HP EliteOne 800 G5 All-in-Oneレビュー
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EliteOne 800 G5 All-in-Oneは、23.8インチ液晶を搭載したオールインワンPCです。
主な特徴は次のとおり。
- 省スペース性を実現したオールインワンPC
- ベゼル幅が狭く、非常にスタイリッシュなデザイン
- 充実した基本性能
- 23.8インチ液晶を搭載
- Webカメラを格納可能
- サウンドにもこだわり
ここでは、EliteOne 800 G5 All-in-Oneの特徴・スペック・使い勝手について詳しくレビューしたいと思います。
- 目次
- 1)23.8インチパネル搭載のオールインワンPC
- 2)スペックをチェック
- 3)使い勝手をチェック
- 4)東京生産モデル
- 5)スタイリッシュなデザイン
- 6)各パーツをチェック
- 6)まとめ
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)23.8インチパネル搭載のオールインワンPC
EliteOne 800 G5 All-in-Oneは23.8インチパネルを搭載したオールインワンPC。
B5サイズのノートと比べたところ。
表示の綺麗なIPSパネルを採用。色の描写が綺麗で黒もしっかり表現されています。
視野角も広く、斜め方向から等見ても見え方に変化はほとんどありません。
最大解像度はフルHD(1920×1080ドット)。24インチパネルとしては、標準的な解像度です。
非光沢パネルを採用しているため、映り込みが発生しにくく、長時間見続けても目が疲れにくいです。
光沢パネルの方が色鮮やかな表現が可能ですが、映り込みが発生しやすく眼への負担も大きいので、ビジネスで使うときには非光沢パネルの方が実用的だと思います。
また液晶の外枠(ベゼル)の幅が非常に薄いデザインになっています。
ベゼルが薄いことで、デザインがスタイリッシュ/外枠が気にならないので画面に集中できる、というメリットを享受できます。
2)スペックをチェック
EliteOne 800 G5 All-in-OneはオールインワンPCですが、基本性能も充実しています。
EliteOne 800 G5 All-in-Oneの主なスペック
モデル名 | EliteOne 800 G5 All-in-One |
OS | Windwos 10 Home/Pro(64ビット) |
CPU | インテル Core i3-9100 プロセッサー(3.60 GHz/インテル スマート・キャッシュ6MB) インテル Core i5-9500 プロセッサー(3.00 GHz- 最大4 .40GHz/インテル スマート・ キャッシュ9MB) インテル Core i5-9600 プロセッサー (3.10 GHz- 最大4.60GH z/ インテル スマート・ キャッシュ9MB) インテル Core i7-9700 プロセッサー (3.00 GHz- 最大4.70GH z/ インテル スマート・ キャッシュ12MB) |
メモリ | 4GB(4GB×1) / 8GB(8GB×1) / 16GB(8GB×2) / 32GB(16GB×2) (最大64GB) |
ストレージ | SATA/600(7,200rpm) : 500GB / 1TB / 2TB SSD M.2(NVMe):128GB(TLC) / 256GB(TLC) / 512GB(TLC) / 1TB |
ストレージ2 | なし / SATA/600(7,200rpm) : 500GB / 1TB / 2TB 、SSD M.2(NVMe):128GB(TLC) / 256GB(TLC) / 512GB(TLC) / 1TB |
グラフィックス | インテル HD グラフ ィ ッ クス 630 |
液晶 | 23.8インチ ワイド フルHD 非光沢スク リ ーン IPSパネル |
光学ドライブ | なし / DVD-ROM ドライブ(9.5mm スリムライン) / DVDライター(9.5mm スリムライン) |
端子類 | USB Type-C 3.1 Gen2×1(底面)、 USB 3.1 Gen2×4(背面4)、USB 3.1 Gen1×2(背面2)、Display Port 1.2×1(出力)、 HDMI 2.0×1(出力)、マイク /ヘッ ド フ ォン×1、 ヘッ ド フ ォン×1 |
CPUには第9世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能。
メモリは4/8/16/32GBのカスタマイズが可能。負荷のかからないタスクであれば、4GBのメモリ容量でも足りるケースが多いと思いますが、余裕のあるパフォーマンスを確保したいのなら8GB以上のメモリを積むのがオススメです。
ストレージは、HDDに加えて、高速アクセス可能なSSDを選択できます。またセカンドストレージも選択可能。1stストレージにはアクセスの速いSSDを、2ndストレージには安価で大容量データを保存できるHDDを選択することで、ハイブリッド構成に仕上げることもできます。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。なので描画処理能力を必要とする動画・画像の編集作業には向いていません。
オールインワンPCとしては基本性能は高めだと思います。一般的な使い方(Web閲覧/メール/ビジネスアプリ操作/動画再生)でストレスを感じるシーンは少ないと思います。
3)使い勝手をチェック
EliteOne 800 G5 All-in-Oneの使い勝手をチェックします。
Webカメラは格納可能
液晶の上部に配置されたWebカメラは格納可能です。
指で押せばWebカメラが出てきます。格納するときは上から押し込めばOK。使わないときにWebカメラを収納すれば、画像・映像流出問題を回避できます。
多彩な調整機能を用意
EliteOne 800 G5 All-in-Oneでは多彩な調整機能を搭載しているので、自分の使いやすい位置/角度に調整することが可能です。
高さ調整機能。
左右回転機能。ここまで回転することが可能。
縦横回転も備えています。
縦に長い画面(Webブラウザ)などを見るときに便利。ただし、回転させても自動的に表示は切り替わりません。「設定」-「システム」-「ディスプレイ」-「画面の向き」で「縦」に設定する必要があります。
なお、EliteOne 800 G5 All-in-Oneでは背面部に下向きに端子類が配置されており、通常の位置ではケーブルやデバイスを接続しづらいのですが、回転させると端子が横向きになるため、接続しやすくなります。
サウンド
EliteOne 800 G5 All-in-Oneはビジネス向けデスクトップでありながら、サウンドにこだわっており、北欧の老舗オーディオメーカーBANG&OLUFSENと共同開発したサウンドテクノロジーを搭載しています。
スピーカーは液晶下部に配置されており、何にも邪魔されず、直接音が耳に響きます。 ちょっと高音がシャカシャカする感じがしますが、音はすごくクリア。
同梱されているツールを使えば、イコライザを使って自分好みのサウンドにチューニングできます。
6)各パーツをチェック
EliteOne 800 G5 All-in-Oneの各パーツをチェックします。
左側面部にマイク /ヘッ ド フ ォン×1、 ヘッ ド フ ォン×1が配置されています。
右側面部に指紋認証リーダーを標準で配置。セキュリティを強化できます。
背面部。
左側面部の裏側にオプションで光学ドライブを搭載できます。「なし / DVD-ROM ドライブ(9.5mm スリムライン) / DVDライター(9.5mm スリムライン)」のいずれかを選択可能。
背面部下部に端子類配置。
左から順にHDMI 2.0出力、DisplaPort出力、USB 3.1 Gen1×2、電源端子、LAN端子、USB 3.1 Gen2 × 2が配置されています。
底面部にも端子類が配置されています。底面部左側にUSB 3.1 Gen2端子、USB 3.1 Gen2 fast charge端子が配置されているのが見えます。
底面部右側にはSDカードスロット、USB C 3.1 Gen2端子が配置されています。
SDカードをスロットに挿入したところ。カードのほぼ全体がスロットに収まっています。
底面部の一番右には電源ボタンを配置。電源をオンするとボタンのライトが点灯します。ボタンの左にはステータスライトを配置。
なお、背面部?下の端子類が配置されている箇所は、そのままだとケーブルが丸見えで見映えが良くありません。
付属のカバーを装着することですっきり見せることができます。
スタンドの下には穴が設けられています。
ここにケーブルを通すことで、配線を整理することが可能です。
スタンド・ベース部分は取り外し可能になっており、ツールレスで組み立てることができます。
電源ケーブル。ACアダプタは付いてないタイプです。
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(更新日:2020年7月1日)