HP Stream Mini 200-020jp筐体内部レビュー

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HP Stream Mini 200-020jpでは、簡単に筐体内部にアクセスして、パーツを追加したりといったカスタマイズを行うことができます(Stream Miniの特徴については、StreaM Miniレビューを参照してください)。

HP Stream Mini筐体内部レビュー

内部には、メモリスロット(SO-DIMM) x2(空1)/2.5インチストレージx1 (空1)が用意されています。したがって、空いているスロットにパーツを増設することで、Stream Miniの性能をアップさせることが可能です。

ただし、増設は製品保証の対象外となります。つまり増設した後に障害が発生した場合は、保証の対象とならず自己責任となるのでご注意ください。
目次
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

1)筐体内部にアクセスする方法

Stream Miniの筐体内部へは簡単にアクセスすることができます。まず本体をひっくり返します。

底面部にあるゴムのカバーを取り外します。

ネジが姿を現しました。

3つのネジで留められているので、このネジをドライバで外します。

簡単に外れました。

筐体カバーはこんな感じになっています。

2)増設方法をチェック

Stream Miniでは、日本独自仕様として2.5インチドライブベイ用の増設キットが用意されています。増設キットには、説明書、SATAケーブル、ストレージ取り付け用ネジが入っています。

このキットを使えば、簡単に増設することが可能。特にStream Miniはデフォルトでは32GBの容量のSSDしか搭載していないので、大容量のデータを保存することができません。

2年間のMicrosoft OneDrive 200GBの利用権が付属しますが、やはりローカルでデータを保存できた方が何かと便利ですよね。

説明書に増設方法が図入りで詳しく解説されているので、これを見ながら増設作業をすれば、迷うことなく完了できると思います。

3)Stream Miniの筐体内部を詳しく解説

カバーを外した状態です。下側が本体の上面部になります。

横から見たところ。一番上には2.5インチストレージベイが配置されています。真ん中には、メモリ、SSD、一番下にはCPUが配置されています。

本体をコンパクトにするため、パーツが効率よく詰め込まれているのがわかりますね。

2.5インチストレージベイの4つの隅にあるネジをドライバで外します。

ネジは結構長め。

ストレージベイが外れました。

2.5インチストレージを増設する際には、ここに取り付けます。

ストレージベイを取り外すと、メモリとSSDが姿を現しました。

メモリスロットは2つ用意されており、その内の1つが空き状態。したがって、ここにメモリを増設することが可能です。

こちらにはM.2 SSDが配置されています。

メモリは簡単に取り外すことが可能。

2.5インチストレージを増設する場合には、SATAケーブルを、隅にあるパーツに接続します。

接続するには、このパーツをちょっとだけ上に引っ張り上げ、そこにケーブルを噛ませます。

さきほどのメモリ/SSDが搭載した部分の裏側にCPUが配置されています。

冷却ファンの下にCPUがあります。

まとめ

以上、Stream Miniの筐体内部と増設方法について解説しました。

これだけコンパクトでありながらも、充実した拡張機能を備えているのがわかると思います。拡張すると、製品保証の対象外になってしまいますが、説明書を読みながら増設すれば、それほど難しくはないと思います。

デフォルトのStream Miniの構成の弱点であるストレージ容量の少なさをカバーできるうえ、メモリも増設することで、より快適な環境を構築することができると思いますよ。

使い勝手を向上させたい場合やパフォーマンスを引き上げたい場合には、是非増設を検討してみてください。