HP Pavilion All-in-One 24-xa0000jpレビュー

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Pavilion All-in-One 24-xa0000jpは、23.8インチ液晶を搭載したオールインワンPCです(→HPオールインワンPCのラインアップはこちら)。

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpレビュー

主な特徴は次のとおり。

  • 液晶とPC本体が一緒になったオールインワンPC
  • ベゼル幅が狭く、スタイリッシュなデザイン
  • 充実した基本性能
  • 23.8インチタッチパネル液晶を搭載
  • サウンドがいい
  • Webカメラを格納可能
  • HDMI入力端子を搭載しており、外部デバイスの画面を表示できる

第9世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルが用意されており、高い基本性能を誇ります。

ここでは、Pavilion All-in-One 24-xa0000jpの特徴・スペック・性能・使い勝手等にについて詳しく解説します。

(#追記:AMD Ryzenプロセッサを搭載したPavilion All-in-One 24(AMD)が登場しました。詳しくはPavilion All-in-One 24(AMD)詳細情報を参照してください)

*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

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1)ベゼルレスデザイン

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpは、液晶の外枠(ベゼル)が薄いベゼルレスデザインを採用。幅は9.25mmしかありません。

指と比べると薄さが際立ちます。ナローベゼルのため外枠が気になりません。画面への没入度を高めることができます。

2)23.8インチのIPSパネル搭載

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpは23.8インチ液晶パネルを搭載。

B5サイズのノートと比べてみました。大きさがよくわかると思います。

15インチ液晶搭載ノートPCと比較するとこんな感じ。

IPSパネルを搭載しており、表示は綺麗で精細感があります。

色の表現が鮮やかで、黒もしっかり表現されます。

サウンドもいいので、映像の世界に浸れると思います。

視野角も広めで、斜め方向から見ても表示をはっきり確認することができます。

光沢パネルを採用しているため、色の表現が一層鮮やかになりますが、周りの映り込みが発生しやすいので、適宜角度や位置を調整する必要があります。

最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。拡大表示しなくても、文字が小さすぎて見づらいということはありません。上の画像は、100%表示で複数のウィンドウを表示したところ。

タッチパネルを搭載しており、指による直感的な操作が可能。反応も良好です。

23.8インチパネル搭載ということで、オールインワンPCとしてはそれほど大きくないのですが、ベゼルが狭く画面への没入度が高いせいか、液晶の前に座ると、画面を大きく感じます。液晶表示もすごく綺麗なので、動画視聴メインの人でも満足度は高いと思います。

3)基本性能は充実

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpはオールインワンPCですが、基本性能は充実しています。

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpの主なスペック

モデル名 スタンダード
OS Windwos 10 Home(64ビット)
CPU インテル Core i5-9400T プロセッサー (1.80GHz-3.40GHz, インテルスマートキャッシュ9MB, 6コア/6スレッド) インテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0

インテル Core i7-9700T プロセッサー (2.00GHz-4.30GHz, インテルスマートキャッシュ12MB, 8コア/ 8スレッド) インテルターボ・ブースト・テクノロジー2.0
カラー スパークリングブラック
スノーフレークホワイト
メモリ 8GB (8GB×1) DDR4-2666Hz (最大16GB)
16GB (8GB×2) DDR4-2666Hz (最大16GB)
ストレージ 128GB M.2 SSD (PCIe NVMe) + 1TB ハードドライブ (7200回転)
256GB M.2 SSD (PCIe NVMe) + 1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)
256GB M.2 SSD (PCIe NVMe) + 2TB ハードドライブ (SATA, 5400回転)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 630
NVIDIA GeForce MX230 グラフィックス
NVIDIA GeForce GTX 1050 グラフィックス
液晶 23.8インチワイド・IPSフルHDブライトビュー・10点タッチディスプレイ
最大1920×1080
端子類 HDMI入力端子×1 (外部入力切替ボタンあり)、HDMI 出力端子×1、USB 3.1 Gen1× 3 (うち1ポートはバッテリーチャージ機能対応)、USB Type-C 3.1 Gen2 × 2、メディアカードリーダー、LAN、ヘッドホン/マイクコンボ
テレビ TVアンテナ入力端子搭載モデルあり

CPUには第9世代インテルCore i5/i7プロセッサ搭載モデルを用意。

メモリは8GB/16GB搭載モデルを用意。Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生といった、それほど負荷のかからないタスクを実行するのであれば8GBの容量で十分だと思います。

ストレージは、SSDとHDDのハイブリッド構成になっています。高速アクセス可能なSSDと大容量のHDDを組み合わせることで、パフォーマンスと大容量の2つのニーズを満たすことができます。

128GB SSD+1TB HDD/256GB SSD+1TB HDD/256GB SSD+2TB HDDという3つの組み合わせを可能。128GB SSDだと、OSや事前インストールされたアプリケーションの占有領域を考えれば、使える容量が少ないので、性能を重視したいのであれば256GB SSD搭載モデルがオススメです。

SSDは、SATA接続タイプよりも高速なPCIe NVMeタイプを搭載しています。

グラフィックスは、CPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックス搭載モデルに加えてNVIDIA GeForce MX230搭載モデル、さらにはNVIDIAのハイパフォーマンスモデルGeForce GTX1050搭載モデルを選べます。

オールインワンPCとしては基本性能は高め。一般的な使い方(Web閲覧/メール/ビジネスアプリ操作/動画再生)でストレスを感じるシーンは少ないと思います。

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpでは、TVアンテナ搭載モデルを選べるので、PCでテレビを視聴したい、というニーズに応えることができます。

4)スタイリッシュなデザイン

Pavilion All-in-One 24は非常にスリムなボディに仕上がっています。台座部分の奥行きもそれほどなく、あまり設置面積を取りません。

特に上部がすごく薄くなっており、わずか8.5mmしか厚みがありません。

折れてしまうんじゃないか、と心配するぐらいの薄さなので、持ち運ぶときは注意が必要です。

下の部分は出っ張った形状をしています。

この部分にプロセッサ/メモリ/ストレージなどのパーツが組み込まれています。鋭角的なデザインを採用することにより、スタイリッシュ感を醸し出しています。

台座部分。非常に安定性があり、多少本体を揺らしても、びくともしません。

液晶の下部にスピーカーが配置されていますが、スピーカーグリル部分はファブリック素材を採用。モダンな印象を与えます。このあたり、デザインへのこだわりを感じますね。

Pavilion All-in-One 24ではスパークリングブラックスノーフレークホワイトの2つのカラーリングモデルを用意。ブラックモデルはTVチューナー搭載、ホワイトモデルはTVチューナー非搭載です。

レビュー機はブラックモデル。

落ち着いた感じです。

ホワイトモデル。

シンプルな仕上がりになっています。

5)サウンドがいい

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpでは、液晶パネルの下部にスピーカーが配置されています。

この位置にスピーカーがあると、何にも遮られることなく、目の前から音が響いてきます。

オーディオテクノロジーには、高級サウンドメーカーのBANG&OLUFSENを採用。

BANG&OLUFSENは90年の歴史を持つ老舗で、音へのこだわりで高い評価を受けているオーディオメーカーです。HPとの共同作業により、最適なチューニングが施されています。

スピーカーグリル部分は、前方に尖った形状になっています。ファブリック素材が用いられており、高級オーディオ機器のような高い質感を実現しています。

音楽を聴いてみましたが、シャカシャカした感じやこもった感じがなく、すごくクリアなサウンドを楽しめます。重低音も響き、バランスがいいですね。音の広がりもすごいです。

音楽を楽しんだり、映像を迫力あるサウンドで堪能したい人にオススメです。

同梱されている「HP Audio Control」アプリケーションを使えば、チューニングすることが可能です。

6)Webカメラは格納可能

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpでは、Webカメラを使わないときは収納可能です。

なので、ハッキング等によるWebカメラの映像の流出を未然に防ぐことができます。

Webカメラは手動で引き出すタイプ。力は不要です。ちょっと上に引き出すだけで、Webカメラが姿を現します。収納するときは上から軽く押すだけでOKです。

7)使い勝手をチェック

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpには顔認証機能を搭載

顔認証機能を利用するには、Webカメラを利用できる状態にしておく必要があります。

顔を登録すれば、あとは電源を押して、Webカメラの方向に顔を向けるだけログインできます。

近すぎると認識してくれないので、一定の距離離れる必要があります。

いちいちパスワードを入力しなくてもログインできるのはすごく快適です。

テレビチューナー搭載モデルを選択可能

テレビチューナー搭載モデルが用意されているので、PCでテレビを視聴したい、PCとテレビの両方を持つのは嫌だ、というニーズに応えることができます。

テレビチューナー搭載モデルの場合、背面部の右下にTVアンテナ入力端子、miniB-CASカードスロットが配置されています。

miniB-CASカードに加えて、リモコン、テレビソフトの説明書が同梱されています。

角度調整機能のみを用意

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpに用意されている調整機能は、液晶の角度調整のみ。左右回転機能や高さ調整は提供されていません。

ここまで液晶を傾けることができます。

角度調整機能のみを用意HDMI入力/出力端子を搭載

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpは、HDMI出力端子を搭載しているため、液晶一体型パソコンながら、HDMIケーブルで他のモニタと接続することにより、2画面出力が可能です。

またHDMI入力端子も搭載しているので、外部デバイスの映像を出力することが可能。たとえばゲームデバイスとPavilion All-in-One 24-xa0000jpをHDMIケーブルで接続することで、大画面で迫力ある映像を臨場溢れるサウンドで楽しむことができます。

HDMI出力端子にケーブルを接続して、24インチ液晶モニタに外部出力したところ(右がPavilion 24)。マルチディスプレイ環境を構築できるため、作業効率をアップできます。

HDMI入力端子にケーブルを接続して、ノートPCの画面を出力したところ。外付けモニタとして使用することができます。

各種設定が可能

右側面部に3つの設定ボタンが配置されています。

いずれかのボタンを押すと3つのアイコンが表示されます。

この状態で一番上のボタンを押すと「基本」画面が表示されます。

真ん中のボタンを押すとHDMI入力の切替が可能。

一番下のボタンを押すと、表示モードの切替を実行できます(標準/低ブルーライト/読書/夜間)。

「基本」画面。この画面ではモードを変更できます。「標準」「低ブルーライト」「読書」「夜間」の4つのモードの中から選択可能。

状況に応じてモードを簡単に変更できるのは便利です。

「詳細」を押すと、詳細メニューが表示されます。さきほどの基本設定に表示されたモードに加えて「ゲーム」「写真」「カスタム」の各モードを選択できます。

「スケジューラ」メニューで特定のモードを設定する時間をスケジュールしたり、「調整」メニューから輝度/コントラスト/オーディオを調整したり、「色」メニューから色合いを変更したりすることができます。

8)各パーツをチェック

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpの各パーツをチェックします。

左側面部の一番下に電源ボタンが配置されています。

背面部。

上部に、収納可能なWebカメラが配置されています。

背面部の左下に端子類が配置されています。

写真左から順に、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、メディアカードリーダー、USB Type-C 3.1 Gen 1 ×2、USB 3.1 Gen 1 ×3、(うち1ポートはバッテリーチャージ機能対応)、HDMI出力端子、HDMI入力端子、ネットワークポート(RJ-45)、電源コネクターが配置されています。

端子類はすべて背面部に配置されています。両側面部に端子類は搭載されてないため、デバイス/ケーブルを接続するときにいちいち背面部をのぞき込む必要があります。

電源ケーブルを接続したところ。

9)同梱物をチェック

Pavilion All-in-One 24-xa0000jpの同梱物をチェックします。

ワイヤレスのキーボードとマウスが同梱されます。

ブラックモデルにはブラックのキーボード/マウスが、ホワイトモデルにはホワイトのキーボード/マウスが同梱されるため、統一感があります。

同梱されるレシーバーをUSB端子に接続して使用します。

キーボード。重量があるので簡単には動きません。しっかりとタイピングできます。

キーストローク浅めですが、反発があり、慣れれば使いやすいですね。しっかりめの打鍵感です。キーピッチは広く窮屈な感じはありません。キートップは滑りにくいです。

backspaceキーとinsertキーの間のスペースが狭め。もう少し広いと打ちやすいんですけどね。

マウス。奥行があり、手のひらをしっかりマウスに乗せられるので使いやすいです。

カーブもなだらかで握りやすいですね。ホイール部分の回転も滑らかです。

キーボードを使わない時は、本体下の台座部分に収納することができます。

ACアダプタと電源ケーブル(ACアダプタは、搭載するグラフィックスによって形状が異なる場合があります。レビュー機は、インテルUHDグラフィックス搭載モデルです)。

ACアダプタは結構大きめです。

平べったい形状をしています。

「HPパソコンナビ」という紙のマニュアルも同梱されています。

全ページカラーで、イラストもふんだんに使われています。200ページを超すボリュームなのでいろいろ参考になると思います。

まとめ

以上、Pavilion All-in-One 24-xa0000jpについて解説しました。特徴をまとめると次のとおり。

  • オールインワンPC
  • ベゼル幅が狭く、スタイリッシュなデザイン
  • 充実した基本性能
  • 23.8インチタッチパネル液晶を搭載
  • サウンドがいい
  • Webカメラを格納可能
  • HDMI入力端子を搭載しており、外部デバイスの画面を表示できる
  • TVチューナー搭載モデルを用意

設置場所を取らないオールインワンPCなので、置き場所に大きなスペースを割きたくないが、性能面では妥協したくない、さらに大きな画面で作業したいという人にオススメです。

ベゼルが狭くスタイリッシュなデザインで、画面への没入度も高く、表示も綺麗。しかもサウンドがいいので、映像を気軽に堪能したい人にもオススメしたいですね。

*詳しくは、 HP Pavilion All-in-One 24-xa0000jp詳細情報 icon(HP Webページ)を参照してください。

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(更新日:2020年1月27日)