
7)サウンドもいい
Elite x2 1012 G1には、Bang & Olufsenが監修するステレオスピーカーを搭載。タブレットですが、サウンドまで配慮しています。
スピーカーは、上面部の左右に配置されています。
キックスタンドで自立させた場合に上部に来るため、サウンドが遮られることがありません。
実際に音楽を聴いてみましたが、ちょっとシャカシャカする感じがありますが、タブレットとしては十分高いサウンド性能を発揮していると思います。
ミュージックビデオを再生してみましたが、しばらく聞いていると、シャカシャカ感がまったく気にならなくなり、音楽に没入することができました。
実際に音楽を聴いてみましたが、ちょっとシャカシャカする感じがありますが、タブレットとしては十分高いサウンド性能を発揮していると思います。
ミュージックビデオを再生してみましたが、しばらく聞いていると、シャカシャカ感がまったく気にならなくなり、音楽に没入することができました。
プリインストールされているアプリケーションを使って、好みのサウンドに調整することが可能です。
8)各パーツ詳細
液晶は12インチパネルを搭載。タブレットとしては大きめの液晶を搭載しています。
光沢パネルを採用しているため、照明などの映り込みが発生しやすいです。表面には、Gorilla Glass 4を搭載しており、高い強度を誇ります。
液晶の外枠はちょっと太め。
最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。
もちろん縦表示も可能です。タッチパネルの反応も良好。
Googleマップで、移動/拡大/縮小操作を行いましたが、遅延もなく、快適に操作できました。
液晶表示も精細感があり、すごく綺麗。
黒も綺麗に表現されます。
動画も十分楽しめました。
右側面部。
写真右から順に、マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート、USB3.0、micorSDカードスロット、USB-C(Thunderbolt、3.1)が配置されています。
左側面部。
写真左から順に電源ボタン、音量調整ボタンが配置されています。LTE対応モデルの場合には、音調調整ボタンの右にmicro SIMカードスロットが配置されます。
底面部。オプションのトラベルキーボードとの接続端子が配置されています。
背面部。下半分を取り囲むようにキックスタンドが収納されています。
中央上部にはLEDフラッシュとWebカメラが配置されています。
右上には指紋認証センサーが搭載されています。
9)同梱物をチェック
同梱されているACアダプタはコンパクト。
手の平に収まる大きさです。
プラグはACアダプタに収納されており、
使うときはプラグを引き出します。このスタイルだと持ち運びしやすくていいですね。
重量は210g。
接続にはUSB-C端子を使用します。
こんな感じで接続可能。スペースをとることなく接続できるのがわかります。
Elite x2 1012 G1には、HP x2 1012 アクティブペンが同梱されています。
ペンがあれば、細かな操作も可能。タッチの反応も良好です。
画面から離れていてもペン先が認識されるので、書き始めの位置を確認できて便利。
同梱のクリップを本体に貼り付ければ、ペンを常に持ち歩くことが可能です。
10)トラベルキーボードを装着すればノートPCとして使用可能
オプションのトラベルキーボードを装着することで、ノートPCとして使うことができ、自分のニーズに合わせた使い方が可能です。
トラベルキーボードはすごく軽量/薄型化されています。
横から見るとこのとおり。薄さがよくわかると思います。
本体と接合したときの重さは1205g。本体の重量が826gなので、トラベルキーボードの重さは379gです。
裏面には布製の生地が貼り付けられています。
べとつくことがなくさらさらしており、触り心地はすごくいいですね。持ち歩くときに触ることの多い部分ですから、これはありがたいですね。
キーボードを装着した状態でも13.45mmしか厚みがありません。すごくスリムなのがわかります。
これだけ薄いと、すごく持ちやすいですね。
上からみてもこのとおり。
キーボードの装着はすごく簡単。
マグネットが埋め込まれているので、
接合部同士を近づければ、カチッと装着できます。力は入りません。
キーボードを装着した状態。
キーボードに角度がついているのがわかります。キーボードの下にスペースがありますが、キーボード自体の堅牢性が高いため、使っているときにたわんだりすることはなく、安定したキー操作が可能です。
キックスタンドを使って、角度を微調整することができます。
こんな角度にすることも可能。
指で操作しても、スタンドの角度が変わることはありません。
キーボードを装着した状態にすると、各種端子が上部に来る仕様になっているため、端子を使いやすいです。
電源ケーブルもこんな感じで接続可能。すごくスマートに接続できるので、接続した状態で使っていてもあまり気にならないですね。
キーボードの配置は通常のノートPCのキーボードと同じ。
Enterキーも大きめで押しやすいです。
キーの表面もそれほどつるつるしておらず、いい感じ。
キーボードは薄型ですが、キーストロークは1.5mmと結構深め。打鍵感も柔らかめで、すごく心地よくタイピングできます。
キーピッチも広めで、窮屈な感じはしません。キーボード自体に傾斜があるのですごく打ちやすいです。
通常のノートPCとなんら遜色のないキー操作が可能だと思います。
通常のノートPCとなんら遜色のないキー操作が可能だと思います。
トラベルキーボードにはバックライトが装備されています。F11キーを押すことで、オン/オフの切替が可能。
バックライトオフ時。
オンにしたところ。飛行機内などの暗い環境で操作するときに重宝すると思います。バックライトの明るさの調整はできません。
タッチパッド。クリックボタンが一体となったタイプです。
広さは十分で反応もいいです。クリックボタン部分の押し込み幅もしっかり確保されており、操作しやすいですね。
タッチパッドの左上の丸い部分をダブルタップすると、タッチパッドの機能をオン/オフにすることができます。
オフの状態になると、オレンジ色が点灯します。
パームレスト部分は表面がサラサラしています。長時間使っていてもべとつきにくくなっています。
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(更新日:2016年4月19日)