[PR]HP EliteBook 8 G1i 14 実機レビュー
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HP EliteBook 8 G1i 14 は、14インチディスプレイ搭載の法人向けモバイルノートPC。

【プロモーション/貸出機材提供:株式会社日本HP】
HP EliteBook 8 G1i 14 の主な特徴は次のとおり。
- 14インチコンパクトPC
- インテルCore Ultra Vシリーズプロセッサ搭載
- ボディに軽さと強度を両立させたマグネシウムを採用
- 米国国防総省MIL規格に準拠した高い堅牢性
- WiFi 7対応
- 4G LTEモデルを選択可能
メーカーからHP EliteBook 8 G1i 14をお借りすることができたので、ここではHP EliteBook 8 G1i 14 の特徴・スペック・使い勝手等について詳しく解説します(PR:株式会社日本HP)。
- 目次
- 1)14インチコンパクトPC
- 2)デザイン(マグネシウムボディを採用)
- 3)スペックをチェック
- 4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
- 5)ディスプレイ
- 6)キーボード/タッチパッド
- 7)端子類/カメラ/認証/サウンド/4G LTE
- 8)同梱物
- まとめ
ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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2)デザイン

本モデルのボディには、軽量と堅牢性を両立させたマグネシウムを採用しています。

スペック表を見たら、アルミニウムも使われているようです。
ボディに使われる素材 |
特徴 |
★アルミニウム | ・軽い ・加工しやすいのでデザイン性に優れる ・製造コストが低い ・電波を通さない ・熱を伝えやすい |
★マグネシウム合金 | ・アルミよりも軽くて頑丈 ・リサイクル性に優れる ・コストが高い |
カーボンファイバ | ・軽量さと頑丈さを備える ・見た目に独特の折り目が入る ・リサイクル性が低い ・コストが高く加工が難しい |

質感が高めで洗練された印象を受けます。

天板部を触るとサラサラして心地いいですね。指紋や汚れは目立たない印象です。

カラーリングはグレーシャーシルバーのみ。明るめのシルバーでシンプルな仕上がりです。

米国国防総省のMIL規格に準拠しているほか、HP独自のHP Total Test Processをパスしており、高い堅牢性を確保。

ボディは非常に頑丈なつくりになっており、片手で持っても、ボディのたわみはほとんど感じませんでした。
3)スペックをチェック
EliteBook 8 G1i 14の主なスペックは次のとおり。
EliteBook 8 G1i 14 | |
OS | Windows 11 Pro |
液晶 | 14インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ (非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度300cd/m² 14インチワイド(16:10) WUXGA 液晶ディスプレイ (非光沢パネル、最大解像度 1920×1200ドット、最大輝度 800cd/m²)HP Sure View 5 (内蔵プライバシースクリーン機能) 搭載 |
CPU | インテル Core Ultra 5 228V インテル Core Ultra 7 258V |
メモリ | オンボード32GB LPDDR5X |
ストレージ | 512 GB/1TB SSD(M.2 PCIe NVMe) |
グラフィックス | インテル Ark グラフィックス (CPU内蔵) |
光学ドライブ | 無 |
WWAN対応 | WiFiのみ/4G LTE対応のいずれか |
外寸(mm) | 約 315.6 x 222 x 15.5 (最厚部) mm |
最小重量(kg) | 約1.46kg |

■CPU
CPUはインテルCore Ultra Vシリーズを搭載。AI専用NPU内蔵モデルです。
■メモリ
メモリは32GB搭載モデルのみを用意。コンパクトPCとして一般的な処理を実行するのであれば、十分な容量だと思います。オンボードタイプのため、購入後にカスタマイズすることはできません。
■ストレージ
ストレージは、SSDを搭載。高速アクセスできるため、起動やアプリの立ち上げでストレスを感じるシーンは少ないと思います。512GB/1TB搭載モデルを選択可能。
■グラフィックス
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。高性能タイプのグラフィックス搭載モデルは用意されていません。
■スペックまとめ

負荷がそれほどかからないタスク(文書作成/Web閲覧/ビジネスアプリの一般的な操作/動画の再生等)であれば、それほどストレス無く作業できるレベルのパフォーマンスを発揮できる仕様になっていると思います。
実際にこうしたタスクを実行しているとき、大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
4)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
本モデルのパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックはこのとおり。
【レビュー機のスペック】インテルCore Ultra 5 228V/16GBメモリ/512GB SSD/インテルArcグラフィックス(プロセッサに内蔵)

負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14漆黒の反逆者」の結果は、高品質で「非常に快適」、最高品質で「とても快適」。

重い負荷のかかるFF15ベンチマークの結果は「軽量品質」で「やや快適」、「標準品質」で「普通」、「高品質」で「普通」。

ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。 ネットを見るなど一般的な使い方をしているとき、通常はファンの音が聞こえず、18-22dB程度で静か。

FF15ベンチマーク実行時は30-33dB程度。ファンの音がちょっと大きくなり、静かな環境だとちょっと耳障りに感じるかも。ただし、個人的にうるさすぎるという印象は受けませんでした。

FF15終了直後、底面部の通気孔がちょっと温かくなりますが、熱くは感じませんでした。

通気孔のあるキーボード上部も温かく感じますが、熱くはないです。パームレストに熱はほとんど感じませんでした。

バッテリ容量は約62Wh。実際にバッテリ駆動時間を計測してみました。
[設定]
ディスプレイ輝度:80/電源モード:バランスに設定した状態
条件1)基本的に何もしない
条件2)YouTubeの動画を標準サイズで再生しつつ、Web閲覧/テキスト入力などの操作を行う
条件1 |
条件2 |
|
1時間経過したときのバッテリ使用量 |
4% |
6% |
推定バッテリ駆動時間 |
約25時間 |
約16.7時間 |
*バッテリ駆動時間は、構成/使用状況等によって大きく異なると思うので、あくまで参考程度にしてください。
*推定バッテリ駆動時間は1時間経過したときのバッテリ使用量をベースに単純計算で算出
条件1の何もしない状態で約25時間、条件2の動画再生した状態で約16.7時間バッテリが駆動する計算です。割と長時間駆動できる可能性がある、という結果が出ています。
5)ディスプレイ

14インチパネルを搭載。

最大解像度は1920×1200ドット。

パネル表示は結構綺麗ですね。

色の描写もいい感じ。

黒い部分もしっかりめに描写できます。

映像を見ても楽しめました。

ただ、表現できる色域は狭い印象を受けました。色域広めのsRGB100%の13.3インチパネル搭載PCに同じ画像を映し出してみました(上の画像の左がsRGB100%の13.3インチパネル搭載PC、右がレビュー機)。

レビュー機の方が、暖色系が黄色っぽく表現されている印象を受けます。

ただし、これはパネル表示を比較して感じることで、レビュー機のパネルのみを見ているときに、色表現で違和感を感じることはほとんどありませんでした。

非光沢パネルを採用しているため、映り込みは発生しにくいです。したがって野外でも見やすいと思います。
メリット | デメリット | |
光沢パネル |
|
|
非光沢パネル |
|
|

輝度が300cd/㎡・800cd/㎡のパネルを選択可能。レビュー機は300cd/㎡のパネルだと思いますが、室内で使っていて暗く感じることはありませんでした。タッチ操作には非対応です。
またHP Sure View 5 (内蔵プライバシースクリーン機能) 搭載モデル選択可能。斜め方向から見ると、パネル表示が見づらくなるため、斜めからの覗き込みを防ぎたい人にオススメです。
6)キーボード/タッチパッド

キーボードについて見ていきましょう。

半角キーがちょっと小さめです。

Enterキーは標準的な大きさで押しやすいですね。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1.5-1.7mm。スリムタイプPCとしては、結構しっかり押せます。反発が適度にあるので、きびきびタイピングできる印象。打鍵音はそれほど大きくなく、あまり気になりませんでした。

強くキーを押しても、ボディはそれほど大きなたわみは感じません。

キーピッチ(キー間の距離)は約18.7mm。フルサイズのキーボード(約19mm)と比べると若干狭めですが、実際にタイピングしていて、窮屈な感じはしないです(あくまで個人的感想です)。

電源ボタンがキーボードの右上に配置されていますが、誤って押しても、軽く押すぐらいでは誤動作しませんでした。電源をオンにすると電源ボタンのライトが点灯します。

バックライトを装備。

F5キーを押してバックライトの切り替え(強ー弱ーオフ)が可能です。

タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。タッチパッドは結構大きめです。

表面はさらさらしており心地いい感じ。反応も良好です。

クリック部分は軽く押すだけで反応してくれます。押し込む深さも丁度良く、反発もいい感じ。ストレス無く作業できます。クリック音もそれほど大きくないので作業に集中しやすいですね。
7)端子類/カメラ/認証/サウンド/WiFi 7/4G LTE/セキュリティ

左側面部。HDMI、USB Type-C(Thunderbolt4対応)×2、オーディオ・マイクコンボ端子が配置されています。

右側面部。USB Type-C、USB Type-Aが配置されています。
USB端子 | 個数/場所 |
USB Type-A | 1個(5Gbps)/右側面部 |
USB Type-C | 1個(10Gbps)/右側面部 2個(Thunderbolt 4 (USB Type-C 40Gbps )/左側面部 |
USB端子は、従来からあるType-A端子が1つ、前後の向きのないType-C端子が3つの合計4つ搭載されています。
USB Type-Cの仕様は次のとおり。
USB Type-C | 本モデルでの対応 | 備考 | |
Alt Mode-DisplayPort | 外部映像出力可能 | ○ | Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要 |
PowerDelivery対応 | 受給電可能 | ○ | 高速充電可能 |
Thunderbolt 4 |
最大40Gbpsで転送可能 | △ | Thunderbolt 4対応機器と接続する必要あり |
3つあるType-C端子はすべてAlt Mode-DisplayPortに対応しているため、外部映像出力が可能。さらに3つともPowerDeliveryに対応しているため、充電も可能。ただし、Thunderboltには、左側面部にある2つのType-C端子のみが対応しています。

5MPのWebカメラを搭載。

割と鮮明に撮影できる印象を受けました。

プライバシーシャッターを搭載。

F9キーでマイクのオン/オフの切り替えが可能。

スペック表にキートップに指紋認証センサー搭載という記載があるので、おそらく電源ボタンにセンサーを搭載していると思います。IR付きカメラを搭載しているため、顔認証にも対応しています。

底面部の前面部寄りの左右にステレオスピーカーを配置。

実際に音楽を聴いてみたところ、ちょっとカシャカシャする感じ/こもった感じはありますが、大きな不満は感じないですね。標準的なコンパクトPCのサウンドだという印象を受けました(*あくまで個人的感想です)。

WiFi 7に対応。対応する環境があれば、より高速にネット接続できます。

4G LTE対応モデルを選択できます。対応モデルを選べば、利用可能なSIMカードを用意することで、外出先でいちいちWiFiを探さなくてもいいのは便利です。

Nano SIMカードリーダー搭載モデルはこの部分にカードリーダーが搭載されますが、レビュー機は非搭載モデルです。

「HP WOLF SECURITY」というセキュリティアプリが同梱されており、高度で包括的なセキュリティ機能を提供します。

また席から離れたときに画面をオフにしたりできるプレゼンスセンシング機能も利用可能。オン/オフの切り替えが可能がほか、

詳細に設定できるので、セキュリティを高めたいときに便利だと思います。
まとめ

以上、HP EliteBook 8 G1i 14 について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
- 14インチコンパクトPC
- インテルCore Ultra Vシリーズプロセッサ搭載
- ボディに軽さと強度を両立させたマグネシウムを採用
- 米国国防総省MIL規格に準拠した高い堅牢性
- WiFi 7対応
- 4G LTEモデルを選択可能
14インチパネル搭載のコンパクトビジネスPC。一定の機動性を確保できます。NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサを採用。質感の高いデザインを採用しており、洗練された仕上がり。MIL規格に準拠しており、堅牢性も高いです。
4G LTE対応モデルが用意されているので、外出先でもストレス無くネットに接続したいというニーズをお持ちの方はLTE対応モデルを選択することをオススメします。
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(更新日:2025年6月29日)