Spectre x360 13旧モデルと2019年モデルの比較

Spectre x360 13(旧モデル→2018年モデル)と(2019年モデル)は13.3インチディスプレイ搭載のコンパクトノートPC。液晶を360度回転させて、ノートPC/スタンド/テント/タブレットの4つのスタイルで使える2-in-1ノートPCです。

(写真はSpectre x360 13(2019年モデル))

モデル名を見てわかるとおり、Spectre x360 13(2019年モデル)は、Spectre x360 13(旧モデル)の後継モデルとして位置づけられられています。角を切り取ったようなエメラルド・カットが特徴的なデザインは両モデルで同じ。カラーリングも同じです。

ここでは、Spectre x360 13(旧モデル)とSpectre x360 13(2019年モデル)の主なスペックを比較し、その違いについて詳しく解説しています。

Spectre x360 13(2019年モデル)レビュー

詳細についてはSpectre x360 13(2019年モデル)レビューを参照してください。

Spectre X360 13(旧モデル)レビュー

詳細についてはSpectre X360 13(旧モデル)レビューを参照してください。

Spectre x360 13(旧モデル)とSpectre x360 13(2019年モデル)の主なスペックを比較してみました。

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
カラーリング	アッシュブラック/ポセイドンブルー	アッシュブラック/ポセイドンブルー
ディスプレイ	13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ （1920×1080） / 13.3インチ・4K・IPSタッチディスプレイ （3840×2160）	13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ （1920×1080）/ 13.3インチ・4K OLEDタッチディスプレイ （3840×2160）
パネル	光沢パネル	AR(アンチリフレクション)コーティング仕様
CPU	インテル Core i5-8265U/ インテル Core i7-8565U	インテル Core i5-1035G4/ インテル Core i7-1065G7
メモリ	8GB オンボード (2400MHz,DDR4 SDRAM) / 16GB オンボード (2400Hz,DDR4 SDRAM)	8GB オンボード (3200MHz, LPDDR4x SDRAM) / 16GB オンボード (3200MHz, LPDDR4x SDRAM)
ストレージ	256GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)	256GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)+H10 Optane/ 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)+H10 Optane
光学ドライブ	-
グラフィックス	インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵)	Intel Iris Plus
WiFi	IEEE802.11a/b/g/n/ac (MU-MIMO / ギガビット対応)	IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)
LTE	非対応	対応
スピーカー	Audio by Bang & Olufsen クアッドスピーカー	Bang & Olufsen デュアルスピーカー
端子類	USB3.1 Gen2 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0対応 )、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 、microSDカードスロット	USB3.1 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0対応 )、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、microSDカードスロット
認証センサー	顔認証/指紋認証	顔認証/指紋認証
最大バッテリ駆動時間	約22時間30分(フルHDパネル搭載モデル)/ 約12時間45分(4Kパネル搭載モデル)	約22時間(フルHDパネル搭載モデル)/ 約10時間(4Kパネル搭載モデル)
寸法	約 308×217×14.3（最薄部） - 16.0（最厚部）mm	約 307×194.5×16.5mm
重量	約1.32kg(公称値)	約1.24kg(フルHDPパネル搭載モデル)/ 約1.22kg(4Kパネル搭載モデル)/ 約1.25kg(LTEモデル)(公称値)
最小構成価格 (税別)	122,000円	139,800円

(*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください)

ディスプレイ

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
ディスプレイ	13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ （1920×1080） / 13.3インチ・4K・IPSタッチディスプレイ （3840×2160）	13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ （1920×1080）/ 13.3インチ・4K OLEDタッチディスプレイ （3840×2160）
パネル	光沢パネル	AR(アンチリフレクション)コーティング仕様

ディスプレイはいずれも13.3インチパネルを搭載。フルHD(1920×1080ドット)/4K(3840×2160ドット)のパネルを選択できるのは同じですが、2019年モデルでは、4KディスプレイにOLED(有機EL)ディスプレイを採用しています。

OLEDは、描写が綺麗なうえ、黒がしっかり表現されるため、綺麗な画像/映像を楽しみたい人にオススメです。

プロセッサ

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
CPU	インテル Core i5-8265U/ インテル Core i7-8565U	インテル Core i5-1035G4/ インテル Core i7-1065G7

Spectre x360 13(旧モデル)では第8世代インテルCorei5/i7プロセッサ搭載モデルを選択できますが、2019年モデルでは最新の第10世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能。

ストレージ

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
ストレージ	256GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)	256GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)+H10 Optane/ 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)+H10 Optane

いずれもSSDを標準搭載。HDD搭載モデルは用意されていません。2019年モデルでは、Optaneメモリ搭載モデルを用意。より高速な処理が可能です。

グラフィックス

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
グラフィックス	インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵)	Intel Iris Plus

いずれもCPU内蔵のグラフィックスを搭載していますが、新モデルのIntel Iris Plusは、インテルUHDグラフィックスに比べて大幅にグラフィック性能が向上しています。

WiFi

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
WiFi	IEEE802.11a/b/g/n/ac (MU-MIMO / ギガビット対応)	IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)

2019年モデルは、最新規格であるWiFi 6に対応。WiFi 6環境を用意することで、より高速なネットアクセスを実現できます。

LTE

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
LTE	非対応	対応

旧モデルにLTE対応モデルは用意されていませんが、2019年モデルではLTE対応モデルを用意。nanoSIMカードを装着して、WiFi環境なしでも、ネットに接続できます。

したがって外出先でWiFiを探さなくてもOK。

スピーカー

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
スピーカー	Audio by Bang & Olufsen クアッドスピーカー	Bang & Olufsen デュアルスピーカー

いずれもBang & Olufsenと共同開発したスピーカーを採用していますが、旧モデルは4つのスピーカーで構成されるクアッドスピーカーシステムなのに対し、2019年モデルは2つのスピーカーで構成されるデュアルスピーカーシステムです。

ただしスピーカーの出力に関しては、旧モデルが1W×4=4Wなのに対し、2019年モデルは2W×2=4Wとなっており、総合ボリュームは一緒です。

端子類

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
端子類	USB3.1 Gen2 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応) USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0対応 ) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 microSDカードスロット	USB3.1 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応) USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0対応 )、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 microSDカードスロット

旧モデルではUSB 3.1 Type-A端子が「Gen2」(最大転送速度10Gbps)なのに対し、2019年モデルは「Gen 1」(最大転送速度5Gbps)です。USB3.1 Gen2はGen1の最大で2倍の転送速度を実現します。

バッテリ駆動時間

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
最大バッテリ駆動時間	約22時間30分(フルHDパネル搭載モデル)/ 約12時間45分(4Kパネル搭載モデル)	約22時間(フルHDパネル搭載モデル)/ 約10時間(4Kパネル搭載モデル)

旧モデルの方が若干バッテリ駆動時間が長いです。

寸法

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
寸法	約 308×217×14.3（最薄部） - 16.0（最厚部）mm	約 307×194.5×16.5mm

2019年モデルの方が幅/奥行きが短くコンパクトですが、最厚部で0.5mmだけ分厚くなっていますが、これぐらいの違いであればほとんど気にならないでしょう。

重量

機種名	Spectre x360 13-ap0000 (旧モデル/2018年モデル)	Spectre x360 13-aw0000 (2019年モデル)
重量	約1.32kg(公称値)	約1.24kg(フルHDPパネル搭載モデル)/ 約1.22kg(4Kパネル搭載モデル)/ 約1.25kg(LTEモデル)(公称値)

旧モデルよりも2019年モデルの方が軽量化されています。

以上、Spectre x360 13の新旧モデルの違いについて解説しました。

2019年モデルはボディを小さくしているのに、いろんな点でスペックが強化されているのがわかります。価格は2019年モデルの方が高く設定されていますが、性能・使い勝手・取り回しの良さを考えれば、2019年モデルの方が魅力的です。

各モデルの特徴については、レビューを参照してください。

Spectre x360 13(2019年モデル)レビュー

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Spectre X360 13(旧モデル)レビュー

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