HP 17s-cuの特徴解説
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HP 17s-cuは、17.3インチという大型ディスプレイを搭載したノートPC。
エントリシリーズとして位置づけられるHPシリーズに属していますが、スペックを確認する限り、エントリーレベルを上回るパフォーマンスを発揮できる仕様になっています。
HP 17s-cuの主な特徴は次のとおり。
- 17.3インチの大型液晶搭載
- 表示が綺麗なIPSパネル搭載
- シルバーを基調としたデザイン
- 第12/13世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能
- 先代モデルよりもコンパクト化されている
ここでは、HP 17s-cuの特徴・スペックについて詳しく解説します。
- 目次
- 1)17インチの大型液晶搭載
- 2)エントリーに位置づけられるもスペックは充実
- 3)パッケージをチェック
- 4)シルバーを基調としたデザイン
- 5)特徴をチェック
- 6)各パーツをチェック
- まとめ
ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。
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1)17インチの大型液晶搭載
HP 17s-cuは17.3インチ液晶パネルを搭載。画面が大きいため、非常に見やすいと思います。また前に座ると目の前に画面が広がっているイメージになるため、没入感も高いでしょう。
最近は17.3インチ液晶を搭載したスタンダードノートPCは珍しくなっているため、貴重な存在ですね。
最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。折角大きいディスプレイを採用しているので、もう少し解像度の高いパネルがオプションで選べてもいいと思うのですが、残念ながら設定はありません。
表示の綺麗さで定評のあるIPSパネルを採用しているので、動画や画像を見るときも楽しめると思います。また、視野角も広いため、上の画像のように斜め方向から見ても、見え方に変化はほとんどありません。
ただ、17.3インチという大きめの液晶を採用しているため、ボディも大きめです。
しかし、先代モデル(HP 17-by)と比べてボディがコンパクト化されています。
→参考:HP 17-by実機レビュー
液晶の外枠(ベゼル)がスリム化されており、画面占有率が上昇しています。
また、重量は2.1kg。軽くはありませんが、一昔前の15インチノートPCと同じくらいの重さのため、少しの距離を移動するぐらいであれば、そんなに苦にならないと思います。
通常は据え置きタイプとして利用し、必要に応じて部屋の中を移動させる、という使い方が可能です。在宅ワークにもぴったりだと思います。
2)エントリーに位置づけられるもスペックは充実
HP 17s-cuの主なスペックを確認します。
HP 17s-cuの主なスペック
HP 17s-cu2000シリーズ (第12世代インテルCoreプロセッサ搭載モデル) |
HP 17s-cu3000シリーズ (第13世代インテルCoreプロセッサ搭載モデル) |
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OS | Windows 11 Home (64bit) | |
液晶 | 17.3インチ/ IPS / 非光沢 | |
最大解像度 | フルHD/ 1920×1080ドット | |
CPU | インテル Core i5-1235U プロセッサー (最大4.40GHz, インテル スマート・キャッシュ12MB) インテル Core i7-1255U プロセッサー (最大4.70GHz, インテル スマート・キャッシュ 12MB) |
インテルCore i5-1335Uプロセッサ (最大 4.60GHz, インテルスマート・キャッシュ 12MB) インテルCore i7-1355Uプロセッサ (最大 5.00GHz, インテルスマート・キャッシュ 12MB) |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz | |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) 1TB SSD (PCIe NVMe M.2) |
|
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス (プロセッサに内蔵) | |
外寸(mm) | 約 400 × 258 x 19.9 (最薄部) -22.5 (最厚部) mm (幅x奥行きx高さ) |
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最小重量(kg) | 約2.1kg |
|
バッテリ駆動時間 | 最大7時間 | 最大8時間 |
CPU
CPUには、第12世代インテルCore i5-1235U /i7-1255Uプロセッサ搭載モデルおよび第13世代インテルCore i5-1335U/Core i7-1355Uプロセッサ搭載モデルを選択できます。
各プロセッサの詳細な仕様は次のとおり。
CPU | 第12世代インテルCore i5-1235U | 第13世代インテルCore i5-1335U | 第12世代インテルCore i7-1255U | 第13世代インテルCore i7-1355U |
コアの数 | 10 (Performance-cores:2) (Efficient-cores:8) |
10 (Performance-cores:2) (Efficient-cores:8) |
10 (Performance-cores:2) (Efficient-cores:8) |
10 (Performance-cores:2) (Efficient-cores:8) |
スレッドの数 | 12 | 12 | 12 | 12 |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 4.40GHz | 4.60GHz | 4.70GHz | 5.00GHz |
キャッシュ | 12MB | 12MB | 12MB | 12MB |
第12/13世代インテルCoreプロセッサの特徴
第11世代プロセッサでは同じ特徴を持つコアが搭載されていましたが、第12/13世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)が搭載されています。
コア数を増やすことでマルチスレッド性能は向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第12/13世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスが高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを高めつつ消費電力を抑えることができるようになっています。
メモリ
メモリは16GB搭載モデルを選択可能。このクラスのノートPCで16GBのメモリ容量というのは結構大容量だと思います。
一般的なタスクであれば十分な容量でしょう。複数のアプリケーションを同時に実行したりして、負荷がかかった状態でも快適に使えると思います。
ただ、このクラスのノートPCとしては16GBは容量が大きすぎるので、8GBメモリ搭載モデルも用意することで、価格を安くしたモデルを提供するのもありだと思うんですけどね。
16GB×1のシングルチャネル構成ではなく、8GB×2のデュアルチャネル構成を採用することにより、メモリへのアクセス速度が向上し、パフォーマンスアップが期待できます。
ストレージ
ストレージはSSDのみの構成を選択可能。SSDは、512GB/1TB搭載モデルが用意されています。容量が大きいので、空き領域を気にすることなく作業に専念できます。
大容量データを大量に保存するのでなければ512GBの容量でも十分だと思います。
グラフィックス
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。動画再生などの一般的なタスクであれば十分なレベルのパフォーマンスを確保できると思いますが、描画処理能力を必要とするタスク(動画編集など)には不向きです。
光学ドライブ
先代モデルは光学ドライブを搭載していましたが、HP 17s-cuでは光学ドライブは非搭載です。
パフォーマンス
第12/13世代インテルCoreプロセッサ+16GBメモリ+SSDという構成のため、基本性能は充実していると思います。Web閲覧・ビジネスアプリの処理・動画再生といった一般的なタスクで性能不足を感じるシーンはほとんどないと思います。
3)パッケージをチェック
HP 17s-cuのパッケージ別のスペックをチェックします。
スタンダードモデルG2 | パフォーマンスモデルG2 | |
OS | Windows 11 Home (64bit) | |
液晶 | 17.3インチ/ IPS / 非光沢 | |
CPU | インテル Core i5-1235U | インテル Core i7-1255U |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz | |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) | 1TB SSD (PCIe NVMe M.2) |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス (プロセッサーに内蔵) |
第12世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルは完売しました。
スタンダードモデルG3 | パフォーマンスモデルG3 | |
OS | Windows 11 Home (64bit) | |
液晶 | 17.3インチ/ IPS / 非光沢 | |
CPU | インテル Core i5-1335U | インテル Core i7-1355U |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz | |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) | 1TB SSD (PCIe NVMe M.2) |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス (プロセッサーに内蔵) | |
割引価格 | 【快適パソコンライフ!】 104,800円~ |
【快適パソコンライフ!】 129,800円~ |
(*価格は2024/1/19時点(税込))
5)特徴をチェック
HP 17s-cuの特徴をチェックします。
搭載している端子類
搭載している端子類は次のとおり。
- HDMI 出力端子×1
- SuperSpeed USB Type-C 5Gbps×1
- SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2
USB端子は、従来からあるType-A端子が2つ、前後の向きのないType-C端子が1つの合計3つ搭載されています。
USB Type-C端子は、データ伝送だけに利用可能で、DisplayPortやPower Deliveryには非対応。映像出力や充電・給電には利用できません。
SDカードリーダーとLAN端子は用意されていないので注意が必要です。
外部映像出力
外部映像出力端子としては、HDMI端子×1を利用可能。なので、基本的に1台のモニタとHDM端子経由で接続して、本体パネルと外部モニタのデュアルディスプレイ環境を構築できます。2台のモニタと同時接続することはできません。
WiFi6対応
次世代無線通信規格であるWiFi6(IEEE802.11 ax規格)に対応したモデルも用意されており、WiFi6環境に対応するルーターなどを揃えることで、高速/安定/低遅延のネットワーク環境を構築できます。
指紋認証対応
キーボード右下に指紋認証センサーが搭載されており、指紋認証でログインできます。いちいちキーボードを使わなくても済むうえ、セキュリティを高めることができます。顔認証には非対応。
高速起動可能
ストレージに、高速アクセス可能なSSDを採用しており、製品ページには「10秒起動を誇る高速性」という記載があります。
6)各パーツをチェック
HP 17s-cuの各パーツについてチェックします。
キーボードにはテンキーを搭載。数字を入力する際に便利です。
キーピッチ(キー間の距離)は約18.7mm。フルサイズのキーボードのキーピッチが約19mmですから、それよりは少し狭くなっていますが、このくらいの差であればそれほど窮屈な感じはしないと思います。
キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1.3mm。スリムタイプのノートPCとしては標準レベルです。
キーボードにはバックライトが装備されているため、暗い環境でも快適にタイピングできます。
左側面部。上の画像の左から順に、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps、HDMI 出力端子、SuperSpeed USB Type-C 5Gbps、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートが配置されています。
右側面部。上の画像の左から順に、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps、電源コネクタが配置されています。
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(更新日:2023年6月8日)